「リアルの功罪」プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
リアルの功罪
1970年代。アパルトヘイトに反対し、政治犯として投獄された活動家の脱獄を描く物語。
ダニエル・ラドクリフが主人公を演じた作品ですね。ラドクリフは地味な役柄が多いですが、良い役者さんになりました。
物語は、副題通りに、脱獄を防ぐ扉を一つ一つクリアしていく様を、緊迫感たっぷりに描きます。
鍵を落とした時の息遣いや汗がとても迫力があり、緊迫感を煽ります。
囚人のストレス等も描き、閉塞感をしっかりと描いていることも良いですね。
実話を基にしていることもありますが、良く言えばリアル。悪く言えば起伏に乏しい印象を持ちます。もう少し、刑務所の酷さ等を描ければメリハリもついたかもしれません。
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