「笑いあり、涙あり」がんばれ!チョルス M hobbyさんの映画レビュー(感想・評価)
笑いあり、涙あり
クリックして本文を読む
主役のチョルスを演じたチャ・スンウォンさん。
背が高くて、ワイルドで。その見た目だけで十分な存在感ですが、そこへ来て素晴らしい演技力。
今回の役では、パンチパーマにヨレヨレのTシャツ。
知的障害のあるチョルスを演じています。
ある日見知らぬおばさんに突然車で拉致られ、病院へ。尿検査のカップいっぱいにおしっこを入れるシーンなんて、やっぱり韓国〜。爆笑してしまいました。
その病院で、頭ツルッツルの少女、セッピョルと出逢います。実はそのセッピョルがチョルスの実の娘だと知らされあーらビックリ。
彼らの過去が明かされるのはずいぶん後になります。前半は父と娘の大邱へのロードムービー。
そして後半は、チョルスの過去や、その過去に起きた事件が明らかになります。
街の人がやたらとチョルスに親切なのは、ルックスが良いからというわけではない。。。
前半からたくさんの伏線がありましたが、後半には全てクリアになるのがスッキリしていて良い。
ちょいちょい、韓国ドラマと連動して話が進むのも面白い。たくさん笑わせてくれた後に、後半は感動の嵐。
チョルスが自分の事をなぜバカなんだと叩くシーン。
セッピョルと向き合って話すシーン。
義母から婿であるチョルスへと初めて温かい言葉をかけるシーン。
たくさんの人が骨髄移植へと協力するシーンなど。
チョルスの人柄の良さにジーンとさせられ、子役の演技がうま過ぎて、涙が溢れます。
コメントする