ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりからのレビュー・感想・評価
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エゴの塊
WEB試写会にて鑑賞
どうしてもラファエルに共感できない。
なぜ、人の話を聞かずに自己完結するのか。
相手の気持ちを無視した決定はエゴ以外の何者でもない。
序盤、ラファエルは元世界に還りたがっていた。
中盤、還れるかと思ったらダメだった。
後半、還れるだろう機会があるが、放棄
キスして終わりって。
なぜ、自分のいた現実のオリヴィアと話をしないで終われるのか。
なぜ、別世界のオリヴィアと結ばれる終わりにしたのか腑に落ちない。
あなたのオリヴィアはそのオリヴィアであっていますか?
あなたが幸せにしなければならない、話し合わなければならないオリヴィアは探さなくて良いのですか?
本当に彼女の幸せを願うなら、書き置きせずに去るからね。
あれを書かれても、別世界のオリヴィアはサッパリだからね。
それを伝えなければならない相手は元世界のオリヴィアだから。
残念ながら、私の知りたい愛の形ではなかった。
キゼコイ。(気絶したら恋におちてた)
オンライン先行上映会にて鑑賞 高校ときにキゼコイして 結婚しました。 主人公は小説家として成功して 調子に乗ってしまい オリヴィア(奥さん)ないがしろにしてしまい 気持ちのすれ違いがおきて 喧嘩をしてしまいます。 翌朝男が起きるとそこの世界はいつもと違う? みたいな起。 パラレルワールド? その世界線はどういう世界でどういう立ち位置なのか はっきりと名言はしない 彼はオリヴィアとの恋をやり直すべく? それとも元の世界に帰りたいから? 必死にオリヴィアに近づこうと頑張ります。 最後の展開はこちらにある程度 任せる、想像してね的な感じ 答えはないんだとおもいます。 とてもラブストーリーでした。 フェリックスの存在が 物語のスパイス、エッセンスになっていて すごくよかったです。 ラブストーリー好きな方はぜひみてほしいです
時には自我を捨て、愛する人の為に必死に
フランス映画祭2020横浜にて鑑賞。
想像してたよりも序盤中盤にかけてはコメディ色強めで、後半は胸をキュンとさせるラブストーリーとバランスのいい楽しい作品であった。
主人公のラファエルは高校時代に互いに一目惚れしたオリヴィアと結ばれ結婚し今は売れっ子作家として生きる。
仕事の多忙から昔のようにオリヴィアと接する事ができなくなりまた売れっ子になったが故に態度も大きくなり昔のような謙虚さも失っていった。
そんな姿を悲しく思ったオリヴィアはラファエルとぶつかり別れる流れになりかけたところで、ラファエルは別世界の時間軸のラファエルへと人格が飛んでいってしまう。
その世界のラファエルは中学校教師をしており本来のラファエルの世界と比べたらだいぶ地味な生活を送っている。
一方その世界でのオリヴィアは売れっ子ピアニストとして生きており別に恋人もいた。
元の世界に戻るにはオリヴィアとまた恋をする事で戻れるとラファエルは考え、どうにかオリヴィアと恋人関係になろうと必死になる。
この必死になる姿こそがこの作品の軸となり、また別次元に飛んだとぶっ飛んだ話を信じ協力して共に行動する親友のフェリックスの存在がとてもコメディに描かれ楽しませてくれる。いわゆる別次元に飛んだあるあるネタをたくさん繰り広げてくれる。
この作品の結末はオリヴィアとまた恋愛関係になる事で元の世界に戻るのかと思いきや大いに裏切られた。
ラファエルは飛ばされたこの別世界でオリヴィアの事を当初は心の底から愛してなかったように見える。
あくまで元の世界に戻りたい事に必死で恋愛関係になろうとしていたようにみえた。その為なかなかうまくいかない。
最後の最後でラファエル自身がオリヴィアへの本当の愛を思い出し、元の世界に戻る事への大切さよりオリヴィアとの想い出の大切に気づく。そして最後は2人が真実の愛のキスをしてこの作品は終わる。作中内ではラファエルは元の世界に戻る事ができたかは明確になされずに作品は終わるわけだ。
この終わり方が非常に素敵である。色んな捉え方はあると思うが僕個人としては、おそらく戻り、戻った先にはオリヴィアの大切さをしっかり持って今後も大切に関係を築いて行けたのではないかと想像したりもする。
というのも元の世界に戻る事に必死の時点ではまだ心底オリヴィアの存在の大切さに気づいておらず、そこで戻ったところでもまた時が経てば同じような衝突にぶつかってたのではないか。
誰しもが何度か恋愛はすると思うが、結ばれて時が経つと最初の頃の気持ちはどうしても薄れてしまい、そして忘れてしまうのも自然である。
ではどうしたらその頃の気持ちを思い出せるのか。
時には自我を捨てて、愛する人の為に必死になる時間があってもいいのかもしれない。
序盤はコメディ色が強めだったが後半からはとてもキュンキュンされる展開が多くとても楽しむ事ができた。
ラファエルの選択にワンランク上の愛を見た
ラストの展開に驚きました。 そうきたか…。さすがフランス映画。 人生をやり直すチャンスがあれば… そんな“タラレバ”は大なり小なり誰にでもあると思いますが、そんな夢を叶えてくれる映画が大好きです。 時間や時空を越える主人公の“タラレバ”を擬似体験する興奮! それに、なんと言っても映画を見終わって現実に戻った時に「これからだって変われる!」とか「目の前に居る人との時間を大切にしよう…」と思えるところが好きです。 ネタバレしない程度に伝えるのは難しいのですが… この映画を観終わって現実に戻った時「自分の事ばかりではなく、大切な人の幸せについて」考えさせられました。 “愛されるよりも愛したいマジで”な気分になれる映画です。 そして“愛する”って言葉には、まだまだ自分発信で相手に働きかけるイメージが残りますが、 “究極の愛”とか“無償の愛”レベルになると、もはやそこに“自分”の出番は無くて、相手の存在そのものを最大限にリスペクトすることに尽きるのかも。 自分の幸せより相手の幸せ。 個人の幸せよりも大勢の幸せ。 決して自己犠牲ではなく「あなたがいてくれて、ありがとう。」と思えるって素敵だなぁと感じました。 主人公が迷い込んだ別次元では、二人の立場が違うだけではなく、主人公本人の生活スタイルはもちろん、価値観まで違っていて驚きました。 なるほど。“誰と出会うか”によって人生が変わるのだとしたら、“誰と出会わなかったか”によっても人生が変わるんだ! 彼女に出会わないままだったら、確かにこんなノリの男だったかもww 二人の出会いもドラマティックで素敵なのですが、オープニングで一気に二人の歴史を見せていくところがオシャレで、否が応にも想像力を掻き立てられます。 ストーリーに戻る頃には、すっかり二人の事を昔から知っているような気持ちで入り込んでいるので、心がすれ違う二人を見るのは本当に辛く、序盤から落ち込んでしまいました(^^;) 主人公のラファエルは嫌な奴なので、感情移入しにくいですがww とにかくオリヴィアちゃんが可愛い(≧∀≦) やる事なす事かわいくて、好きになっちゃいます。 そして、ピアニストとしての彼女の演奏シーンが圧巻!! ラストへ繋がる説得力が増します。 全編を通して二人の心の機微の演出がとても繊細で素敵でした。 とくに二人の心が通い合って「あ。恋に落ちたな。」とわかる瞬間が素晴らしい!! 「理屈ではなく惹かれ合う」といったシチュエーションをリアルに感じて、すごくドキドキしました。 あと、どうしても書いておきたいのは、悪友の面白さ!! フランスでは有名なコメディアンなのかしら? 『セラヴィ!』の新郎役も笑えましたが 一人芝居が抜群に面白くて、今回も爆笑してしまいました。 主人公に大切な事を思い起こさせるキーマンとしても魅力的な役でした(*´꒳`*) そもそも、誰かの人生の擬似体験をしたくて映画を観るのかもしれませんね。 欲張りな私は、何通りもの人生を体験したくて映画を見るのかも。(^◇^;)
オンライン試写会にて
主人公ラフは、小説家で成功し、すっかり天狗になっていた。リッチでクールだった彼が一転、パラレルワールドの世界なってからのギャップが非常に面白かった。学生時代からの友人フェリックスがまた面白くて、特に卓球ネタは笑えました。失くして初めて大切さに気づく、オシャレで素敵な楽しい作品でした。よく似た感じの作品で、ニコラスケイジの「天使のくれた時間」も素敵なのでオススメです。 オンライン試写会
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