「惜しい」さんかく窓の外側は夜 みみずさんの映画レビュー(感想・評価)
惜しい
前半は良かった。
主演2人の設定もミステリアスでアトラクティブ、
後半の展開に期待が高まった。
さらには平手が登場し、
対決構図が鮮明になるかと思われた。
その一方、霊が対象だったはずなのに、
呪いが前面に押し出されて違和感が生じた。
後半はその齟齬がどんどん大きくなった。
各々のバックグラウンドが明らかになるにつれ、
志尊だけが馴染まないように思えた。
何となくストンと落ちないまま、
続編をにおわせるラスト。
全体的なテイストは悪くない。
続編でこのトリオの活躍も観てみたい。
特に、平手には時にはっとさせられる。
それだけにもっと単純なつくりで良かったように感じた。
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