劇場公開日 2020年11月20日

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「観てて少し辛くなることも(秋田県民です)。」泣く子はいねぇが mamanonさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0観てて少し辛くなることも(秋田県民です)。

2021年1月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

自分の知ってる場所が映るかな、くらいのノリで観に行きました。
全体的にダークで、ちょっと目を背けたくなるような日常とか、まあ秋田だし仕方ないよね、ってな場面がいくつかありましたが・・・伝統行事の在り方など、リアルに直面してる問題がさらけ出されてて、秋田に住む人間としては色々考えさせられる映画でした。

閉鎖的な秋田の文化がうまく表現されてる映画かな、と。
個人的には、ババヘラのおばちゃんが「おめ、酒飲んでねべな」っつーシーンで声出して笑っちゃいました(笑)。

保育園に行ったものの、どれが自分の子供なのか分からない・・・あれが切なかった。
ああいう時の太賀くんの表情は秀逸ですね。ナイスキャスト!
演技は素晴らしいんですが、余さんの秋田弁がほんのちょっとイマイチだったので★一つマイナスです。なんていうか~、仕方ないんですが、どうしてもババヘラのおばちゃん達と比べちゃって(笑)。ババヘラの方々は秋田の方ですか?もうホント、訛りが近所のかあさんでした(笑)。

最後のシーンですが、いきなり座敷の一番奥の子供までまっすぐ進んで「なぎーーーーっ!」って叫んだら、普通「え?」ってなるとこですが、そこが秋田弁の「泣げーーーーーーーっ!」とうまくかぶってて、あ、だから「凪」って名前なんだ?!って勝手に納得した私でした。

mamanon
125さんのコメント
2022年2月21日

こんにちは。
凪の名前にそういう意味があるとは。「泣げ(泣け)」って秋田の方だからこそ気づかれたんですね!全然分かってませんでした。^_^
最後なまはげが叫べば叫ぶほど涙が出てきました。

125