TENET テネットのレビュー・感想・評価
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クリストファー・ノーラン meets ミッション・インポッシブル
クリストファー・ノーランはこれまでも「時間」をテーマに作品を作ってきたが、本作もその系譜に連なる。
映画は時間芸術である。こうした映画の特性を活かした優れたアイディアには脱帽するしかない。
そして本作は、クリストファー・ノーランによる「ミッション・インポッシブル」のよう。
組織の一員に過ぎない主人公が、いつの間にか世界を救う闘いに巻き込まれる。派手なアクションシーン。そして敵か味方か分からない美女が登場する、というのも似ている。
まったく飽きさせないし、かつ、何が起こるか分からないので、一瞬も目が離せない。
娯楽性は十分で、たっぷり楽しめる。
加えて、特筆すべきはメッセージ性。
主人公たち3人は、それぞれ異なる背景を背負っていたが、ラスト、それぞれが自分の人生を自ら選び取る。
はじめは誰が自分の雇い主か分からなかった主人公「名もなき男」は、この闘いが自分自身が始めたものだと理解し、自らの意思で動き始める。
ニールは、死ぬことになると分かりながら、「名もなき男」を助けに行く。
「船から飛び降りた女性の自由さがうらやましい」と話していたキャットは、自らの意思で夫を殺し、そして、過去の自分がうらやんだ「船から飛び降りる女性」となる。
このように3人とも、それが自分や世界の破滅につながる危険性があっても、自分の意思による選択をおこなう。
ここにクリストファー・ノーランの自由精神が感じられる。
娯楽性とメッセージ性を両立し、かつ、誰も見たことがない映像を見せてくれた。
すさまじい傑作である。
映画館の存在意義はノーラン作品で痛感させられる
時間の不可逆を思うも現実に縛られるが故
テネットって結局何よ。
まず、観終わって最初の感想「かっこいい」笑
そして、難しいけど楽しい!!
主人公の名前いつでるんだろう?と意識しながらみてたけど、最後まで名前でない!
今、逆行なの?元の時間軸なの?ってなるシーンも多々。
そして、亡くなったはずのニールが何故おるんと。
パラレルワールドの中の生き延びたニールが過去に戻って助けたってこと?
そして、その運命を知っているかのようにニールはまた過去へ戻ると。
かっこいい...。
未来のニールはどのルートで生き残ったか気になりました。
てか、過去も未来も現在も同じ平行線で今を動いてるのがもう楽しくてしょうがない。
私の中でメタルギア の世界観とちょっと共通するものがあるのではないかなぁーと感じました!
全然理解ができてないので他の皆様のレビューを参考にしたいと思います。
ノーランはオシャレ変態じゃ
これどうやって撮影したんだ??
後ろから前からTENET
ストーリーは別途理解でよいかも
ノーランと観客との集中力持久戦
ノーランはマジシャンだ。時間軸の変化、正義の歪曲、イマジネーションのビジュアル化など、様々なトリックを使い、観客を楽しませてくれる。今作で使うトリックは時間の逆行だ。現実世界において、一方的に進むだけの時間を逆行させ、時に進行させ、果てには進行と逆行の両方をやってのける。中盤の前進する車と逆走する車によるカーチェイスは驚きと興奮を詰め込み、なかなかどうしてのイリュージョンを楽しませてくれる。
しかし、この時間の逆行こそが本作の肝であるが故に、それ以上のトリックがないのが玉に瑕。物語を複雑にして魅せてはいるが、このアイデアひとつで150分駆け抜けようとするので、正直、ノーランと観客との集中力持久戦に持ち込まれてしまう。もっとも、この時間逆行イリュージョンは割と序盤から使われてしまうおかげで、この作品全体のルールがうまく理解できないまま、コトが進んでいく印象が否めない。時間の常識が分かるから、時間の非常識に驚くことができる。ストレートを見せ続けた後だからこそ、変化球で三振を取れるのだが、ノーランは最初から変化球だけで勝負をしてくるので、そもそものストライクゾーンが分からないのだ。
とはいえ、ノーランは映画館至上主義者だ。動画配信が台頭し、映画館離れが叫ばれる今だからこそ、未体験の映像と繰り返し見ないと分からない大作を作ることで、映画館で映画を観る楽しさを伝えたかったのかもしれない。ならば、物語が難解な分、登場人物たちの見せ方がもっと整理されている必要があって然るべきであろう。友情、ロマンス、悪漢への憎悪が取って付けたような薄っぺらいものに思えてしまう上に、ラストの大掛かりなアクションもヘルメット&マスク装着によって誰がどこにいるのか分かりづらさが倍増してしまった点は苦言を呈さざるを得ない。
無論、好みはあるだろうし、この作品を何度も観て解釈の答え合わせをしていくのも、映画の醍醐味ではあるが、正直、私はこの作品をもう一度観たいという衝動には駆られなかった。ノーランは毎回魅力的なアイデアで観客を翻弄するが、もう少し登場人物たちの気持ちに寄り添う優しさを持って欲しいと思ってしまう。
過去に未来がやって来て現在
終始脳味噌フル回転
ノーラン様々の自分でも微妙な作品
インセプションほどではない、が。
インセプションほどではない、が1回目の感想。
ただ、インセプションは壮大すぎてリピートしようとは思わなかったけどこちらは謎が多すぎて、2回目見に行く気満々に。きっと評価が上がると予想。
初の4dx鑑賞、最初こそ、うおー銃撃の度にこんなに揺れるのか、酔いそう。。と思ったけど、そのあとは自然に楽しめてた。首元を風が掠めて銃撃に合わせるのはひやっとして楽しかった。IMAXの方がオススメという記事もあったので2回目はIMAXにしたいなあ。
その他の感想と解決してない疑問
-主人公に名前がないことに終わるまで気づかなかった。
-逆行してるのに普通に会話できるのが謎で、よくわからなかった。
-キャット、背たかっ!
-主人公がなんと言ってキャットに携帯渡したのか忘れて気になってたけど、ただなんかあったら、だけだった模様。そしてその記録をどう使うのかよくわからなかった。逆行して助けに来たなら、順行に戻しても未来には戻れないんだよね?すると、自分が二人いる世界にとどまるしかないんじゃないの?
-逆行してオペラハウスの時間まで戻ったってことは1週間くらい?逆行で過ごしたってこと?その間酸素供給しながら飛行機乗ってロシアまで行ったの?できるの?
-未来の自分がボスなら、ニールが死ぬと分かってて送り込んだの?なんかアドバイスなかったの?
まっったく理解できず。
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