「辛くて儚い」ロード・オブ・カオス のりさんの映画レビュー(感想・評価)
辛くて儚い
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元々メイヘムの音楽が好きで見たのだが、衝撃がすごかった。悪魔崇拝者という表面の中、自分が目立ちたいという承認欲求が働いてすごく非現実的なのに共感を求めてきてるような感じがした。周りの人間が悪魔で頭が狂ってる中、主人公のユーロニモスだけは悪魔になりきれていないような、人間らしさが残っていた。最後は人間不信のバーズムがユーロニモスを殺した時は、普通にグッときた。
青春映画のようなあっという間のスカッとした感じもあり、ブラックメタルのような暗く、どんよりとした感じが混ざってかなり新感覚なジャンルだった。自分がクリスチャンなこともあり、見るのは人一倍辛かったが、魅せられてしまった。
メタラー仲間におすすめしたくも、普通にファッションサイコパスのやつらとかにも見せたくなった.
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