「ざわちんとNG集の是非」私がモテてどうすんだ 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
ざわちんとNG集の是非
2020年映画館鑑賞45作品目
原作未読
デブが痩せてモテるというありがちな話
そんなありふれた素材をうまく料理した人が成功者(カネモチ)になれるのだ
ありがちな話に腐女子要素をプラスしたのが良かった
精神的ショックで食べなくなったくらいで女子は簡単に痩せません
内臓脂肪なら減るかもしれないが皮下脂肪は頑固
でもこの世界観は受け入れなければいけない
コメディー映画は馬鹿馬鹿しいくらいがちょうどいい
だがその馬鹿馬鹿しさは程よいものでなければいけない
馬鹿馬鹿しい映画が嫌いな人には向いていない
オタクだからモテないわけではない
ルックスと言動が大事なのだ
いきなりミュージカル
痩せてる方のヒロインはダンスがうまい
E-girlsにもこういうコがいたんだね
ぽっちゃりの方のヒロインは『ソロモンの偽証』途中で死んじゃう役の富田望生
大抜擢ではないか
大きなスクリーンでドアップがちょくちょく
スターの仲間入りだね
きっといわき市の身内も喜んでいるだろう
デブが痩せて綺麗になる話といえば最近では『どすこい!すけひら』があるが太っている役も痩せている役も同一人物だ
これは二人一役
富田には悪いが痩せてもあんなに綺麗にはならないだろう
太っているときと痩せているときの髪型が違うのはいろいろ理由があるだろうが意味不明で減点ポイントだ
僕はオタクじゃないし腐女子でもないし同性愛者でもないので面白がる反面で若干引いていた部分もある
ニコニコ動画的表現はオタク映画で定番だがあれは邪魔で嫌いなのでなるべくなら消したい
誰か1人決めたあとなんだかもやっとした感じがしたので減点ポイント
イケメン4人のうち誰か1人決めるなんてそりゃ決められないよ
女は知らんが野郎ならヒロインの気持ちがわかるはずだ
本編の最後はインド映画のようなダンス
ざわちんはいらなかった
ざわちんは好きだがこの作品には必要無かった
若手俳優で良かったのではないか
オリンピックが延期になったせいで滝川クリステルが滑っていたのが痛すぎる
エンドクレジット終了のあとでああいうのは初めて見た
NG集はジャッキーぽくエンドロールの最中でいい
あんなもんはDVD特典の定番じゃないか
面白いか面白くないかといえば間違いなく面白い
あまり期待はしてなかったが良かった
今回二科役の中山咲月と琴葉役の有希美晴とあまね役の上原美矩と坂下役の坂口涼太郎が印象に残った