劇場公開日 2020年9月4日

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行き止まりの世界に生まれてのレビュー・感想・評価

全62件中、41~60件目を表示

4.0何処にでもある日常なのか…

2020年9月19日
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ようたヨウタ

5.0スケートボード

2020年9月17日
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鑑賞方法:映画館

スケボーの映像がすごく良い。不思議なグルーヴを感じる。初めてスケボーの魅力を感じた。

自分、他者を通して知る自分に向き合った、ドキュメンタリーだ。
こんな作品、初めて観た。

監督の友人、家族である登場人物達も、この映画に参加する事で何か人生のコアに触れたような気がする。

もう一度映画館で観た。2020年11月22日
繊細な表情をカメラが捉えているのが、よくわかる。私たちは知ろうとすれば、表情や佇まいからこんなに人の感情がわかるのか、不思議な気がした。カメラを通してだから?

たぶん今年一番の感動作だ。

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Momoko

4.590年代半ばだけに限らず今もなお

2020年9月17日
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鑑賞方法:映画館

mid90sのドキュメンタリー版?と想定し鑑賞。
すみません。
「スケボーがあって仲間ができる」
点だけでした。共通点。

長い期間の撮影のドキュメンタリーなので、時間の流れで
登場人物たちの変遷が非常に興味深い。
こんなに人生のスタートから苦労を課せられる方々多いの?アメリカ?
って不安になる。
不幸の多様化みたいな感じ。

そりゃぁ「行き止まり感じちゃうよな」って。
流れちゃうよな、そっちに。って。

けど、人間はしなやかで強い。
でもひとりっきりじゃ強くなれないんだろな・・・と、
その点が良く描かれています。

mid90sが人生の瞬間の切り取りだと僕は思ってます。
その切り取った人生のそのさきを描きているのが本作かなぁ?と
希望も落胆も悲しさも嬉しさも無力感も無敵感も、何もかもが
等身大の人間を描いていると思いました。

編集、とても良くできていると思います。

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バリカタ

4.0家庭環境が先か、社会構造が先か

2020年9月16日
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私は日本で、地方の所謂中間層と呼称される家庭に生まれ育った。
そんな純日本人の自分にすら、この映画の光景は余りに近しく、様々な思いをもたらした。

人は、出自の環境を選べない。

そして、その環境で育った社会が世界の全てだと疑わず、抗いもしない。
そんな幼少〜思春期を経て

地方では大半の人間が、自分の人生に対する問いを持つこともない、既定路線の人生行程。

学生時代が人生のピークだなんて、良くある話だ。

やがて成人となり、子孫を残し、そのまた子孫に繋ぐバトンリレーを繰り返し、行き止まりの世界はそこに在り続ける。

その世界が傾いた時に、そこの住民も堕ちていくのか?

或いは、その世界が全てではないと知っても、遅過ぎた気付きや無力を言い訳に抗うこともせず、言いようのない絶望を迎えて自ら堕ちていくのだろうか?
そして、それを無力な者への攻撃で、なんとか尊厳を維持しながら、そういう集団が歪んだ世界を作っていくのだろうか?

どちらにせよ、被害者はいつも弱者で、その連鎖が止まない皮肉。

どこかで読んだ一文がふと蘇った。

「人は、なりたくないと思った者に、いつかなるのよ。」

とても深くて、それが真実。

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グリーン

5.0絶対 mid90s とあわせて観るべき一本(傑作)

2020年9月16日
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泣ける

悲しい

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カールⅢ世

4.0俺が撮った、俺達の物語

2020年9月15日
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自身が10代の最初から、自分たちのスケボーを撮り続けてきた監督による、自分たちの映画。まさにドキュメンタリー。こういう映画が可能な時代なんだなあ、と感心。生まれた頃からの自分の動画があるのが当たり前だけでなく、自分が撮った自分たちの動画がある時代なんだ。

ただ、この映画は、その素材を生かした上で、自分たちの "最近" を、丁寧にインタビューというか、ライブ映像を撮り、ロックフォードという小さな貧乏な街と、そこに暮らす自分たちを、見事に描いてくれている。

いろいろある毎日の暮らし、基本的には面白くない暮らしの中で、いかにスケボーが彼らを支えているか、彼らにとってのスケボーの輝きは、めちゃくちゃ伝わってくる。それは、一番に監督の撮り方が上手いことに尽きる。そのスピード感、爽快さ、開放感は、スケボーをやっている者だからこそ撮れる映像じゃないかな。転んで痛そうなシーンですら、彼らの心が伝わってきたかのように「うまくいかなかったか、チクショ!」って気持ちになるよ。

黒人のキアー、白人のザック、東洋系のビン。メインに伝わってくるのは、3人の貧しく、暴力的な家庭環境の悲劇感ではなかった。そんな環境でも自分は抜け出そうともがく3人の姿が描かれ続けるので、とても気持ちのいい映画だと思う。

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CB

4.0スケボーうまい!

2020年9月14日
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思っていた以上にみんなスケボーうまくてカッコいい

スケボーやりたくなる映画

これ日本人が日本の地方都市で撮ったら、もっと暗くて「ザ・ノンフィクション」みたくなるよね

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うんこたれぞう

4.0撮る側も、撮られる側もセラピー

2020年9月11日
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12年をかけて友人たちを通して、自分を見つめるドキュメンタリー映画。

子どもの視点で、大人の事情を考え始めた子どもたちが、自分たちも親になり、大人になり、自立し。

同じ境遇、環境で育ったから素直に本音が吐けたのだと感じた。

DV、虐待、人種、子育てなど、いろんな社会問題を抱えるこの地域だからこそなのか。
苦しい状況を分かち合える仲間がいるから、助けられたり仲間から巣立っていったり。
撮る側にも目的があり、撮られたことで知る真実があって、でも、答えはみんな、自分のなかに持っていたように見えた

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ミツバチば~や

3.5微かな希望が見える気がした

2020年9月10日
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鑑賞方法:映画館

 映画としては観ているのがつらい作品だ。登場人物の多くが、自分では望まなかった状況に落ち込んでいく。全部が全部本人のせいという訳ではなく、全部が全部環境のせいという訳でもない。何が悪かったのだろうか。

 子供に「無限の可能性」などないことは大人なら誰でもわかっている。生まれ育った環境で既に将来は限定的になっているのだ。大都会の裕福で円満な家庭に生まれた子供と、紛争地域の貧乏で子沢山のあばら家に生まれた子供とでは、おのずから将来が異なる。
 本作品の主人公たちは、いずれも問題のある貧しい家庭に生まれ育った。その時点で既に将来は限られている。高等教育を受けられないから、自分なりの価値観を形成することができないまま大人になる。そうすると世間の価値観をそのまま受け入れることになる。ちゃんと働き、金を稼いで親孝行する、子供には高等教育を受けさせていい人生を歩ませるといった価値観だ。
 しかしそんな価値観は人生にとって本質的ではないことに次第に気づいていく。白人のザックは大人になって漸く気付きはじめるが、気付いたときには既に人生を台無しにしてしまっていた。

 中村元さんが訳した「ブッダのことば:スッタニパータ」によると「子のある者は子について喜び、また牛のある者は牛について喜ぶ。人間の執著するもとのものは喜びである。執著するもとのもののない人は実に喜ぶことがない」という悪魔パーピマンの問いに対して、ゴータマは「子のある者は子について憂い、また牛のある者は牛について憂う。実に人間の憂いは執著するもとのものである。執著するもとのもののない人は、憂うることがない」と答えている。
 避妊技術が発達して避妊具が行き渡っている先進国では、子供を作るかどうかはある程度計画的なテーマである。しかしそうでない地域もある。たとえば小競り合いのような戦闘がずっと続いているアフガニスタンでは、タリバンが支配した1996年には人口が1840万人だったのに現在では3000万人を超えている。治安が悪い地域、貧しい地域ほど子沢山の傾向があるのだ。
 本作品の舞台であるロックフォードもアフガニスタンほどではないにしろ、おそらく治安が悪くて貧しい地域なのだろう。主人公たちはそのあたりも自覚していて、この場所には未来がないと思っている。しかしどこに行けば未来があるのだ。他所の街では収入の当てはないし、仕事の当てすらない。とはいってもロックフォードにしがみついているだけでは何の発展もないだろう。
 八方塞がりのような彼らだが、思い切って一歩踏み出すことでそれなりに道は開ける。世間の価値観で自分を判断して落ち込むようなことは無駄なことだ。ブッダの悟りにまでは永遠に至ることはないだろうが、暴力を振るった親たちの価値観を超えることはできる。そのあたりに微かな希望が見える気がした。

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耶馬英彦

2.5"滑る"

2020年9月9日
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興奮

スケートボードで繋がった絆かと思えば、薄情なほど三人の関係性は希薄に、中盤以降の展開はそれぞれの個人的な問題に。

そんな三人の事柄は許容範囲内というか、誰にでも起き得る問題でもあるようで、個人的には三者三様、多少なりとも近い経験は、、、、あんなに楽しんでスケートが出来る環境には無かったが。

親に問題があったり、それを許せる気持ちが出来たり、自分の人生を前向きに捉えながら、落ち目の人生をギリギリに破滅から逃れるための選択、そこまで酷い過去がある訳でも先の未来に暗雲立ち込めている訳でもない、平凡な人生を退屈にしない為の"Skateboarding"がある生き方だけで良い、と思う。

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万年 東一

3.5貧困、暴力、そしてスケボー

2020年9月9日
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監督が少年時代から撮影してきたスケボー仲間を追ったドキュメンタリー。
個人的には「ミッド90s」を観たばかりだから流れで観ようと思ったことは確か。当初は予定に入れていなかったけど、いやーなかなかよかったな。
スケボーに乗って滑走する映像がなかなかカッコいい。監督が一緒に滑りながら撮影してるから疾走感もある。
でも、本作はそんな映像がメインではなかった。貧困、虐待、DV、アメリカ社会にはびこる問題を監督個人の問題と絡めて描いていく。暴力をふるう側、暴力を受けながらも離れない側の言い分が聞けるのだが、どちらも精神病理を感じさせる内容。いや、ここまで一般的なものになっているのだからもう社会病理と言える。やはり貧困が1番の要因なのか。
それでも撮影しているのは監督の友人たち。最後語られる近況はそれなりに希望が持てるもので少し安心した。スケボー題材の映画でいいのが続いた。

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kenshuchu

3.5良かったぁ☺️

2020年9月8日
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期待せずに鑑賞しましたが、良かったぁ
監督自身の心のリハビリだったのかも
しれません。
厳しい現実が映し出されたいて、重いテーマ
でもあるはずが、家族や友人を思う暖かさを
感じます。
また一人、凄い才能を持った監督が現れたと
思います。

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kenjii0809

3.5現代アメリカの一部分を切り取った物語

2020年9月8日
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悲しい

今の米国を切り取ったヒューマンドキュメンタリー、と一言で説明できてしまう作品ではあったけれど、仲間内で長年撮りためている映像がふんだんに使用されていて尚かつカメラの目線が常に深いところに入り込んでいて、かなり見応えがあった。編集や音使いも格好良くて、観賞しやすかった印象。
悲しいまでの因果、きっと監督もそれを強く感じたが故の作品、そういったことが感傷的に画面ににじみ出ていて、何気に感情に響いてくる。
内容はあくまで淡々としていて、主義主張とか社会的意義といったものはあまり感じられないかもしれないので、人によってはかなり平坦な印象を受けるかもしれない。
ここにあるのは、あくまで一つ一つのヒューマンドラマ。そしてそれをどう感じるか─ただそれのみ。

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SH

3.5何に囚われているのか

2020年9月7日
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悲しい

知的

幸せ

ラストベルトで生まれ育った3人の若者。スケボーでつながり、育まれた友情。
青春はやがて終わり、それぞれが現実と向き合う。
ある者は父親になり、ある者は亡き父親に思いを馳せ、ある者は母と向き合う。
原題のMinding the Gapには、さまざまな意味が込められているそうだ。地面のGapに意識を尖らせ、互いのGapに戸惑い、家族とのGapに目を向けざるをえなくなる。
気安い友人が向けるカメラの前だからこそ、彼らは本音を語る。
ずっと住み続けてきた街、ずっと一緒だった家族が与えてくれるものは、安らぎだけとは限らない。
自分は何に囚われているのか。いつまでも顔を背けてはいられない。

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とみしゅう

4.0正しいコミニケーションの大切さ

2020年9月7日
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悲しい

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J24

4.0真剣な表情にグッときた

2020年9月7日
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アメリカの閉塞感のある街の3人の若者のドキュメンタリー。
カメラを構えるのは3人のなかの1人、mid90s でも仲間の中の1人がいつでもカメラを構えていたが、同じ様に10年も撮り続けた彼らの心の変化の物語。

先の事を考えないのは、そこに楽しさとか希望がないからで、環境が大きく関わってる様に見える。
それじゃ仲間との楽しさに逃げるよねって思う。でも確実に迫ってくる未来にどう対応するのか?
カメラの前で語り自分と向き合う事で、微かに変化する日常はとても前向きで良い。

同じ日に観たmid90s もそうだったが、仲間との関係が付かず離れずで、素っ気なくも仲間を想う感じが伝わってきた。
スケートボードで堂々と道路を駆け抜けて行く彼らの姿は強く印象に残り、繋がりと解放がそこにあるのは確信できる。

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パプリカ

4.0問題ギュゥ詰め

2020年9月6日
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主人公の3人のみならずその親、恋人までもの生い立ちの紹介を絡め、日常を描写していく。

大勢の人生を同時に見ることが出来お得なドキュメンタリー。誰に肩入れして観て行くのかと言えば、私の場合はキアーだった。同時進行で大勢を見るので把握が大変な時もある。

日本で言うマイルドヤンキーにちょっと近い?私は、この映画の彼らがそれほど酷い暮らしをしてるようには思えなかった。ちゃんと友達が作れる社会にいるし…それでも閉塞感があるのならもう自分の問題じゃないよね。どう解決しようがあるのかな。て、それがテーマなのか…

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れい

3.0MINDING THE GAP

2020年9月6日
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記録映像(=ドキュメンタリー)の割りには妙にスタイリッシュで個々人の葛藤の描かれ方が浅く、賛否両論、好き嫌いが別れる作品に感じました。
繁栄に見放された“ラストベルト”を舞台に、親子、男女、貧困、人種などの分断を描いたドキュメンタリーという事で、もっとエッジの効いた内容を期待しましたが見事に裏切られ残念です。
もともと「行き止まりの世界に生まれて」という邦題自体が大袈裟すぎて誇大表現ですね。
カット割りの早過ぎるカメラワークも目が疲れるだけで緊張感が削がれ逆効果かと…
★はザックとニーナの赤ちゃんがとても可愛かったので、健やかな成長を願ってひとつおまけしました。
自分的にはゴッサムシティに生まれたジョーカーの方がずっと身につまされ、心打たれましたね。

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shioshio

4.0キアー、ザック、ビン

2020年9月5日
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3人の青春、成長のドキュメンタリー。
mid90sと立て続けに観ました。
何らかの問題を抱えている子たちにとって、集まってボードにのる時間がいかに楽しくて支えになっていることか。
結局は問題の根底は差別や偏見や格差のある環境なのだと思うと、
改めて、特に格差も無く差別や偏見という感覚を持たずに生きれる日本はなんて生きやすい国なんだろう、と。
黒人の方が抱える差別問題は到底わたしたちには理解できることではなく、
黒人ってだけで警察官に銃を向けられたり、仕事も選べる程ではなかったり。
キアーが父親に言われたという「白人の友達がいても自分が黒人だってことを忘れるな」という言葉に
ブラインドスポッティングを思い出しました。
ザックが「落ちるとこまで落ちる」という迷言を残してる中でも、キアーは真面目に働き、車を買い、
休みだ!!ととても嬉しそうにボードにのる姿がとても印象に残っています。
疎遠になりつつも、暴力の疑惑がかかるザックに対し「あいつはそんなやつじゃない。」と言い切るキアーに、
支え合ってきた3人の仲の深さを感じました。

今ではザックもちゃんと責任を果たす努力をしているみたいだし、
キアーは街をでて、スポンサーが二社ついているとか、
ビンはこんなに立派なドキュメンタリー映画を作り…
とてもとても感慨深い作品でした。

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I am R.

5.0《暴力》のある家庭に生まれて。そうした生い立ち、家庭環境がいかに影...

2020年9月4日
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《暴力》のある家庭に生まれて。そうした生い立ち、家庭環境がいかに影響を与え、暗い影を落とすかについて。誰だって泣く。白人←アジア系→黒人。どうにもこうにもならない最悪な人生、どうしようもない葛藤、山積みな問題。そんな時でもいつだってスケートボードと仲間はそばにいた、スケートボードさえできればよかった、それをしているときだけは。継親への恐怖の記憶、親への複雑な気持ち。貧困層と暴力が多い街、ここから出ていけないのか。事実は小説より奇なりと言うけど、本当にすごくうまく切り取り纏められていて、また当人たちの葛藤しながらもしっかりと考えられた末の言葉選びと魂の叫びに激しく揺り動かされた。10年に渡る嘘偽りのない真実の物語、歳月が積み上げる感動、エモーショナルなカタルシス。合間合間のビルボードの使い方が効果的、音楽も良い。破壊と創造、長年にわたる苦しみと微かな希望。最後は全身から鳥肌が立つ思いだった。本当に素晴らしく感動。人種差別や子育て、親になるということ、今のアメリカをよく映し出している傑作ドキュメンタリー。彼らの人生はまだまだ(これから本当の意味で)続いていくけど、カット。

勝手に関連作『ロード・オブ・ドッグタウン』『ブラインドスポッティング』

今年映画館鑑賞48本目たぶん

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とぽとぽ