TENET テネットのレビュー・感想・評価
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とりあえず、楽しめた!!
今回はとにかく難解で1回目じゃ完全に理解できないと聞いたので、もう予習もそんなにせずただIMAXで映像楽しむためにとりあえず1回目見てきた。
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理解しようという気がないと、前半の会話劇がすごく退屈(笑)寝かけてしまうレベルまで行ったけど、後半時間が逆行し始めてからは開眼してクリストファー・ノーランの世界を堪能できたので満足です。
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でも私的に時間の逆行に関してはビデオテープの巻き戻しみたいなことかと勝手に理解したので、それより話をちゃんと聞いてないから話の流れのが難しかった。最後の作戦については全く何をしてるか分からないまま見てた(笑).
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まぁでもこの映画の作り上絶対2回見ないと完全には楽しめないようにもなってると思うから、いいよね。
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ちなみに唯一、赤が時間の流れが正しい時で青が逆行している時ということだけ聞いていたんだけど、あの照明がわかりやすい赤青の部屋以外にも所々赤と青のものだったり目印があったりするからそこはわかりやすくて良かった!.
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また2回目見に行かないとな。
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もう一回観なければ!
結果と行動
ブルックスブラザーズのスーツは悪くはないと思うが、イギリスやイタリアのスーツほどスタイリッシュではなく、それでも名前もない主人公には分相応である。
スマートなスパイではなく、むしろ泥臭くマスクを着けて動いている場面が多い。
世界を救うには「誰」かは重要でなく、救ったという「結果」が重要ということだろうか。
全く前情報なく鑑賞したが、楽しめた。150分はむしろ短く感じたぐらい。ただ、主演人物ぐらいは知っておけばよかったなと思う。ポスターも見ずに観てしまったからなぁ…。誰視点で見るか、最初だけ迷ってしまった。
時間の順行と逆行が両立している画面は情報量が多い。おそらく逆行が最も効果的なのは車のシーンだと思う。バックで高速走行する車、吹っ飛ぶ(吹っ飛んでいる)車、疾走するスピード感となんだこれという高揚感と謎が散りばめられていて、至高のカーチェイスの一つだと思う。
戦闘シーンにおいては逆行のギミックをもっと見たかった。
「起きたことはしょうがない」というように、過去に行くことは過去を変えるのではなく、その結果に繋がる「行動」を取るためのもの。
パラレルにならないか考えていたが、そう解釈すれば一つの世界線で進んでいきそう。
あとはなぜ洋上風力発電?と思い少し調べたら、オランダの送電業者で「TenneT(テネット)」という会社もあるらしく。また、風車は順行も逆行もするので、これからの時間の流れの暗喩だったのかもしれないなと思い至った。
2年に一度くらいのタイミングでまた観たい。
4
良い面といまひとつのバランスがいい
タイムパラドックス苦手
物足りない!
物足りない!もっと観たい!ノーラン作品でこんな風に思ったのは初めて。(今までのノーラン作品は大体いつも途中で眠くなる。時計を見る。色んな意味で時間が気になる作品だった。)
時空スパイ物かと思いきや、時空を超えた友情を描いていたのが良かった。スパイに友情は無縁であるがこそ良い!終わり方もいつものようにダジャレじゃなく(ダークナイトのことです。すみません。)、これから始まる/終わるであろう二人の友情を思い描きながら幕を閉じるという清々しくも切ない終わり方。
エントロピーやらアルゴリズムやら色んな設定が投げっぱなしで、通常チームと逆行チームが入り乱れての作戦は終始????これ逆行の意味ある???でしたが(ロバート・パティンソン君もたまらず逆行解除していたのが良かった笑)
これくらい割り切っていた方が観やすいし、
単純に物語の中盤で映画が逆行する!!!と知らされた時のワクワク感は決して論理的に説明できるものではない。これから見せられる映像にワクワクしていた。こういった体験が出来ただけで本作は私にとっては100点満点。
一度観ただけで評価は難しい
ちんぷんかんぷん
グッとこない方のノーラン映画
分からないものは分からない。
ノーラン作品は大抵観てますが、正直言って独りよがりの世界観でついていけなかった感じです。時間の逆行と言う重要な概念を序盤の研究所のオバサンの説明だけでは、残り二時間は乗り切れないです。ノーランファンの人には悪いけど、二回目、三回目観て新たに発見する楽しみはあるにしても、エンタメ作品を一発で理解できないのは、脚本、監督の責任です。時間逆行と言うテーマでは、『メメント』や『インターステラー』なんかは難解でも知的興奮感があって楽しかったけどね。とは言えども、分からないながらも、グイグイくる馬力のある演出もノーランならでは。あと、収穫はロバート・パティンソン、アイドル的なイメージだったけど、いい感じでした。
もう一回観たい!
新しいタイムトラベル映画
先ず逆再生をタイムトラベル物に使う事を前提にストーリーを考えたのではないだろうか。それにはスパイ物で世界を救う話が良いだろうとなった感じ。
主人公のCIA捜査官が第三次世界大戦を阻止すべく未来や過去を行き来する息をもつかぬスリリングな展開と最高のスパイ映画になるはずだった。
確かに過去へ逆行する世界に入り活躍する様は新しく最高に面白いのだが、正直ウーンと考え込んでしまう。個人的には前半はスパイ映画として素晴らしいが、後半の逆行がメインになってくるあたりでテンポ良く流れていたのが、瞬停を繰り返し、少し物語に乗れなくなる自分がいた。ラストは今いちスカッとせず「だよねー」という思いがしちゃう。
練りに練り過ぎた展開と流行の伏線の張り過ぎがストーリーをただ単に複雑しただけで、生きていないのが非常に残念だ。
しかし、そんなことを気にせず十分楽しめる映画ではあるから見て損は無い。本当に新しいタイムトラベル物だから見なければならない映画だと思う。
「メメント」「ダークナイト」「インターステラー」「インセプション」「ダンケルク」等と比較したらノーラン監督作品としては並かな。
よく分からない
僕らのミライへ逆回転
普通の映画だったらクライマックスと言ってもいいような襲撃シーンで幕を開け、度肝を抜く。相変わらずの重低音の連打も腹に響く。だがその後は、誰が何の目的で何をやっているのか、腑に落ちない展開が続く。極悪非道の犯人がなぜ主人公をさっさと殺さないのか不明だし、主人公がキャットの救出にこだわる理由もよくわからない(そこまで恋愛感情が進んでいる描写はない)。
「時を戻そう」(byぺこぱ)ネタを前面にアピールしている割には、その映像的な成果は今ひとつだった。時間の逆転をもたらす装置の起動の仕方もよくわからないし、人間だけでなく車までいっしょにその影響が及ぶのもナゾだ。
キャットを演じたエリザベス・デビッキさんは、超絶美人だと思った。
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