「人種の壁」行き止まりの世界に生まれて ジャーニーさんの映画レビュー(感想・評価)
人種の壁
クリックして本文を読む
キアーが父親から言われた言葉。
「白人の友達が出来たとしても黒人であることを忘れてはいけない」
こんな感じの言葉だったけど、自由の国のように見えるアメリカでさえ、人種の壁は何百年経っても越えられない、厚いのだと思った。
アジア系アメリカ人の監督自身、人種の壁を感じたことはなかったのかな?
ロックフォードについて全く無知な自分だけど、地域差はあるかもしれないけど、貧困と家庭内暴力の相関性は高いのだろうと感じた。
監督自身DVの傷が深いようだが、ザックの暴力疑惑を気にしていたのが印象的。
最後までわからなかったけど…真実は??
でも両親からはあまり愛情を受けてこなかった若い夫婦の子供への愛情は確かだったことに安堵した。
若い人達がしっかり将来を見据えた教育を受けられていないことが残念。
それでも建国記念日は祝っていた。自国を誇らしげに。
トランプさんが観るべき作品かも?
比較的教育をきちんと受けていてもキアーの受けている差別に全く気づかない理解できない若者もいればきちんと理解している子もいる対照的な言葉を切り取ったシーンも良かった。
描きたかったのはスケボーにハマる若者ではなく、アメリカが抱えているいろんな問題?
所変わっても、人は毎日もがいて生きているけどね…。
コメントする