「ジブリ版耳をすませばからの卒業そして前へ」耳をすませば たくやさんの映画レビュー(感想・評価)
ジブリ版耳をすませばからの卒業そして前へ
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耳をすませばといえはカントリーロード
バイオリンとチェロ、イタリアに行く、ある意味雫のストーカーチックに本を先取りして借りるところ、聖司の兄はいないなどはジブリに寄せていますが
姉がいたり昔のストーリーだったり雫の性格は原作漫画を元にしており
こってりラーメンのジブリの味ではなく超あっさりでスッキリ味の耳をすませばを見せていただきました。
爽やかで明るい聖司と雫の2人のストーリー
ジブリはお爺さんがメイン級でしたが漫画版のやはり2人のストーリー。ジブリとも漫画とも全く違うと言っていいオリジナル版の耳をすませばの世界観の続編として楽しめました。
まさに、融合でも統一でもなくジブリと漫画の統合した世界観です。
見られる方は是非漫画を見てください。
漫画を見ないとなぜそんなに爽やかなの明るいの?とかわけわからないです。
最近はこれでもかーと言わんばかりに伏線や話が凝っていて視聴者に考える余地を与えていません。
この映画はまさに皆様が耳をすまして一人一人が心の中でそれぞれの答えを見つける令和にふさわしい最高の映画でした。
私自身1995年の時耳をすませばを観て歴史が動くと確信しましたが、おそらくこれはB級映画という評価で大衆には響くことはないと思います。でも私にとってはこれでいい。この映画で前を向いて生きていける。自分の耳をすませばの答えがそこにあった。そんな映画でした。
ラストは普通におめでとう🎉そして号泣しました。
耳をすまして、耳をすませばをご鑑賞ください。
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