劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班のレビュー・感想・評価
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「現実を変える」という間違った「夢」 もう必要のない概念の最後
物語はとても面白い。2018年の韓国ドラマを日本版としてリメイクし、映画化したようだ。 「1台」のバッテリー切れの無線機が過去と未来をつなぐファンタジー。都合よく入り、また途切れてしまう。ってか、ミノフスキー粒子かいっ! どうしても現実を変えたいという願望が、この物語の核であり動機である。 過去と未来の両方から事件を追う。そして架空の捜査本部「警視庁長期未解決事件捜査班」 一般的に誰もが持つこの願望がこの作品として表現されている。これは認める。その通りだ。 いただけないのが「記憶」 無線の秘密を知る者だけが両方の記憶を持つという設定。 SFやファンタジーとして成り立たない。 しかしこの物語を見て思ったのが、日本、アメリカも、ほぼすべての国が抱えている「共産化」 に向かっていませんか? という疑問。 作中の官房長官と警察の癒着 その構図は中共そのものではないのだろうか? または権力者とそれ以外という構図。このあたりから、政治家の皆さんどこかの外交官に入れ知恵されていませんか? 作品が伝えているのが、汚職、癒着「腐った政治家の顔色を窺うようになった警察。こうすることでしか今の警察は変えられない」という「本当の現実」。このセリフには共感した。そして彼がスプリンクラーのスイッチを押すという動作。おそらくそれなりの数の視聴者は「押せ!」と思ったと思う。日本を変えたい願望がそこにあったのは認める。確かにそう思った。確かにそうでもしなければ腐った組織は変えられないのかもしれない。 主役の彼が言った「あきらめなければ未来は変わる」 しかし、その手段は「あの無線」でしかできないのではありませんか? それがあるから、そんなたわごとが言えるのでは? せっかくの彼の普遍的セリフに、説得力はないです。 さて、確かに犯人の動機も明確で強く、行為はさておき、共感できる。 しかしあの犯罪実行グループはどこから来た? 彼らの執拗なまでのモチベーションの正体がわからない。ガッチャマンのギャラクターかよ。 なぜ実行グループ3人を確保しただけで事件が終わったのだろう? 描き方に雑さが残る。 実際の事件 2002年起きた石井紘基議員暗殺事件 これが実際の政治家による事件だ。これによって後に作られた特定秘密保護法。これによって議員であってもすべての文書を閲覧できないようにしたのだ。これがこの国の「現実だ」 現実は変わらないし変えられない。でも、自分自身の気持ちは変えることができる。これが真理だ。映画「メッセージ」がそれを伝えている。 映画は今、現実を変えるという概念から、今そう思ってしまっている自分自身を変えるという概念にシフトしつつあるのだと思う。 面白かったけど、突っ込みたくなる所も多く、それなりに楽しめた。
楽しめました
テレビドラマも見ていました。 現実離れしてるけどドラマだからこれでよし。 特別視聴率が良かった印象もないけど、映画化されたんですねー 正直どんなドラマか忘れてたけど、冒頭にちゃんとテレビドラマのおさらいシーンがふんだんに盛り込んでいるので、本編の入りがスムーズで評価できる。 分かってるじゃん。 警察組織が腐ってるという題材はドラマにしやすいんですな〜
続くのかな?
2023年9月24日 劇場版 #シグナル #長期未解決事件捜査班 (2020年)鑑賞 韓国ドラマをリメイクしたドラマの映画化 一台の無線機によって時空を超えて繋がった2人の刑事が協力して未解決事件の解決に挑む ストーリーとしては、よくある警察の汚職モノ #BTS が主題歌歌ってたの今更気づいた
映画は不要だった。。
ドラマの出来が良かったので映画にも期待したけどこれは酷い、何度も観るのやめようと思ってしまいました。。 ストーリーの見飽きた感が半端ない!w 映画版だけ日本オリジナルストーリーとのことなので、余計にがっかりです。 最後のシーンが良くわからん。。 完結しちゃってください!
無理に作った気が…
そもそも過去とつながる無線機自体に無理があるのに、話に無理があり過ぎ… テレビ版はSF的でそれなりに見えたのですが、今回は警察内のドロドロがテーマになっていて、普通に刑事ものの話だったので、シグナルのもつSF的なものが余計かな… ただ、吉瀬美智子さんはかわいい♥
ドラマを観てから
突込みどころありすぎですが、泣いてしまいました。 ドラマが好きだったので続きあるならみたいですよね、皆さん。 街中であんなにドンぱちやって大丈夫なの? いきなりのアクション何?映画だから?強すぎ。 普段オラオラキャラのイメージが強い北村さんが素直なのがなんだか可愛い。 組織的陰謀に巻き込まれそうになっても、簡単に誤解解ける? 最後、普通にハッピーエンドで良かったよね。サプライズいらない。
んん?
やっと会えた?!と思ったら…。んん?どうゆうこと? あきらめなければ未来は変わる。非現実的なストーリーも、坂口健太郎も吉瀬美智子も北村一輝も好きだから楽しんで見れたが…。 ラストにんん?ってなった笑
ドラマ版ほどは
二つの時間軸を結びつける壊れかけた無線機により未来変革のSF要素もあるクライムサスペンス。 韓国ドラマのリメイク作品から日本版オリジナルの劇場版として制作された。 本作においても坂口健太郎演じる三枝と吉瀬美智子演じる櫻井たち警視庁未解決事件捜査班と過去の時間軸にいる北村一輝演じる所轄刑事大山が連携して連続事件の謎を追い、未来変革の可能性を追い求める。 テーマは「サリン」を彷彿とさせる化学兵器であり、過去(2000年代初頭)に発生した「地下鉄サリン事件」を想起させるカルト教団による無差別大量殺人事件と警察が押収した化学兵器の行方。そして、事件の決着に関与した政治家、警察官僚たちへの交通事故を装ったテロ殺害事件の接点を三枝たちが追い求めていく。 ドラマ版では生存が確定し、入庁した三枝、成長した櫻井と対面する筈だった大山がやはり殉職していた。 鍵となるのは大山が偶然居合わせ目撃してしまった交通事故を装った化学兵器による殺人事件における重要な目撃証言であり、同様の手口が約20年後にも用いられていた。 しかし、手口を暴いたことで決着した筈のテロ事件が未解決であるとなり、過去に大山の提出した調書は黒塗りにされ、大山と三枝も黒幕に命を狙われることになっていく。 三枝は大山の顔しか知らず、大山は三枝の顔も知らない。 二人を知るのは大山の後輩で三枝の先輩であるヒロインの櫻井のみ。 その三人の絶対的な信頼関係が警察組織の巨大な陰謀と、ある男の復讐劇を暴いていく。 ベースとなる前提が秀逸であり、繋がったり繋がらなかったりする無線機の気まぐれが思うように捜査を進展させず、事件捜査で巻き添えに遭う人々の生死も解決結果次第で変化し、三枝や大山の記憶認知も書き換わる。 本作では肝心な場面で茅の外に置かれる大山のこともあり、全体としては物足りなさを感じる。 ドラマ版のクライマックスは罠に掛かった大山とそれを救出する櫻井にあり、三枝は頭脳派として大山救出作戦の指揮官に位置していたのでとてもバランスが良かった。 つまり、そっちの展開の方が良く、三枝が犯人と直接対峙するのはなにか違う。
ドラマは観ていませんが、話に入り込みやすく楽しめました。 過去と現...
ドラマは観ていませんが、話に入り込みやすく楽しめました。 過去と現在が交錯してリンクしていくところがおもしろい。 ラストはきっと続くのかな。ドラマ観てみようと思います。
映画である理由
連続テレビドラマの映画化って何なんでしょうね。 観客側のメリットがあればそれでも良いのでしょうが。 本作ではそのメリットをちっとも感じられませんでした。 テレビはまぁまぁ面白かったですよ。 韓国版は見てないですが、TV版は連ドラの持つ良さが 表れていたと思います。 テレビだから・・・という気軽さでSF的解釈にツッコミを 入れないで楽しめたしね。 しかし、本作は全然ダメでした。 SF的解釈はこの際置いておいて、 脚本がダメすぎでした。アクションの見せ方や それぞれの人物の行動とかめちゃくちゃでした。 映画にするなら、ちゃんと映画として成立させてほしい。 それが最低条件。 テレビ見てない人はちっとも楽しめない内容だったのでは? 演技の間の取り方にも腹が立つほどでした。 トランシーバーのやり取りや、実行犯との闘いのシーン。 ラストシーンにいたるまで・・・。 もっとちゃんと映画作ってほしかった。
警察職員の服務宣言
TVシリーズは時間配分が仇となり退屈な人間ドラマにうんざりしたが映画版は尺が決まってるので起承転結を進行させないと尺が足りなくなるので映画版の方が話が分かりやすい。先に映画版を公開してからエピソードゼロのようにしてTVシリーズをOAした方が良かったと思う。タイムスリップで未来を変えるという意味ではバック・トゥ・ザ・フューチャーかターミネーターか。バック・トゥ・ザ・フューチャーはコメディだから血生臭いという意味ではターミネーターに近い。それにしても奈緒。大人の事情で出番を大幅に削除されて端役に近い脇役。但し未来社会で恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜という作品で主演の杉咲花の姉役という大役(相手役/準主役級)に起用される。更には世にも奇妙な物語のような短編ながらも初主演(星新一の不思議な不思議な短編ドラマ)。作品のテーマである未来を変えた。
雰囲気は厳かだけど設定がチープ
もともと科学考証気にしちゃだめな作品なのだけど、チープすぎて飲み込めない設定が多くて無理だった。特にヘロンの設定や最後のスプリンクラー周りなど無理があり過ぎ。 作風が格好つけた渋めな感じなので、よりチープさが際立ってしまっている。映画なので事件を大きく見せたり、派手なシーンを入れるために無理をし過ぎたのでは。
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