「アクションから芝居メインに」るろうに剣心 最終章 The Beginning コウズィさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションから芝居メインに
ファイナルがアクションばかりなのに対してこちらは芝居メインで見せてくれるから殺陣で言うと静と動の静かな。
有村架純の芝居が上手かった!
益々、ラブになりました💕
「関ヶ原」の有村も良かったけど、こちらも素敵でした✨
こんな女性となら田舎暮らしもいいなって♪思える。
時代劇が似合う女優さんになりましたね。
次は大河ドラマあたりで見たいな♪
ストーリー的にはあるあるだけど。
殿の命令で幼馴染を上意討ちしなければならなくて幼馴染を斬り、長屋暮らしの浪人になって後に幼馴染の奥方に命を狙われるとか結構ヘビーなバックグラウンドを抱えるのがヒーローとか主人公というもの。
この映画もその一つ。
アクションシーンでは新撰組の沖田総司と
剣心の一騎討ちが剣に強い者同士の殺気ある立ち回りで見てる側も見入ってしまうほどの拍力のあるものだった。剣心も逆刃刀じゃないしね♪
斬り合いが怖いとすら感じる演出で
素晴らしかったです。
映画でもドラマでも時代劇で殺気を出すのは物凄い難しい演出。斬られる側も殺気を出さなきゃ斬る側も
栄えないから。
それを時間掛けて撮影するのはかなり大変だと思う。
気持ちも入らないと出来ない。
それを構えて撮影するスタッフにも称賛!
残念だったのは新撰組の衣装が長過ぎて
だらしなく見える。
幽霊が着てるみたいだったのが嫌でした。
何故にあんな幽霊みたいな衣装にしたのやら。
あれは頂けなかった。
雪のシーンが綺麗に活かされていて異空間に入ってしまった感じが素晴らしかった♪
あれを演出する環境を作るスタッフ最高です✨
映画は俳優さん、スタッフさん、一丸となって作る物。
それを締めに観客が締めてくれるんですよね♪