TENET テネットのレビュー・感想・評価
全178件中、61~80件目を表示
「もう一度見たくなる」の理由はわかった。
インターステラーやインセプションも理解しきれないところがあったので、ある程度覚悟はしていたけどやっぱり難解だった。そもそも主人公は何者なのか、何を目的に、誰と戦ってるのか、いまいちわからないまま、どんどん置いてきぼりにされていって、最初はそれがちょっとストレスだったけど、、
でもわからないなりに映像の新しさ、面白さは感じられたし、時間の順行と逆行が入り乱れて、敵も味方もよくわからなくて、そのカオスさがだんだん面白くなってきた。最後の方、伏線回収しきらず、意味深なまま終わることで、たしかにもう一回観たくなる。個人的にはアクションも謎解きもあんまり興味がないので、ハマりきれなかったけど、好きな人はハマるだろうなあ、何度も観ちゃうだろうなあ。
映像、アクション◎ 物語○ボスだけ△
爆発シーンやアクションはめちゃくちゃ面白い。逆行している相手と戦ったりカーアクションや戦場も楽しかった。
この手のタイムリープだが展開が読めてしまうのが難点。それを映像美で補えていたと思うが、ヒロインを助ける為に遡ると決めた頃から全て察してしまい、どう見せてくれるのかな??達観した感じに。あ、オペラの所までは行かないのか。となってしまった次第。
気がかりなのはセイターが膵臓ガンで世界を滅ぼそうとしたこと。キャットについての執着。セイターについての深堀がなかったので、こいつ幼稚やな(笑)と思ってしまった。テイラーの裏にビックな組織をチラつかせたりしていれば想像が膨らむがテイラーがラスボスなので小物感半端なく消化不良。子供のことがかなり話に出てくるが子供との回想が少なすぎて感情移入しにくい。
とこんな感じで3.5です。
映像の迫力は○
映画評論家みたいな人がいっぱいいる中、一般人としての感想をば…
個人的には映像はとっても迫力があったし、巻き戻しと進む映像の組み合わせはとても面白かった。
しかしながら、内容がちょっと微妙…
小難しい事言って煙に巻こうしてるけど、ちょくちょく映像に「こっちが戻ってあっちが進んでいたとしても、そうはならんやろ!」ってツッコミを入れてしまった。
ご都合主義で急に出てくる回転ドアもどうなのよ、と思ったかな。
ちなみに、後半の戦闘で時間が逆に進んでる時の、銃を見えない紐で引っ張ってるような動きと、ヘタクソなムーンウォークの集団はご愛敬かなぁ
映像が圧倒的に面白い
ベースとしては硬派なスパイ映画のようで、情報を集め敵組織に潜入し困難なミッションをこなしてゆくというストーリーは、王道スパイものとして楽しめました。
そこへ時間逆行というSF要素が加わり、不可思議な映像やアクションに、パズルのように伏線を回収してゆく流れは、更に大いに楽しめました。
やはり一度ではきちんと理解できないところもありますが、細かいところは分からなくとも、映像が圧倒的に面白いので、映画館で観る価値はあると感じます。
パズルのような時間逆行の手段について観た後に考えるのも、結構楽しいです。
登場人物も、寡黙に筋トレをし困難なミッションに挑む主人公や、的確に主人公をサポートするニールは、とても好感が持てます。
最後に明かされる二人の関係は、血縁は抜きにして「ターミネーター」のジョン・コナーとカイルみたいなものかと思わされました。
ニールの行動には、やはり胸を熱くさせられます。
キャットは、夫に虐げられながらもミッションに協力する強さは良いのですが、感情的になって段取りを無視してしまうのはどうかと思いましたが。
そういうところなど、ご都合主義と感じる部分も。
時間逆行の描写など理論的にツッコミどころもあるという評も見ましたが、それでも派手でシュールなアクションは大いに見応えがありました。
解説動画→2回目鑑賞でやっと全部理解できた
みんないう通り、1回目で全て理解するのは絶対に無理!
YouTubeで解説動画を見漁って、順行・逆光の流れを理解して再度見ると、かなりわかりやすく、誰が何をしているのか把握しながら見ることができた。
一回目では、誰が順行で誰が逆行かすら把握できなかったのと、画面に移されてないところで逆行→順行に戻ったりの行動があるようでその辺を脳内補完するのが難しかった。
ちなみにネタバレなしの予習動画も見て行ったけど、エントロピーが低くなるから逆行できる、とか、陽電子が、、とかはストーリー的には重要ではなくて、時間を逆行する人たちの行動の流れの整理が一番重要で難しかった。
全ての流れが分かると、ストーリーの流れもよくわかり、面白い!時間逆行の設定の描き方が話をややこしくしすぎてしまってるけど、理解の苦しみを乗り越えると逆に理解できる楽しさもあり。
最後ニールが自分の死の瞬間を自覚して、アイブスに付いていくことを決めるシーンは泣ける。なんてかっこいいんだ、、ニール、、
ちなみに妥協をゆるさない監督は、飛行機突っ込むシーンのやり直しをさせたらしい。1回目は突っ込みすぎたとかなんとかで。「やり直し!」っていわれた瞬間のスタッフを思い浮かべると、かわいそうだけどなんか笑えてしまう。
ニールが子供説は賛成派、反対派がいるみたいだけど、2回みて子供だったんだな!と確信した。理由は、主人公が勝手に助けたキャットをニールがちゃんと看病するのは母親だから、っていうのと、何より最後のシーンでキャットからの電話で主人公がプリヤからキャットを救った時、世界が滅びる爆弾は爆発しそうだった(表現は忘れた)的なナレーションがあったので、プリヤが親子を死なせる=ニールが将来過去に戻ってスタルスクで主人公を助けられなくなる(世界が終わる)なのかなと。
長い映画だけど最初から最後まで惹きつけられて飽きがなかった。いつもは途中で時間が気になっちゃうタイプなんだけど。アクションシーンも派手で満足。
いや〜面白かった、2回の鑑賞料で、考察時間含めてそれ以上に楽しめるコンテンツだった。
なるほど
予備知識は極力入れずに
"タイムリープ系のクリストファー・ノーラン作品"だけの頭で観に行きました。先に鑑賞済の友人から「どうせわかんないんでしょ~って頭で行った方が◎」とのアドバイスもあり!
結果、楽しめました!
まず映画スタート早々、主人公の男性の鋭い目に引き込まれました。そこからはあっという間!
オペラハウスで助けてくれた逆行銃を使う何者かのリュックに付けられた赤い紐??それがずーっと頭から離れなくて。
最後にスッキリ&ニールの最後のセリフに涙ぐむ主人公の彼を見てこちらもジーンとしました。
友情ー!
個人的にマイケル・ケインが出てきたことに感動♡♡♡
そしてこの映画は途中で科学者?の女性のセリフであるように「考えないで、感じろ」!
あれは私達へのアドバイスなのかな?
(インターステラーにも観客に向けたアドバイスと取れるセリフがあった気が‥)
でも謎は多い、、、
オペラハウスでなぜ逆行銃を使ったのか?
オペラハウスのテロは偽物ってどういうこと???
なぜそこにニールがいたのか?
青いチームが別の時間から逆行してきた?
それは他の未来から主人公の指示で??
最後のプルトニウム247?741?の柵の中にいたニールと、砂漠で運転してるニールは別時間のニール?
他の方のレビューで、
ニールは順行、逆行と色んな時間を生きている="現在"にも何人ものニールがいるのでは?
と書かれているのを読んで、なるほどそうかもな、と私の中で分かった気がしました。
主人公の男性が強いんだけどすぐ捕まっちゃうところとか、女性のための未来を考えるところとか、たまにおちゃらけるところがチャーミングで、目が離せないんだけど、
それと同じくらい物理学の修士ニール、でも軍隊??にも所属しててめっちゃ強いし、傷の手当もできて、最後はあんなこと言う、、、二人とも気になりました!!
これはみなさんが仰るように、何回も見ないと!
一発屋
さっぱりわからん。
馬鹿と天才は紙一重という諺があるけど、その類のものなのだろうか?逆回の絵を延々見せられても吐き気をもよおすだけなのだが…脳内が車酔い。
おそらく2度とお目にかかる事はないと思う。
1カット風な長回しも、CGも市民権を得たが、コレはこの作品で終わりだろう。
膨大な手間はかかっているのだろうけど、生理的に合わん。
元々、この手のSFが趣味じゃないってのもあるのだけど…理解力が追いつかない。
冒頭から匂わせて仮説の説明をしてはくれるのだけど、どおにも釈然としない。
なので眠気とも闘う事になる。
厄介なのは、物語の整合性もいまいちしっくりきてないような気がするのだ。
技術を先に思いついたのか、物語を表現する為に技術を開発したのか…なんか前者のような気がしてならない。
皆、最後の幕引きは納得してるんだろうか?
ヒロインが主人公に電話をかける。
おそらく未来の主人公が現れて危険を回避。
車の後部座席に突然現れる。
盛大に????なのだが!?
なぜ突然後部座席?
ワープでもしてきたかのような??
その車に来るまでは逆回なんだよね??
ずっと後ろ向きに歩いてる人だよね??
街中をずっと??
どこかのゲートからずっと??
一般市民は恐怖に慄くよね??
そして、最大の謎がコレ。
なんで会話が成り立つのだろうか?
おい、ダメなんじゃね?
このコンセプト。
難しいけど面白かった!!
レビューで難解だとあったので、でもそこそこ星の数はあり、「分からないかも、と思って見れば分からなくても苦痛じゃないかも!」と鑑賞。
あとからあとから、「あの時いた人、あの時あそこにあった車は。。そういうことだったか!!」と伏線が回収されていくのは痛快😃
多少、物事の逆行する動きが難しい面はあるけど、あと「過去に戻ってあれをしたなら、現在はどうなってる???」と疑問に思ったりもしますが、それはそれ、として楽しみました。
「その女の人は誰だろう??」と思ってた謎が解けたのが良かった〜。
これは2回目以降見るとすると、ネタバレが分かった上での鑑賞になるから非常に楽しいかも!
途中で仲間のちょっと意味深なセリフも最初から意味が分かって聞くとニヤリと出来そう〜〜😄
この世界観は舞台では表現しようがない。映画でしか表現出来ない手法で素晴らしい!
ちょうど鑑賞ポイントも貯まったし、また見るのも一興と思えるなかなかレアな作品でした😃
観る人を選ぶ…
予告編映像から時間移動アクションもの
であろうという認識のみの状態で視聴。
どういう作品歴のある監督か知ってて観れば
すごい作品だと評価するのだろうが、知らな
いで観た場合確かにすごいという感想は持つ
かも知れないが、やはり観る人を選ぶのでは
ないかと個人的には思う。
最後まで観てからもう一度観れば多分一回目
じゃ気づけなかった仕掛けが一杯なのではと
思うが、繰り返し観たいとまでは思わなかった。
こまかしい説明抜きで映像で表現しようとする
姿勢と完成度については評価するが、何らかの
カタルシスを求めて観る映画ではない。
前半は時間逆行する銃弾とか人物の描写がある
が恐らくいまいち腑に落ちないことだろう。
後半になってやっと意味がある程度わかるので、
早い段階で考えるな感じろに徹して観るように
するのが吉かと思う。
役者の演技、BGM(SE) 、アクション等は普通
に良演だったと思われる。
(以下ネタバレあり あまりレビューになって
ないと思うので、長文嫌いな方は読み飛ばし推奨)
主人公に余計な情報を与えないため組織に
ついてあまり語られないせいで、後半~終盤
に突入部隊が多数登場した時はこれは一体
どこの勢力だと思ってしまった。
ニールもただの主人公と親しい情報屋か何か
かと思っていたらミッションにずーっと一緒
に行動しているので、中盤までいってやっと
相棒ポジションなんだと気づいた。
プリヤもテイラー率いる部隊も全部TENET を
知る組織の者だという説明は都合上できなか
ったのはわかるが、そのせいで「何これ」感
が強かった。世界の危機だと言っていても
具体的に時間逆行する現象や武器のせいで
この時点の社会に混乱や被害が起きている
わけではないから、いかにもな連中がいかに
も思わせぶりな争いをやってる、という印象
を受けてしまった。
回転ドアと呼ばれる時間逆行装置であるが、
通常の時間が流れる世界に逆行中の存在を
重ねたらどういう絵面になるのかを見せたか
っただけとは思わないが、あとあと考えても
逆行モードの意味がいまいち解らない。
いや、単に過去改変によって未来をどうこう
ならわかり易いが、作中の説明によれば
過去を変えても未来に影響しないという説
である。しかしパラレルワールド化するの
かというとそこはあまり言及されておらず、
時間を逆転させる現象は世界全てを消滅さ
せることにつながる(装置を送りつけた未来
の何者かはそれが目的)、だからそれを回避
しなければならないという話だが、
逆再生や逆行演技によって新しい何かを見せ
てくれたような部分もあるが、酸素ボンベを
つけての逆行モードでしか過去にいけないの
かと思ったら普通に過去へのタイムトラベル
もしており(セイターの自殺を遅らせるキャ
ットやスタルスク12を襲撃する部隊など)、
なら、逆行モードってわざわざする意味は
どこにあったのだろうか。あとあと考えても
そこが一番腑に落ちなかった。
撃たれたキャットの致命傷を回復させる為に
逆行を使ったシーンもあったが、それで逆行
の定義が余計分からなくなった。逆行してる
人間は単にある時点の時間軸で逆送りの時間
の流れをするわけだが、その人間単体の時間
も過去の状態に流れるの?記憶とかはそのまま
なのに?
敵役であるセイターが未来から選ばれたと思
われる理由が想像できる描写はあるが、結局の
所個人的感情から世界を巻き添えにしようと
いうわけで、その点、急にスケールが小さく感
じた。
キャット役のエリザベス・デビッキさんの
長身をはじめて観たがインパクトがあった。
美しい。
主人公が世界の破滅を回避するための組織の
黒幕だったと明かされるが、作中の冒頭で
主人公はその時点ではそうとは知らないただの
組織構成員の一人であり、結末へ導くために
余計な情報を与えられず行動していった結果、
自身が黒幕になると気付き、そこからさらに
未来、再び過去へ指令を送る…で合っている
のだろうか。このループに入る前の最初は
どこにあったのだろうか。セイターに装置を
送ったであろう未来の何者かとは別にその事
を認知し破滅を防ぐために動いた「存在」が
なければこのシナリオは成立しないように思
うが、作中では語られていそうにないしそも
そもタイムパラドックスの部分は深読みしたら
負けなんだろうか・・・。
面白い気はするんだけど…
黒幕の正体とか、フリーポートでの敵の正体とか発想は面白い気はしたんだけど…
『逆行』の意味というか、どういう状態になるのかがわからないまま中盤まで進んでいくから、理解がし難いんだよね。
主人公以外は逆行状態での世界の見え方を元々知ってたことに違和感が有ったりするんだけど、そこは黒幕の正体とともに見事に回収されてる。
んだけど、全体としてスッキリ納得出来ないんだよね。
敵のボス、船で殺されてその後の世界に居ない事になってるってことは過去の改変で現在は変わるって意味なんだろうけど、そうすると誰が殺害を指示した事になるんだ?とか。
途中、祖父殺しのパラダイムに積極的に触れてる割には、そこに対するアンサー無いまま終わっちゃうのもなんだかな〜って言うね。
色々、練られてる感は伝わってくるんだけど、練りすぎて分かりにくいっていうのかな?観る側は設定構築の過程を知らないから前提条件を共有出来てないんだよね。
そこをもっと分かりやすく、例えば相棒が現在に来たシーンを描いてそこで逆行の基本ルールを上手く落とし込むとか?
何回か観たらスッキリする部分有りそうだけど、そこまででもない。
初回で大きい疑問がスッキリさせるカタルシスを感じさせて小さい謎を読み解くシックスセンスとかユージュアルサスペクツとかは見直したい!って思うんだけど、全体がモヤっとするからそういう感じにもならんのよね。
これだけ文句言っても損した気分にはなって無いから、面白い映画ではあるんだろうな、てだけw
複数回観ることを前提にした今らしい作り込まれた映画
まず感じたのが見終わった瞬間に、2時間半経っていたことへの驚き。よくわからない要素がありつつ、冒頭にあった「考えるな、感じろ」のコメントの通り、なんとなく動き続ける展開を楽しめた。ただ、見終わった瞬間にわかりきらないモヤモヤ。
これに耐えきれず、映画.conの解説を読んでしまった。
これを読むと、頭がだいぶ整理された。ただ正直、観ている際に感じた疑問(逆行と順行の境目を作る定義や、逆行する銃弾が動く瞬間のトリガーとロジック等)は理解が追いつかなかった。
ただ、全体的にはすごく作り込まれており、何度も噛み締められるように、しかも劇場でみることを前提にしたアクションと構成。今の時代に映画館で観させる構成が作り込まれていた。
https://eiga.com/extra/hosono/94/3/
ノーラン流007はロマンチック映画
キエフのオペラ座でのテロ事件のさなかに、敵側につかまり自決の道を選択した男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)。
死の淵から帰還した彼に告げられたのは、あるミッション。
エントロピーの変化を操作できる装置が未来で作られ、何者かによって、その装置が現代に送り込まれてきた。
装置の使い方によっては世界が破滅する。
よって、その装置を手に入れてほしい・・・
といったところから始まる物語。
ま、こんなにわかりやすいように映画は始まらないのだけれど、簡単に書くとこんな感じ。
何者かが、ある装置で、世界を破滅させようとしている。
装置を取り戻して、世界を破滅から救う・・・
という、007に代表されるスパイ映画だ。
ただし、これまでのスパイ映画と違うのは、その装置の一部が劇中早々から起動しているために、時間の流れが前後したり、遡行したりする点。
安っぽいスパイ映画だと、その装置の一部が起動していても、コップに溶けた氷の塊(すなわち水)が、エントロピー減少により時間遡行で、水自ら氷の塊に戻るのをみせて、登場人物たちは時間を飛び越えて移動したり、遡行行動(逆回転世界での順方向行動)をとったりしないわけで、もう、予算もへったくれもなく、そこんところを見せるのがこの映画の見どころ。
で、007シリーズ中でも『女王陛下の007』がお気に入りのクリストファー・ノーラン監督は、そういう特撮的見せ場以外に、運命論的男女の関係を持ち込んできました。
ストーリーが進んでいくうちに、主人公の活動の動機を、世界救済から運命の女の救済へと巧みにすり替えていきます。
そして最後には、ラブロマンス+スパイスリラーの古典『カサブランカ』へオマージュを捧げます(ノーラン監督は基本的にロマンチストなわけです)。
(「これは、美しい友情の終わりだ」というセリフは、『カサブランカ』の「これは、美しい友情のはじまりだ」のもじりですね)
というわけ、ノーラン流のスパイ映画は、時間SFを取り入れたロマンチック映画でした。
観るなら映画館。だからもう観ないと思う。
うーーーーーーーーん。
予告編がよくできすぎ案件てやつですなー。
自分のあたまが弱いからか、ストーリーの仕掛けと仕組みの全容がわからない。
主人公が属するのはCIAの中でも、未来の敵と闘う特殊部隊???
でも今回のターゲットは、ターミネーターのスカイネットみたいのじゃなくて死にかけの武器商人??
最後の闘いは、特殊部隊はだれと闘ってんの??www
武器商人の雇った傭兵とかと銃撃戦してたの?アルゴリズムの起動をとめるために??(*^o^*)あのいかにもな部下は、世界消失わかってて協力してんのか???
なんでタイムトラベルできて世界消失させたかった武器商人自身で組み上げないのかww
んで、アルゴリズムを過去におくりつけてる未来人はだれなの??ww
うーーん、あの辺の種明かしは、ターミネーターのラストの方がスマートでわかりやすくカッコ良かったー。
そして全編、うっすらわかりづれぇわw
最後の戦闘シーンは、赤と青の腕章に注目しないと順行隊か逆行隊かよくわからんからせっかくの背景の巻き戻りシーンに集中できないし、どう絡み合ってんのかよくわからなくて感動も興奮もできず、、
もっとわかりやすく、逆行してるときは画面全体うっすらセピア色とかにしてくれたらよかったのに。
あと、ガラス越しのシーンもよくわからんし、逆行の発動やルールも、あの回転扉以外のきっかけがあるのかもよくわからん。。
せっかく演出も、逆再生使ってないらしい役者の逆行演技も良いのにね。
まあ頭よいひとにはめちゃめちゃ面白いの?
二度三度みたくなる!!みたいな引きの演出きらいなので2.5です。
あ、あとせっかく世界中でロケしてんのに、ぜんぜん生かされてなくて残念ww
一回でも素晴らしく何度もみたくなる作品が至高。
難しいから、難しく考えない
タイムリープ物は大好きなんですが、ちょっとついていけませんでした。
新しいタイプですね。
酸素マスクが要る理由がわからないです。
屋内は大丈夫なのに??
世界を救ったとしてるんですが、救えなかったらどうなっていたか?
ターミネーターなら、核戦争でスカイネットに支配されてましたよね。
それが、この映画ではどうなるのか?よくわかりませんでした。
私の理解力のなさですね。
おかわりはいらないかな。
ちょっと人に勧めるのもどうかなと、、。
あーはいはい、なるほどね。
とはならない。むず過ぎ。
冒頭のシーンがピーク。音響効果もあって一気に引き込まれる。ただし、そこまでが理解の限界だった。
予告編から凄そうなことは感じていたし、巡行と逆行が同時に進行している最後の作戦シーンも凄く新鮮だったが、開始3、40分程度から理解を超えたものを永遠見せられてそれ以降正直退屈さも感じた。
だからか、暇な分粗探しみたいな目線で見てしまったかもしらない。
しょうがないのかもしれないが逆行している人物の動きがぎこちなさ過ぎる。
特に逆行主人公と巡行主人公との戦闘はかなりぎこちない。それぞれは巡行しているはずなのに、逆行ありきの動き方をしていて不自然。
あとなんで逆行主人公は過去の主人公を撃とうとしたんだ?外れることを知ってたから別にいいか。って感じなのか?
セイターがキャットをマスクを掴みながら逆行装置の所に連れてくる、退出するシーンは失笑もの。
主人公がキャットを必死に助ける理由もよく分からない。観客に納得のいく説明もない。
また伏線の張り方も無理矢理で海に飛び込んだキャットは唐突過ぎて違和感しかない。愛人や友人、別人と錯覚させるならパーティとか他の人も乗ってる雰囲気を入れておくべき。いきなり誰か飛び込み自殺したぞ?てなるわ。
1回見ただけでは理解できない。それが映画として良いのか分からないけど映像体験としては物凄いものを見れた。
楽しかった気がするのかな
やっと大作にありつけると思って、
あんまり内容わからずに映画館へ。
うんうん、
あーなんか、未来の自分と戦ってるんだな、きっとこれは。なんかわかるようなわからないような。
逆行シーン。車の中とか外は息できないけど、部屋の中ならできるの?うんうん、よくわかんないなぁ〜。
末期の膵臓癌?膵臓癌ってわかった時にはもう手遅れであっという間になくなる病気だよ?探してる暇あったの?
女の人背高ーい!191センチもあるのか。なんでこの人にしたんだろ。並ぶと主役背低っ。ださっ。
ご都合主義で助かったりするのは、主人公にとって過去だからなのかぁ。
主人公にとっては終わりが始まりなんだから、話がわけわからなくてもなるほどねってかんじ。この話の後に主人公は色々わかっていくんだもんね。
2時間半はさすがになんか長かったな。
逆行して過去の自分と打ち合うシーンいる?
さっき見たよって思うし、特別撮り方が変わるわけでもなくカッコ良くもない。
女の人が海飛び込むシーンで、あの女性は自由で羨ましいみたいなセリフ言うとか
オペラ会場でリュックのキーホルダー?をアップで映すとか、ちょっとこれ見よがし過ぎる感じもある。
コレ!覚えといてね!みたいなw
2回目観たら説明的すぎるとこも多いかも。訳わかんないくらいが丁度いいのかな。
でももう一回観たいなぁ。
ロバートパティンソンがトワイライトからだいぶ大人になってて素敵だった♡
あとは誰もかれも魅力ないのが残念。
一回では足りない
あらゆる意味で一度見ただけでは十分に楽しんだという感想に至らない作品。
いや、ラストまで見れば十分楽しいんだけど、まだ私が気づいてないしかけがあるでしょ?とかそもそものロジック理解できてない気がする!という疑心暗鬼にとらわれるノーランSF作品の王道。
更に衒学趣味的傾向を先鋭化させつつハードなアクションは演出と泥臭い肉弾戦でみせてきます。
今回音楽担当が馴染みのハンス・ジマーからルドヴィク・ヨーランソンでした。同時にシートに据えた尻がビリビリするような大音響や重低音は控え目になった気がします。
多分あと2回は劇場で見ると思います。
視覚思考のフル回転
一言で言えば凄い!!
IMAX鑑賞もあり、
冒頭から重厚感のある映像に鳥肌でした。
鑑賞環境によって満足度が大きく変わると思います。
私の場合は事前予習をして行ったので、
全てを理解はできていないが、
振り落とされる事なくストーリーは追従できました。
順行と逆行が入り乱れる
TENET作戦中の映像は鳥肌が立ちっぱなしでした。
セイターの核心の行動原理が若干弱い気もしましたが、
割と早い段階で敵が見えた中、ダレずに悪役として見れたので概ね満足。
考えるな感じろって言葉はまさにその通りで
この映画は主人公と一緒に謎を紐解いていくという構成ではありません。
序盤こそそうですが、中盤から主人公の理解が我々を超えていきます。
ダークナイト等と違い、
くどい程の細かすぎる人物描写は一切なく
無駄を省きまくってる印象でした。
途中からある程度読めてくる部分もありましたが、
空港での謎の逆行の正体や、
セイターの船から飛び降りた女性の正体等。
わかったところで、そこが核心ではなくわかったからなんだ!という展開で一歩先をいかれます。
唯一自分の中で結論付けられないのが、
逆行で過去に戻るには同じだけの時間を逆行しないといけないというルールがある中で
ニールの雇主が主人公だったという点。
遥か未来のニールが逆行してやってきてのか、
遥か未来の主人公が逆行して、過去のニールに依頼をしたのか。
ニールだけではなく、
アイブスやプリヤもそうなんだけど。
仮にニール逆行説が正だとしたら、
ニールはマックスなのか?とも想像してしまう。
全人類の為の犠牲という線も全然あり得るので、
一概に言えないが
主人公を徹底して守っていた辺り母親を救った礼とも取れなくもない。
二人の中間地点から、その後があまり描かれていなかったので全くわかりません。
逆さまなものほどお互いに補い合い、魅力ある現在を生む
お恥ずかしながら、ノーラン監督作品を初めて拝見。
SNSで『MIU404』の最終回に似ていると聞いて気になったので。
難解という噂がすごく先行していて、確かにそれなりに頭をフル回転してもパーフェクトには理解できてないと思うけれど、粗方の筋は普通に観ていれば追える。そんなに煽るほどでは無いと思う。
どちらかというと、何が起きているか理論的に理解することよりも、順行と逆行がせめぎ合い、最終的に同じ画面に収まってるその画を矛盾の無いように作っていることの方が凄まじくてクラクラした。どうやって撮ってるのかもうわからないシーンばっかり。
あとMIUの方は「2人が見た悪夢」という体からの2019年→在り得たかもしれない=コロナがなくオリパラのある2020年→時間が戻り分岐点で分かれた2019年→コロナ禍の2020年と辿って行き、結果として悪夢ではなく全員が生還し、尚且つ404が2020年のこの夏にも東京を生きて密行しているという着地だったのに対して、
TENETは元々順行している自分と逆行後の自分がパラレルワールドとして存在するので、全く同じでは無いかと。しかも逆行ってただ時間がパッと戻るんじゃなくて時間は同じ分かけないと戻れないんですね。より複雑な感じ。
個人的には男バディものとして最後の2人のやりとりが胸熱。
順行組と逆行組で配置が分かれた時点でなんとなく予感がしたけれど、逆行している者は未来を、全てを知っているわけです。それでも逆行から順行へと転じたニール。
自分の役目を痛いくらいに知っているからこそ、その先の自分の役目の終わりの結末まで解った上で、在るべき自らの終焉に向かう。
そしてその先も順行していく主人公は、あの小銭のような形のアレを見遣った瞬間に、やっと真に自分の役目を理解し、為すべき"後処理"までこなしてラストではじめて本物の主人公となる。
だからこそ初めて2人が出会ったボンベイの炭酸の邂逅が美しい。知らないはずの貴方が私を知っている理由。片方は待っていて、片方は全く知らない。知っている者は最期まで秘密を守り、知らぬ者はそれ故にその強さで人類まで救う。「無知こそ武器」がここで活きる。
しかも、私はここまでは気付けなかったけれど、あの息子ってニールなんですね?どこで言ってた?
まあ知らんけど、それなら期せずしてニールの未来を守ろうとする主人公と、成長したニールは何度も過去で主人公の危機を救うんですよ…互いが互いを助けて生かしあって。もう人類の滅亡とかどうでもいい、ってくらいこっちの方が尊すぎる…クソエモドラマじゃねえかよオイ。
赤と青、火と氷、過去と未来。逆さまなものほどお互いに補い合い、魅力ある現在を生む。
何が難しいのか分からん
かなり分かりやすく面白い映画だった
物理の知識があるからか?
たしかにエントロピーとかその辺は"無知"には難しいかもね
ラスト10分の作戦の興奮が堪らない
サウンドトラックは抜群に良い
全178件中、61~80件目を表示