TENET テネットのレビュー・感想・評価
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4連休中に時間があれば・・・
コロナ過の中、配給会社も興行収入を期待出来る作品は出しずらいでしょう。
本作のプロモートには費用を掛けてはいるとは思いますが、残念ながら当地の初日の入りは約半分でした。
「難解な作品」という以外、特にお勧めできる作品ではありません。
4連休中に時間があれば、話題作ということで観てもいいかもしれません。
作品は複数回観なければ理解できない内容でしょうが、理解したところで作品の質自体が低いので意味はないと思います。
変則スパイ映画として楽しむ
クリストファーノーラン監督作品はすべて視聴済み
そんなわけで本作も当然視聴
2時間半の視聴、エンドロールのあと照明が館内を照らすと
「難しい」、「こんがらがる」という視聴後のつぶやきがあちこちから・・・
私も実際楽しむためには頭を使うと感じたし、整理が必要と感じた
のでまとめていく(ほぼネタバレなし)
なお、諸々の細かい説明はパンフレットに図付きで書いているので
パンフレットは必ず買ったほうがいい。筆者は非常にいい仕事をしている。
[時間を逆行するギミック]
一般的なタイムマシンものは"離散的"に時間を移動する。
例えばバック・トゥ・ザ・フューチャーでは
デロリアン で 1985年から1955年 にタイムスリップする。
しかし本作は"連続的"に時間を移動する。
・・・というと難解になるので噛み砕くと
ある装置を使うと「世界の巻き戻し」がはじまるのである。
それはビデオを逆再生しているのと同じ要領で
逆再生している世界を舞台に主人公たちが活動するのである。
多少SF的知識があれば、CMの時点でわかっているだろうが
これは諸々の理由(例:光の方向)で科学的にありえないので
本作を楽しむには「理論的なことは脇におく」ことが重要
サイエンスフィクションというフィルターで見るのではなく
映画として視覚効果を楽しむことが大事
・逆行世界だと主観的未来での傷が過去の自分に現れる
・順行世界で逆行した攻撃を受けると逆行しないと傷が塞がらない
という描写は混乱するが、
これらは「優勢な時間の流れ」という概念があるので、
本作で優先される因果にはレベルがあるということだろう。
私は傷が再生するというのは、「元の状態に戻る」ということを示し。
逆行弾は「過去に向かって銃創ができる」ので、
因果が逆転して銃創ができた状態に戻り続ける、
だから再生しないのだろうと認識した。
[映画のジャンルについて]
CMの弾丸が弾倉に戻る表現から
視聴前は時間を逆行するアイテムを使ったSFアクション映画を期待していたが
実際に作中で表現されていたのは「巻き戻し」を活用したスパイ映画だった。
そう本作は完全なスパイ映画である。
潜入、特殊工具、銃撃、高級スーツ
カーチェイス、尋問
キッチンでの格闘、長い息止めアクション(これも今やスパイ映画のお約束)
各地を移動、大量破壊兵器の使用を阻止
視覚効果こそ斬新だが、スパイ映画として多くの要素がお約束に則っている。
巻き戻しという小道具が斬新すぎて難解に思うかもしれないが
巻き戻しを作中でどういう扱いにしたいか、ルールがわかれば
変則スパイ映画として楽しめるだろう。
[キャラクターについて]
斬新な視覚効果に思考力を持っていかれるので
バランスを取るためか人間関係はシンプルに表現されている
冒頭から主人公はかなり超人的な人間で
代わりにヒロインの人間的な部分の描写に多くの時間が割かれている
私はもう少し主人公の苦悩や決断を描いても良かったかと思うが・・・好みによるだろう
[ストーリーについて]
作中で表現されているのは全体像の一部であり、決戦に至る前後
そこに至るまでのストーリーにあれこれ想像をふくらませるのが楽しいだろう
実際私はそうして楽しんでいる。
[総評]
小道具の斬新さから多少の難解さはあるが、
タイムマシン映画+スパイ映画として解釈すれば問題なく楽しめる。
逆行のアイディア、映像表現は極めて新鮮で一見の価値あり。
本作のスクリプトドクターに最大の賛辞を。
今回も・・・観てて疲れました^^;;;
ほとんどの話題作の公開が延期される中で、先陣切って公開されたTENET
クリストファー・ノーラン作品って、評判も評価も高いんですが・・・
1回観ただけでは何が何やら?で、2回観る気力もわかないってのが本音(^◇^;)
私的に面白かったのは、ストーリーが分かりやすいDCコミック系のみで、その中でもダークナイトが、自分映画史の中でもベスト5に入る傑作!
さて今回のTENET は、何度も冒頭の予告は観てたので、楽しみでしたが・・・
中盤から同じようなシーンの繰り返しと、逆回転で行ったり来たり疲れました^^;;;
映像革命って騒がれてますが、サントラもいい感じでした♫
早く、、ワンダーウーマン1984とブラックウィドウが観たい!
今回の主演の1人ロバート・パティンソンの新作バットマンも観たい!!
物凄い映像体験
IMAXじゃなくてもいいかも
難しい
逆行シーンに感動出来なかった
タイトルなし
「時間の逆行」の先に新しい「未来」はみえなかった…
随所にNolan監督らしい(空港での衝突シーンや最後の戦闘シーンなど)壮大なアクションや細やかな謎ときの仕掛けが散りばめられており、ワクワクする時間は多々用意されている。
周知のとおり、メインテーマである「時間の逆行」については数多くの優れた小説や映画があり、飛び抜けて優れたアイディアではない。ここで彼は彼なりの解釈を試み、結果的にNolan監督の世界観を描くことに「成功」している。
しかし、本作公開の前夜祭としてIMAXですばらしい過去作品が上映されるなか、事前の期待値をとても高く設定してしまっただけに、残念ながら過去の大作群を超えるような感動を得ることができなかった。あくまでも個人的な見解にとどまるもので、作品自体はすばらしいものであったことはきちんと書き留めておきたい。
「Inception」と比較してみると、ストーリーの複雑性に乏しく、Nolan監督お得意の連続性の破壊と再構成における驚きが殆どみられない内容だった。事実、Inceptionの観賞後ほど頭はまったく疲れなかった。
本作から制作サイドの体制が変わっているとのこと。次回作以降にも悪い影響が出ないことを希望したい。
6時間の映像を2時間半にした映画
ノーラン監督が好きになってから4年くらい経ちますがやっと新作を見れた!コロナのおかげで今までの作品も映画館で見れて2020年は最高です!
映画の内容はそこまで難しくなく見れました。ただ逆行の理屈などは難しく理解できない。(多分大学院で物理を研究とかそういう人じゃないと分からないかも)
良かった点
なんといっても映像がえげつない!なんだこれは!どーやって撮影してるのか気になる!逆行アクションにメロメロです。
悪かった点
ノーラン監督の題材は難しいため必ず説明パートがあります。今回はそれが難しすぎてそこで置いていかれた方が多いのではないでしょうか。あと、重要なシーンしかないから映像の余韻などがなく見終わったあと疲れたぁ〜ってなる。また、主人公が名もなき男なので少し感情移入しずらかったかなぁと思います。
総評
劇中でも言っているように考えるより感じてみる映画だと思いました。だから、逆行するんだぁくらいで見ましょう!(タイムトラベルじゃなくあくまで逆行だよ!)そして見るならぜひIMAXで!
瞬間移動出来ない時空組織・名もなき男の序章
ノーラン作品だとメメントよりかは観易い。
別作品「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(以下ぼく明日)の様に、ある2つの世界を繋ぐ扉があり、そこを行き来して繰り広げられる物語。
私には
ぼく明日は空間2つ、時間も2つ(ベクトルは真逆)。
扉以外は干渉はしない。
テネットは空間2つ(1つは時間に逆らう)、時間は1つ。
扉も空間も干渉する。
と言った所。
干渉する空間。時間に対する順行と逆行。
いやはや、複雑な映像設定世界だと思います。
1回目で概要を理解し、その概要にて自分なりの疑問を再確認する為、リピートまたはビデオテープ的巻き戻し逆行鑑賞したくなります。
ですので、「映画館上映向きか?」と問われれば不親切と答えざる得ない。
また、相棒ニール側の視点映画も観たくなる。
(コレ重要)
ストーリーは起承転結の起承で伏線を貼り、転でネタあかし、伏線回収見事です。
しかし、主人公が人から人へ繋がる動機が大雑把。
評価分かれてますね。
評価低くなる理由の一つは、名もなき男の視点が中心で映画を観てしまったからもある思います。
彼のこの映画での行動は、この描かれた世界を構築する上で序章に過ぎませんし。
また、奇抜なアイデアは万民に面白いとは限らない。
映画館で上映する前提を裏切ってくれる内容。
ノーランがお金を掛けた分の映画を観せてくれるのは確かです。
2回目9月24日鑑賞。
物語を理解してからの再鑑賞なら面白い。星4。
逆にこの時空を理解するヒントの様な台詞が多過ぎに思えて来た。
しかし、劇場3回目は無いかな。
時間という軸を取り入れた『詰め将棋』
観る人を選ぶとは思うが、僕は楽しめた。
というかめちゃくちゃワクワクとした気持ちで見れた。
映画に大切なのは、
ストーリーや登場人物たちの行動理由や目的〈WHY〉と、
その物語の世界観やアクションそのもの〈HOWやWHAT〉の配分率だと思っている。
一般に売れる映画、評判の良い映画というのはこの配分が絶妙なのだ。
だから、
アクションに傾きすぎて〈WHY〉が抜けると、「ストーリーが薄い」とか「キャラが薄い」だなんて言われたりする。
逆に〈HOW〉や〈WHAT〉がない、つまり世界観や物語の背景が薄いと「自分語りかよ」とか「監督のオナニー映画」なんて言われたりする。
本作『TENET』は、どちらかというと
”時間逆行””第三次世界大戦の阻止”を背景とした〈HOW、WHAT〉が目立つ映画だと思う。
時間が逆行する世界の中で行われるアクションや飛行機を爆発させたりとか、理論とか理由はよく分からないのだが、
うおー!
おぉ?!
すごぇー!!?
という見ている私たちのリアクションを生む。
時間逆行という要素を取り入れながらも、
ファンタジーとして終わらせるのでなく、
多少無理やりにでも物理に落とし込めているのは、ノーラン監督らしいと感じた。
このように『時間逆行アクション』が楽しい本作なワケだが、〈WHY〉がないわけではない。
逆に〈WHY〉の比率が高すぎるのだ。
もはや、ストーリーは一度見ただけでは理解不能。
なんで逆行するの?
なんで逆行の世界と順行の世界が並行するの?
結局、黒幕って?
そもそもなんで世界を守ることになってんの?
今日って、何日?
…etc
とまあ、映画観賞後はこんな疑問がわんさか出てくる。
こういった「?」いっぱいの映画は大体、賛否をわけ、好き嫌いもわける。
だけど、わざと観客を置いてけぼりにする、それこそノーラン監督の狙いだろう、だなんて思うとニヤリとする。
この映画を一言で言えば
『時間という軸を取り入れた詰め将棋』
未来のある起点において、
一度、出来上がってしまった盤面の形を変えるために、
あらゆる人物を前後左右に動かすだけでなく、
時間をも順行、逆行させて王将を取りに行く。
そんなお話。
映画鑑賞中、ハテナがたくさん浮かぶと思う。
分からなすぎてもしかして、怒りまで沸いてくるかもしれない。
でも、まずはこの世界観に勇気をもって飛び込んで、「なんじゃこりゃあ〜!」となるのを楽しんで欲しい。
そして、「なんであそこで、ああなったの⁈」という詰め将棋〈WHY〉を皆で解き明かそう。
映画『TENET』は、
噛めば噛むほど味が出る、
もしかして一生噛み切れない、
そんなスルメ映画です。
理解が...
遊び心と思えば
冷静に考えても理解不能。
『テネット』鑑賞。
*主演*
ジョン・デビッド・ワシントン
*感想*
ノーランの作品は「インターステラー」と「インセプション」を観ました。どちらの作品も難解でしたが、インセプションは面白かったです。最新作もかなり難解らしいので、覚悟してましたけど、冷静に考えても、ワケわかんなかったなぁー(^^;
無理に理解しようとせず、見てましたが、ストーリーがとにかく難解だった。タイムスリップして、過去と未来の演出が凄かったけど、全体的に何がどうなってんのかさっぱりわからなかった。←特に終盤。
音楽と迫力は神レベルだったが、肝心のストーリーが非常に解りにくい。
回転ドアの中に入って、数分前に戻った所とか、人が巻き戻ってる描写とか、爆破や銃弾、時間の流れや逆行とか一応説明はありましまが、解りにくい!
最後の方とかも「?」だし、展開が早すぎて最後まで置いてきぼりになってしまったw
総じて、評価がつけにくいのですが、現在と過去と未来が行ったり来たりして、ストーリーはよくわからなかったけど、一応アクションシーンがかなりあって興奮はしたので、星4つ!
脚本がある意味凄かった。。
さすがノーラン。
全797件中、701~720件目を表示














