米中開戦 20XX年 悪魔のシナリオのレビュー・感想・評価
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ウクライナ戦争以前の作品なので、2025年の目で見ると、ちょっと古いかなという感覚になります
米中開戦 20XX年: 悪魔のシナリオ
2019年
かなりまともに核戦争の始まりがあっという間なエスカレーションしていく様子を描いています
政治的なことは、何も取り上げられません、なぜそういう事態に至ったかについても何もわかりません
戦場はタイトルからして台湾やその近くの南シナ海か東シナ海化とおもいきや北朝鮮東海岸です
ある米軍兵士の家族を中心にして、パタパタと世界大戦が始まっていくのをもどうすることもできずにニュースで傍観しているうちに起こって行くのを一般人の視点で描くことがメインです
テロリストがサイバー攻撃で戦争を誘発してとかは、そんなこと、考えてる奴もいるかも?でももしいたとしたらこうした捜査もあるはずとして描いているのですが、今なら、SNS で情報をねじ曲げられてあらぬ方向に世論が暴走させようする勢力が今後出てくる危険性を訴えようとするシーンになったかと思います
この様に、ウクライナ戦争以前の作品なので、2025年の目で見ると、ちょっと古いかなという感覚になります
それだけ私達は未来に進んでしまったのですね
そして、ウクライナ戦争は核戦争の瀬戸際にあることを今更ながらに私達は忘れているのではないかと思い知らされました
核での火遊びをしていることに気がついて冷や汗が出てきます
かと言ってロシアを本当に怒らせて、追い詰めないようにすると、ロシアの肩を持ってウクライナを見捨てたように見えてさんざんに非難されてしまいます
それがいまココのトランプ政権なのかも知れません
本作のサブタイトルは第四次世界大戦です
第三次世界大戦はもう行われているという意味かと思います
核爆弾の応酬を第四次とすれば、その前に核を使わない第三次世界大戦があり、そこまでで絶対にエスカレーションを食い止めなくてはならないということが言外のメッセージだと思いました
蛇足
良く似たタイトルがあります
米露開戦 20XX年:破滅のシナリオ
こちらは2023年の作品
ウクライナ戦争の最中ですが
こちらの作成は、そんなことよりAI を使った僕の考える最強戦闘機のお話でトンデモ映画がさらに酷くなっています
まあ.見るには見たけど、
学校で議論を促すための教材レベル
要するに『世界最終戦争』なんだけど…『キャシャーン』並の駄作
酷評の嵐だが、東宝映画『世界大戦争』の現代的翻案とみれば、本作は立派な反戦映画足り得ている。
低予算映画かつ制作者の怠慢ゆえか、戦闘場面のショボさや軍事考証の甘さが目につくが、そもそも『米中開戦』という邦題をつけた人が悪いのであって、『世界最終戦争』が内容に合致したタイトルだろう。
なお、動機不明のハッカーが世界最終戦争を引き起こすという筋立ては、尤もらしくプロットを体裁付けるだけのもので、たいして意味を為さない。
制作者は、戦争なんて、些細なことから、恐怖の総和(『トータル・フィアーズ』)が徐々に高まり、最期は核戦争になっちゃうから、ダメなんだよね。やっぱ平和が第一よ!みたいなことがいいたいのかな?
まあ、この手の映画は、邦画なら『世界最終戦争』があるし、ジョン・バダムの『ウォー・ゲーム』や『トータル・フィアーズ』を直ちに想起しちゃうんだけど、ん~なんか、やたら音響がデカすぎて、テーマの深刻さや緊張感が少しも伝わらないのね。
反戦平和という志が高すぎて、プロットが生きない典型的作品だとおもう。
でも、円盤で70円(実は私、愚かにも新作で借りたから250円払いましたが)ぐらいなら、まあ、とてつもなく凡庸で陳腐な映画をみたいなら、ちょうどいいのかも。
それにしても、コケオドシとハッタリを散々重ねた挙げ句、綺麗事を宣う映画といえば、『キャシャーン』があったか。そういう観点で観るなら、駄作としては、抜きん出ている。
まあ、本作は、低予算映画だから、笑って許せるから、いいか笑
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