劇場公開日 2021年1月22日

  • 予告編を見る

「アイデアは良い。けどなんか宗教団体との関係性含め不自然。【iPad故障、故に尻切れトンボ、すいません。】」さんかく窓の外側は夜 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5アイデアは良い。けどなんか宗教団体との関係性含め不自然。【iPad故障、故に尻切れトンボ、すいません。】

2021年1月23日
iPhoneアプリから投稿

霊が見える普通の書店員の三角くん、彼を雇う除霊で祓える冷川、呪いを操れる女子高生非浦英莉可
霊も呪いも受け付けない刑事の半澤。
冷川はかって神の子として宗教団体で崇められていたが、目の前で呪いをかけた信者に母親を殺され
逆に非浦は同じく通り魔に母を殺され、怨念、呪いに覚醒する。そして冷川がかって育てられた宗教団体の元信者が興した新興宗教の手先となる。

刑事の依頼で三角くんと冷川が事件解決、といっても「3人バラバラ殺人」「刑事の妻への呪い(非浦がかけた)を取り除く」の2つのエピソードだけで、なんか非浦がかけた政治家がらみの呪いはなんか余計なエピソードに感じた。
そもそも三角くん以外の2人は相当なワルなわけで、そもそも除霊業始める理由もよくわからない。

何で呪いの貯蓄箱の「貯金箱」の解放みたいなので、結局3人が和解って、意味わからないし。
宗教団体がカレイドスコープ、つうか血のついた万華鏡を根拠に新旧受け継がれるんだけどなんか胡散臭い。飛躍して意味がわからない。

どうでもいいけどこの映画、パンフレットだけは特筆すべきスタイリッシュ。
この映画の要点は私的には「なにゆえ、ヒウラエリカにだまされた」と悪霊が叫ぶのかよくわからない点と、ただこの映画の刑事みたいに「信じないものは強い。呪いも、幽霊も関係ない」というのは結論として真理でしょ。宗教も本当に力があるならこの映画のように人を支配する悪でしかない。耳が痛いでしょ、新興宗教の信者さん。

ただ

満塁本塁打