「2人とも悪人顔だな」モービウス せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)
2人とも悪人顔だな
新鮮な血液を定期的に送らなければならない難病を抱えたモービウスが、その治療薬を自分に投与したら凶暴になっちゃった話。
本来ならスパイダーマンのヴィランなのでしょうがないのだけど、モービウスとその親友マルロが2人とも悪人顔で、2人一緒に歩いてたら絶対職質されそうな風貌。でも、薬を打った後モービウスは急に可愛い目したジャレット・レトになるのに対して今作のヴィランとなるマルロは全く変わらないのが(笑)
アクションは、高速スピードでその幻影(?)が移動すると残るみたいなの、今までこの手の作品では沢山見たことある感じで特に真新しさはない。でもこのソニーのスパイダーマンシリーズは『ヴェノム』のように軽く楽しめるタイプの作品なのでまぁ良いでしょう。
あと、モービウスが感覚鋭くなったから部屋の振動や風の音が聞こえるみたいな表現、あれ完全にIMAXで上映前に体感させられる映像(「ここは世界最高の映像を、、」みたいなやつ)とほぼ一緒じゃない?!(笑)
モービウス、自分の体で血液を作り出せるようにしたかったのに薬打った後も結局血が必要な体なの全然病気治ってなくて笑う。
今後のスパイダーマン登場を予感させるラストだったけど、今回のモービウスの話親友が闇落ちしちゃうのがスパイダーマンと似てるから協力し合えるんじゃない?
それにしてもこのスパイダーマン周りのマルチバースはソニーとディズニーの権利の移動を可視化してくれてるだかなんだよな。ノーウェイホームでもうスパイダーマン充分なんだが、皆すごい好きなんだねスパイダーマン。
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