「木製の鍵…」プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
木製の鍵…
クリックして本文を読む
いつ折れて詰まってしまうのだろうか、とハラハラする。鉄錠がよく開くなと感心してしまった。デニスもラストは脱獄に加わる、あるいは仲間の誰かが密告するなどあらゆる事を考えてしまったが、そこは実話ベース。ある意味、政治犯は共に逃げなかったけど一致団結していた。パピヨンのような劣悪な刑務所、残酷な看守たちでないので、見つかったらヤバいという恐怖感はあまり感じなかったけど、見つかったら本当に終身刑、あるいは死刑という、実話だけにそこがリアリティあって緊張感はあった。喜んでないで、早く逃げろ、最後誰か撃たれるなど想像したけど、3人無事脱獄できて良かった。アパルトヘイトという悪法があったから、彼らのような被害者がいたわけで酷い話なのだが、映画でもう少し、アパルトヘイトの酷さを出したら、より深みあるものになった気がする。
コメントする