「怖いときは目をつぶって五つ数える」ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷 うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)
怖いときは目をつぶって五つ数える
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呪怨の呪いに晒された人々を描くが、邦画の呪怨を観てきたファンなら解ると思うが「あそこはヤバい」「この展開は怖い」「行っちゃ行けない」と感じる程ではない。
日本版の「呪怨」に出てきた、あの薄暗い家普通に入りたくないと思わせる…あの禍々しさは日本人でないと怖く感じないのだろうか?
故に今作の「ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷」監督もニコラスペッシェは如何にも洋風に変化した呪いを産み出した。
だからと言って食い入るような魅力は感じない。確かに、洋風の暗い屋敷で認知症の老人と居るだけで何かとありそうなのに、直接的な(指切ってるとか)の表現だけではストレート過ぎる気もする。
何とかしようとする人間も居らず、ただ時間軸を追って女性警官が捜査を繰り返すのみ。
事の終わった、ラストの乾いた感じは良かった。 警官宅の背景がただ続くのには変化を待ってしまう期待感を煽られたので観入ってしまった。
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