「少年と鳥」グランド・ジャーニー Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
少年と鳥
組み合わせからして涙腺には劇薬であるが、それに違えぬ出来映え。両者の馴染む時間をしっかりかけて、文字通り飛び立つ。決まった髪型はボサボサに、白い肌は白人とは思えぬ色合いにまで変色する。白い肌でゲームで何が悪いか?という気持ちもあるが、やはりヘルメット被ったあの表情には揺さぶられる。
やはり決定打は渡り鳥と飛行機が一体に飛んでいる姿かな。あの姿を現実に見てしまったら、奇跡感があって誰もが心を奪われてしまう。絵の説得力が高い。
問題はこの親父。どのように弁護しても有罪。憎まれん顔でごまかされる。
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