「なんともかわいらしいラテンアメリカの魅力溢れる映画」ぶあいそうな手紙 ピンクマティーニさんの映画レビュー(感想・評価)
なんともかわいらしいラテンアメリカの魅力溢れる映画
マイベストムービーに加わる映画に出会ってしまった。
なんと可愛らしい愛すべき映画でしょう。
ラテンアメリカの市井の人々、ノスタルジックな室内の佇まい、嘘つきで手が速くて、でも感受性が高くて憎めない女の子、ウルグアイ節炸裂のおじいさん、放置される貧富の差、それでも溢れ出る若者たちのエネルギー。そしてシーンや言葉や音楽は美しい。
主人公2人の年の差は半世紀以上あるけれど、あくまで対等な関係が微笑ましい。
南米に住んでいたことがあるので、エピソードや冗談の一つ一つに笑ってしまう。
慈愛溢れるブラジルの女性監督にブラボー!
そしてコロナウィルス感染拡大で公開が延期になる中、日本で先行公開されたことの幸運に感謝。
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