「ツッコミどころは多々あれど」るろうに剣心 最終章 The Beginning 疾風のタヌキさんの映画レビュー(感想・評価)
ツッコミどころは多々あれど
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とにかく 有村巴 が美しい。それに尽きる一作。原作通り見惚れるような美貌に加えて儚さや憂いを帯びた演技は存在感抜群。今回はヒロイン 武井薫 の出番は無かったが、あの存在感を見せつけられると出番は無くてよかったと思う。
ついに登場、新選組のダンダラ羽織がマントみたいに薄くひらひらとたなびいてカッコよかった。
局長がまんまゴリラで迫力満点(すいません役者名存じません)、沖田VS抜刀斎夢の対決、北村辰巳(意外と出番多い)の渋さ、中性的な風体とは裏腹のドスの利いた長州訛りのギャップが良い高橋小五郎、なにげに再登場の鍛冶屋赤空。
まあ見どころ多ければ当然突っ込みどころも多くなるわけで、例えば
①アッサリ殺られた連鎖刀の村上
原作では結構抜刀斎を追い詰める強敵なんだが随分一方的にバッサリとw
②過去作使い回し
ゾンビ清里シーン、錦の御旗登場の戊辰戦争末期シーン
③凹みすぎ
巴が内通者と判明してからの剣心が凹みすぎwゾンビみたいに歩いてたぞw
④爆殺できたのでは?
敗色濃厚となった暗殺者が捨て身の爆破?をするんだが、わざわざ聴覚や視覚を奪って後続の仲間に繋げるだけの自爆。
徳川直属の暗殺組織なら火薬や爆発物くらいあるだろうに。
まあとにかく、巴が美しかった。それだけでじゅうぶん。
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