劇場公開日 2021年6月4日

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「ラブストーリーに特化した作品。拙者ではなく俺、ござるもかたじけないも言わず、すまなかった」るろうに剣心 最終章 The Beginning Don-chan(Daisuke.Y)さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ラブストーリーに特化した作品。拙者ではなく俺、ござるもかたじけないも言わず、すまなかった

2024年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

佐藤健さん演じる抜刀斎は、年齢不詳の容姿とアクションはすばらしい。
有村架純さん演じる雪代巴は、毅然とした態度で何を考えているか分からず、謎めいた雰囲気ですてき。

桂小五郎、高杉晋作、新選組の登場でワクワクした。
池田屋事件もあってかなり興味深いファンタジー。

序盤、緋村のアクションに感激。
巴との出会いや斎藤一の登場など興奮する。

ロケ地が日光江戸村と田舎だけ。
これは今作に対する文句ではないが、重機のない馬車の時代に急に洋風の立派な建造物がどんどん建ったということが、そもそも信じられない。もっと前から赤レンガの立派な建造物があったに違いない。

緋村は「俺」、「すまなかった」と言っていたことが分かったことと、一時的に目が見えなくて巴まで切ってしまったことが分かったことは収穫だが、長尺のわりに情報が少なかった。

巴と緋村の吐息のような台詞と、美しい雪景色が印象的。

Don-chan