「癖になる作品。」さんかく窓の外側は夜 Ryoさんの映画レビュー(感想・評価)
癖になる作品。
本日3回目の鑑賞。原作もパンフレットも読み、内容や展開が分かった上での鑑賞だったが、1回目2回目とは違う場面で鳥肌が立ち、BGMや効果音との相乗効果にゾクゾクする。
原作のコミカルさやBL要素が良い意味で濾過された演出、精神を揺さぶられるような映像。
メッセージ性のある作品なのに決して押し付けがましくない。
俳優陣の美しさはもちろん、森ガキ監督の『引き算演出』で、主演2人の対照的な価値観が分かりやすく描かれている。
SNS先行の時代に、言霊の作用を改めて問う作品。
さんかく窓の外側にいる人間として、観るたびに考えさせられる。
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