「腐女子視点を楽しめる人にはオススメだと思う」私がモテてどうすんだ 三国さんの映画レビュー(感想・評価)
腐女子視点を楽しめる人にはオススメだと思う
腐女子文化を理解してるヲタク(自ら進んでBLを読むことはほとんどないが、読んだことはある人間)の感想です。
原作は読んでいませんが、アニメはリアタイで見てましたので、主人公の変化はわかった上での鑑賞でした。
タイトルにも書いた通り、腐女子視点を楽しめる人にとっては、「分かるー!」「それなー!」「尊い……!」って思いながら見れる作品だと思います。
あと、クスッと笑えます。
この作品は腐女子の主人公がメインですが、イケメン男子4人に言い寄られるところは、乙女ゲーム的要素もあるので、そういう作品にも理解があるとより楽しめると思います。
逆を言えば、そういったもの(腐女子文化)が嫌いな方、抵抗がある方は受け入れられないと思います。
他の方のレビューも読みましたが、この作品を楽しめるかどうか、最初の入り口は腐女子視点を楽しめるかどうかだと思いました。
イケメンたちが、主人公が腐女子だと分かったあと、引きつつも、主人公本人を拒否や拒絶しないあたり、内面の多様性を認めているとは思います。
見た目に対して、痩せていたほうがいいと自分都合のところもありますが、それはそれでリアルな男の子らしさなのかもしれません。
そのくだりについては、男子それぞれの考え方価値観が表れていて、それも含めて、この中だったら誰がいいんだろう?と考えるきっかけになると思います。
ヲタクだったら楽しめる、イケメン好きだったら楽しめるというわけではなく、腐女子視点で楽しめることができる人にとって、面白く楽しめる作品になっているかと思います。
☆3.5にしたのは、腐女子視点を楽しめるかどうかという、好き嫌いがはっきり分かれる作品だろうなと思い、この点数をつけました。