劇場公開日 2021年4月2日

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「よかった!」劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班 甘党さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0よかった!

2021年4月18日
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鑑賞方法:映画館

前評判を見て、あまり期待しないで行ったけれど、すごくよかったと思う。
時間を超える系の設定で矛盾や無理が生じてしまうのは仕方ないと思うので、そこについてあまり突っ込むことはしない。(ドラマ版もすべて視聴済み。)
感想としては、まず坂口さん。三枝という役に彼の清廉な佇まいが合っていると以前から感じていた。今回アクション要素がかなり強く出ていると聞いて、うーん?と思っていたが、いい意味で期待を裏切られた。確かに強いのだが、やってやった!という勝ち方というよりは、逃げるため・身を守るためのアクションも多く(息遣いが痛そうでよかった。変な意味でなく)映画にするにはこういう見せ場も必要なんだろうなと。あと、彼は激しい感情を抑える演技が本当にうまいと感じる。わざとらしくない。豪華なキャストの中でも食われず、しかし悪目立ちもしない。当たり役だったのかもしれない。(ちょっと褒めすぎかな?)
いろいろな思惑や事件が絡み合ってのものではあったが、今回の主な事件はテロということで、三枝と大山の絡みや二人の協力で解決した感がドラマの時よりも薄く感じたのは仕方ないかな。ラストもあれでよかったのではと個人的には思う。未解決事件がひとつもなくなったわけじゃないし。続編のためにという声もあるが、どうとでもとれそうな感じはする。続編やってくれたら嬉しいけど。

というわけで、映画素人の一感想ではあるけれど、すごくよかった。上映館が増えればいいなあ。

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甘党