「色々惜しい」モービウス レインさんの映画レビュー(感想・評価)
色々惜しい
アメコミ原作だそうだが、内容的には古典的吸血鬼。
現代風に科学的エッセンスはあるが、直球のホラーなので、マーベル好きでなくとも楽しめると思う。
ただ、コロナ禍、そしておまけシーンがノーウェイホームの後でないと訳わからないので仕方ないけど、
公開が遅れたのは不運。
去年夏公開ならそれなりに高評価だっただろうけど、
今見るとちょっと物足りない。
何より同じコウモリキャラの「ザ・バットマン」と公開時期が被ってしまったのが痛い。
でも、ジャレッド・レトの名演はさすが。
彼はハウスオブグッチやダラスバイヤーズクラブが印象的だけど、
スーサイドスクワッドではジョーカーを演じていて、
マーベル・DC両方のヴィランを演じた事になるね。
PS:生き血を吸ってパワーのあるライバルより、人工血液でやりくりしている主人公の方が色んな能力を使いこなせているのは、
医学の知識のある主人公が、彼の指示の元に医師に血清を投与してもらったのに対し、
医師でないライバルは適当に注射してしまったのかな?
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