「戦争は悲劇しか生まない」コリーニ事件 ジャーニーさんの映画レビュー(感想・評価)
戦争は悲劇しか生まない
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動き出すまでがちょっと長く感じたが、ピザ屋のお姉ちゃんあたりから(笑)は一気に引き込まれた。
よその子を育てるくらい「良い人」が何を?
仕事で悪どいことやってた?
コリーニは元従業員とか?
いろいろ想像してたが、戦争の陰がここにも…そういうことだったのか、と。
法によって裁かれず逃れたナチスとその家族。
子孫まで広がれば相当な数だろうな。
自分の祖先が当時どんなことをしたか、考えたくもないだろう。
命令に従っただけだと思いたい気持ちもわかるが、そういう時代だったからという言い訳は許しがたい。
21世紀の独裁者が戦争を始めたが、派手な爆撃の映像はテレビでも観られるが、表には出ない場所で何が行われているか、現状わからない。
わからないが、奪還した地域の惨状を見れば一目瞭然である。
民間人殺害、暴行、略奪。明らかに戦争犯罪が行われている。
命令に従っただけなのか、自らそうしたのか。
逃れることなく裁かれることを願う。
どちらにとっても悲劇しか生まないのが戦争だと、独裁者はなぜわからないのだろうか。
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