映画 えんとつ町のプペルのレビュー・感想・評価
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映像技術はハイレベルだ。それだけても低評価はないだろう。
西野亮廣が絡むと胡散臭いと思ってしまうけど、食わず嫌いかなぁと思って鑑賞してきた。岡田斗司夫と口論した事も足を運ぶ1つの要因となっている(笑)
さて、映画は?と言うと、映像のクオリティが高く、それだけでも評価を上げざるを得ないでしょう。(出来れば酷評したかった)
18:00からの上映を3時間前の15:00に予約したんだけどその時点では席はガラガラだった。だからきっと空いてると思って映画館に行ったら、結構な人が鑑賞に来ていた。
■まずは設定。
主人公ルビッチはえんとつ町に住んでいる。
ルビッチは父ブルーノと母ローラの息子。ブルーノはある日から行方不明になっているのでルビッチはローラと二人暮し。ローラは煙による悪環境が原因で病気になっていて車椅子生活を送っている。
えんとつ町にはえんとつが無数に生えているので、沢山の煙が空一面を覆うのでこの町の住人は星を見たことがない。また、この町を支配しているレター家によって渡航を禁じられているので、外の世界を知らないし、外界があることにすら気付いていない。(進撃の巨人みたいだ)
えんとつ町では漁を禁じている。そして、植物は育たない。あれっ?じゃあ何食べてるの?植物が無いなら家畜も育てられないでしょう。ルビッチが友達のプペルを母に連れてきた時に、ご飯の用意をすると言ってたんだけど、そこは描かれていなかった。
キャラの名前は西欧らしさがあるが、看板には日本語の文字があるし、ルビッチは自宅を裸足で歩くし、畳や襖、縁側もあるので、日本のような住環境だ。
■レター家
(忘れた、確かこう)
その昔、レター1世は腐るお金『L』(エルと呼ぶ)を開発した。有効期限をお金に設けたことで、人々が貯蓄せず消費するようになって経済が回った(といった内容だったと思う。)が、政府に目を付けられてレター家は追いやられてしまう。で、えんとつ町の場所に移住して、えんとつを沢山作って煙で町を覆うことによって自分たちの存在を隠すことにした。それを代々行ってきたのでレター家の当主は15代目になる。
えんとつ町では、外界と接触しようとする、または町の常識とは異なるような思想を持つ者をを異端として取り締まっている。
レター15世自体は、このような政策に疑問を感じているが、取り巻きは必要だと訴える。言わば既得権益を守ろうとする。
腐るお金Lの事だけど、もしもそのようなお金になったら、電子マネーとか金とかに換金するんじゃないかな?
■プペル
天からハート(核)が落ちてきて(原作だと配達員が落っことす)、その核にゴミが集まってプペルが誕生する。プペルの頭にはルビッチが父ブルーノから貰ってなくしてしまったアクセサリーがある。脳の役割をしているそうだ。
性格は温厚で優しい。
ハートが落ちてきたのはハロウィンの時期。ハロウィンについては詳しくないが、日本で言うお盆みたいなもので死者が下界に降りてくるようだ。
プペルの正体はルビッチの父ブルーノだ。
上にも書いたが、ブルーノは行方不明と説明されている。実は、異端審問官に異端と判定され殺害されている。そのブルーノがルビッチの元に戻ってきてのだ。
■ブルーノ
何故か煙で見えないがその先には星がある、という紙芝居をする。何故彼がそのようなストーリーを思い浮かんだのかは謎。完全な妄想か、信じているのか、は不明。
ルビッチはさらに謎で、何故かブルーノの紙芝居を信じている。
この辺はよく分からない。なんで星があると思ったんだろ?
ある人のレビューでは、星を見た事ない人が⭐を描いてるのはおかしいと言ってたんだけど、⭐自体は図形としては存在していてもおかしくないし、それをたまたま星としたのも、まぁ確率0の話ではない。
■アントニオ
ルビッチの友達。何故かプペルをボコボコにする。
昔、偶然、一瞬だけ星を見たことがあるが、星は無いと思い込んで、星があると可能性を否定してきた。
■感想
良かったなと思う点はやっぱり映像がキレイな所。
次に、最後まで飽きずに見れたこと。ある人のレビューでは、前半きついと書いてあったんだけど、私はそうではなかった。特に冒頭からスコップと会うまではジェットコースターみたいにストーリーが展開されてくし、面白い。
豪華な声優陣。声優では無い芸能人を声優に当てることについて批判的な声があるが、この映画に関してはそんなに悪くはなかった。
(ごめん、カジサックはどこに居たの?気付かなかった( ̄▽ ̄;))
映画冒頭のダンスを観て凄いと感じた。多分、キズナアイとかのやってるモーションキャプチャ?で作った映像なんだけど、そういった先端な技術を使って作った映画なのだと感心する。
星が非常に綺麗だった。まぁ、最大の見せ場だからね。きっと感動するんでしょう。涙腺弱い人なら泣くのかも。
悪かった点は、ルビッチが横スクロールで移動する映像が流れた所だ。何となく、あぁ、きっとゲームアプリに繋げようとしてるな。っていうお金の臭いがしたからだ。あの映像は本編全体の中でも違和感がある。
あと、感動はしなかった。悲劇ではないからかな。鬼滅の刃だと煉獄杏寿郎の死に様に胸を打たれるが、この映画ではそれほどの感情の揺さぶりはなかった。
スコップ(オリラジの藤森が演じるキャラ)のセリフが早口でしかも沢山話すから殆ど何言ってるか分からなかった。3つの願いを叶えるって所が理解できれば後はどうでもいいってスタンスなのかもしれない。
ディズニー倒すかもなぁ。次回作に期待!!
あんまり西野さんは好きじゃないけど、、、
初めに言っておきますが、
僕はキンコン西野はあんまり好きじゃないです笑
頑張っててすごい人だと思うけども。。
先日、日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品に選ばれたのにはびっくりしました( ̄□ ̄;)
キンコン西野の映画ってことで、西野サイドとアンチ派に評価は別れると思いきや、、、
レビューみると、オンラインサロンメンバーからは酷評がめちゃくちゃ多いのはなんでだろ?笑( ̄□ ̄;)
メンバー装ったアンチかな??
別に普通に面白かったと思うけど。。
アカデミー賞に選ばれたことや、キンコン西野が作った映画、という先入観が紛れてしまうのは否めないです。
ぼくもなるべくそういう先入観を捨てて観てましたが、確かにキンコン西野らしい映画だと思ってしまいました。。
キンコン西野の思想みたいのはあると思います。
それでもキッズアニメーション向けのキャラやグラフィックを介して、伝えたいメッセージを表現してるのは自然な感じにはなってますし、なにより初めての作品でここまでの映画が作れるのは評価に値していいのではないかとは思います。(上から目線ですまん)
この映画でのメッセージはおそらく、
「夢をあきらめるな」とかそういった類です。
ちなみに、、、
キンコン西野というと、、、
お笑いコンビの「キングコング」のツッコミ役で、今はオンラインサロンなどいろんなビジネスで活躍しています。
昔からちょっと変わり者扱いされてて、独特の価値観がある人だったので、いじられてるキャラの印象が強かったです。世間から評価されるようになったから、そのキャラが面白くなくなっちゃって、ただのビジネスマンとして見るしかなくなっちゃいました。
でもまぁ世のため人のため、稼ぐためにがんばってるので今後の活躍も期待してます。(上から目線すまん)
ストーリーの体をなしていないです
登場人物の行動動機がでたらめなため
ラストにいくにつれて
自分がいま見せられているものは, いったいなんなんだ??
となっていきます
感情が動くと書いて感動なわけですが,
見ているほうの心の中がまったくの無風になります
(おかしなところが蓄積していってmaxを超えます)
一般的に,
社会のほうがおかしいのだ, というストーリーよりも
最初はダメだった主人公が最後には(ちょっとだけ)成長するストーリーのほうが感動するものなのですが,
この作品は前者です
( まれに, 最初から人としてできた主人公が, 社会のありかたを葛藤とともに探すストーリーもありますが, これを描けるのはとても優れた作家だけです, ナウシカ や アシタカ はそのように描かれています )
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信じること, というけれど, なにを信じることなのかがよくわからない
1.自分の才能 を信じること なのか
2.大好きだった人を信じ切ること なのか
(自分の好きだった人(父)が誠しやかな話を言いはじめたとしてもそれを信じること なのか)
1. は 西野さんの普段の活動から勝手に輸入されているだけで, 映画の中だけで見るなら, 別に描かれていないです
空に星があることは 自分の中に星があること(1.の文脈) のメタファーなのだ, というのは 絵本ならまだしもですが, 映画のストーリーとしては だいぶ苦しいです
2. は, 父でさえも 星があることは 自分の目で見たわけでなく, 人からの伝聞なので
なんなんだこの話は? となります
(それを信じようとするルビッチのほうがどうなんだ?? となる)
(パズーの父やポムじいさんのような説得力を観客にもたらさない)
さらに, 町全体が為政者によって仕組まれていた町だったのである
というオチなので, 町の人たち(社会)がそれ(星があること) を信じていないのも, 仕方なかったのでは? となります
それでいて 主人公は(ナウシカやアシタカのように)為政者と対峙したりすることもないです
ジャイアンのような人が後半で改心するのですが
これはおおむね 1. の文脈のことを描こうとしているのではないかと推測されますが
繰り返しますが 1. のことは 映画の中にはまったく描かれていないのです
町の人たちも改心し, そこには大人たちもたくさんいるのですが, そのほとんどが 為政者への怒りよりも, 主人公の応援(1. の文脈?) に向かいます
それで 結局, 為政者のしてきたことが, いいことだったのか, 悪いことだったのか 判然としない
そんなに簡単に結論の出るものではないのだ, というものであれば
主人公もともに葛藤しながら模索し, 為政者と対峙するような場面があったらいいですが
これも繰り返しですが, そういう場面はないです
(主人公はそんな難しいことを考えられるような歳でもないし)
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友達のいないルビッチに, 友達ができたらいいな, と父は願っていた
そして プペルがようやくはじめての友達となる
わけですが, 最終的に, プペルは父の分身である, というようなオチです
それって 友達ができたことになるのだろうか?
というのもあります
( 父との絆の話なのであれば 観客が混乱することを持ち込まないほうがいいし, 友達をつくる話なのであれば, 例えば 下妻物語 のように描いてほしい )
最終的には父との絆の話のように思えますが
そうなのであれば, 主人公の年齢がもう少し大人に近づいた年齢(つまり青年くらい)
のほうがいいと思います
どういう精神構造をしているとこのストーリーに感動できるのか
まったくよくわからないです
高評価の人はストーリーの中身を見ているのではなく それ以外を見ているのだと思います
-- 追記
もし本当に 1. の文脈を描きたいのであれば, ジャイアンのような人を主人公にして その変化(成長) を丹念に描くほうが, 観客にはごく自然に(押しつけがましくなく) 伝わると思います
( そういう名作はいっぱいあるのでは? )
泣く人は泣きます、僕は泣きました。
プペルの物語がバックグラウンドになって進むラストシーンは心に沁みてしまったな。何も、誰も、傷つけていないのに、辛いことがある、悲しいことがある、裏切られる、傷つけられる。それでも自分の信じたものに向かって突き進む志を捨てない。それでもまた困難な事がある。そんな人生を信じましょう。次の世代のために、あなたの周りの人々のために信じましょう。そうすればきっと綺麗な星空をみんなで見ることができるから。このメッセージを直球どストレートで僕の心に届けてくれたな。色々な意見はあるけどメッセージへの作り手の想いが伝わって泣いてしまいました。
面白くない理由が分からない不思議な映画
美しい映像と凝った演出、映像クオリティと言う意味でとても高いです。
にも関わらず、始まって数分で退屈で早く終わらないかなと思い始めました。
パッとしない映画は沢山みてきましたが、こんなに画力があるのに
続きが全く気にならない映画は初めてです。
子供向きだからか?とも思いましたが、ジブリやコナン、ドラえもん映画などで映画館を出たいと思った事はありません。
特にドラえもん映画(初代の方)は大人になって未だに見返す程好きです。
最後まで惰性で見て(つまらな過ぎて具合悪くなった)、映画館を出た後「何故こんなに退屈だったのだろう?」と考えましたが、やはり一番大事な“ストーリー構成”がとても陳腐で、下手くそです。
“面白い見せ方”と言うのが下手過ぎる。
西野さんの作品と言う色眼鏡で見ず、純粋に映画を楽しみに見に行きました。原作も知りません。
元々絵本だから、これが限界と言えばそうなのかもしれません。
小学校低学年くらいまででしたら、ガチャガチャした映像だけで楽しめるかもしれません。
そして全体的に
「こうすれば面白いだろ?感動するだろ?」
と全てがテンプレをなぞった押しつけのように感じました。
“自分を信じぬく事の大切さ”を伝えたかったのはとても分りましたが、メッセージがあまりに露骨でクドイと見てる側が辟易します。
何より、ルビッチの台詞が西野さんの台詞なんだなってわかり過ぎてチラついてダメでした。
「周りにけなされても成功したかったんだなー。この作品は彼の成功の証明なんだなー」
と。
総評として、これだけのものを作れるクリエイター達の無駄遣い、と言った感想です。
もっと良いシナリオを作れる人の作品を見てみたいです。
感情移入できない作品。
キャラクターの行動原理が謎というか雑だった。
キャラの感情の動きが全然追えなくてちょっと観るのしんどかったなあ。。。
今まで批判をしていた街の人たちが「誰も星みたことないだろー!」で突然味方になるあたりとか「???」。
だいたい映画観たときっていろんな人の立場や視点で色々な考えを抱くことが多いが、それがなかったのできつかった。
映像やキャッチーなダンス、音楽もあるので好きな人もいると思うが、ストーリー重視で映画や小説、漫画など観てる人には向かない作品かな。
絵と演技は良かった
絵が綺麗で演技も良かった。
ストーリーとキャラの位置付けが微妙。
演出もいいとこ取りをしたいだけ?って感じた。
***気になった事***
歌とダンスから始まるのも洋画とかで見かけるけど、何で生まれたばかりのプペルが踊れるの?
街の中心街は千と千尋の神隠しみたい。
途中何度か出て来るワチャワチャ感(プペルと出会う時、坑道みたいな所など)も何かで見た事ある。
大臣?みたいな人の顔がアラジンのジャファー。
・主人公
→年齢設定何歳なの?危険な場所で働く事が出来るなら10歳前後?仕事してお金を貰ってるなら、あそこまで幼い考え方にはなら無いんじゃない?
・異端審問官の立ち位置
→異端審問官に捕まるとどうなるのか分からず、普段どの程度の恐怖を感じながら生活してるのか分からなかった。
・いじめっ子
→複数の役割を与えられてるからか、そこでその言動??ってなる。価値観を押し付ける、抑えつける役割と主人公への理解の役は分けた方が良かったように思う。
・島
→あの程度の大きさで250年も外との交流を絶ってたら、殆ど遠縁とはいえ親族になりそうな気もする。。
原作だとこの辺解明されてたりするのかな?
たとえ解明されて無くても、絵本だと短いから違和感なく読めるんだろうな。
タイトルなし(ネタバレ)
絵はきれい。
声優陣も俳優ばかりだけどいい仕事してる。
まあ、それだけでもこの映画を見る価値はある。
内容が分かりやすい。
けど、どうも既視感が半端なくて。宮崎駿作品やディズニー作品のテイストがごちゃ混ぜになってる。
そしてアラフィフの私が見るには十分すぎるほどこっぱずかしい(それは予測できたよね…)
USJのアトラクションから飛び出してきたみたいなストーリー。
いいたいことは環境問題あたりなんでしょうけど、主人公はゴミで、できたいきさつの描き方は雑。空が晴れ渡ってゴミが少なくなればブペルはいなくなる…その辺のジレンマも描き込んで欲しかった。
そもそもえんとつまちができたいきさつが弱いし、必然性が感じられないし、船がでかくて海の表現があったように思うけど、実際煙が晴れてみると滝のある森の中の中州のような場所。あれには唖然とした。「それやったら泳いでわたれるやんか!」と幼少の頃の私でも画面に向かって突っ込んでいただろう。
とにかくそんな高尚なテーマ掲げるなら、子どもにはもっと言葉を選ぶべきだし、大人にはもっと世界観練り込むべきだと思う。
辛口すいません💦
期待した分ショックでした
サロンメンバーです。
映画を本当に期待して見に行ったのですが、正直期待外れでした。
まず、内容が絵本の内容とほぼほぼ同じ。
むしろ改悪と思えるものになっていました。
例えば、プペルがお父さんと分かるシーンが船の上じゃなくて、ルビッチの家の前に変わっていたのも、感動が薄れて全然響かなかったです。
また、冒頭の曲も急にプペルが踊りだす辺りはついていけなかったです。
途中で心配になるぐらいな出来栄えで、後半の船の上でプペルが壊れるシーンなんかも、ルビッチは悲しむ顔を全くせずに、コロッとしている。友達じゃなかったのかな?
あのシーンでもっとルビッチが悲しみを表現していたら泣いていたと思います。
大切なプペルがバラバラになったので反応薄過ぎて正直空いた口が塞がりませんでしたね。
ただ、たしかに王道の感動ストーリーだとは思います。
期待し過ぎただけなので、好評意見を出す人の気持ちも分かりません。
消化不良
元旦から見てきました。
子供が鬼滅~を見たいというのを後回しにしてこちらを見に行きました。
絵本はデジタル版で初期の頃に見たのですがあんまり内容覚えておらず、ゴミ人間がいたなーくらいの印象。背景は綺麗だな。。。と思っていましたが、YouTubeなんかで4回見て4回泣いたとか大絶賛をよく目にしましたのでそんなに? 映画用にストーリーも変わってるのかな?という事で、子供に見せるなら鬼の怖い映像よりいいかなぁと思い行ってきました。
子供にいいかと思ったけど、はじめのほうのトロッコに乗ったルビッチ目線のシーンが結構長く子供が酔ってしまいました。
早く終わんないかなーこのシーン。。。と言うくらい長く感じました。
冒頭から子供向けではないな…と感じました。
内容的には目新しいものではなく、穏やかに、がんばれ!と応援したくなるものでした。冒頭のことはあれ、私は泣けませんでしたが我が子も終盤泣いていました。総評して映画好きにはオススメできないかな。何故これを映画にしようと思ったのかが不思議です。誰か止めなかったのかな?西野さんの人気票があればいけると思ったのかな?
西野さん御本人も仰っているように、ご自分の経験を元にしたという事で同じように苦労した方や、携わった関係者、西野さんの語る事前のストーリーをきちんと把握していた方なら感動できたのでしょうが、1本の映画として、それだけで感動するのだと思っていた私には消化不良に終わりました。西野さんのストーリー聞いてから行けばもうちょっと楽しめたかな。。。いや、それならそういうプロモーションして欲しい。。。
個々人を尊重し、メディアに先導された既得権益の世の中を変えようとしているムーブかと思っていただけに(勝手にw)過剰なまでに盛り上がる感想やファンがいて残念です。それも個人の感想と見ることも出来ますが、仲間内だけで盛り上がってる、それが一般の人も訪れる公然で。という印象。
どこかのまとめサイトに不評はあまり見つからないと書いてありましたが、単に作品として評するまでのものでは無いからだと思いますし、そう言うタチの悪い輩が見る類ではないからかなとも思います。たがら酷評してる人は映画文学を愛している人。レベルを下げたくない人でしょう。私もタチの悪い輩のつもりはなく、ただ意見が片寄っている事に違和感を感じていたので(この20日間ほど)感想を書いてみました。
結局今までの権威者とどちらに偏るかが変わるだけで同調圧力とも変わらない、それよりはソフトに見えるがむしろ一見わかりにくく、好きな人だけが評価してくれればいい、好きと言わなければ無視するという新しい権威者の出現に恐ろしいさを感じ鳥肌が経ちました。だって私は単純に映画を楽しみたいだけなんですから。神聖な領域を脅かされている危機感を感じます。
西野さんを好きな人が沢山いて西野さんストーリーありきの映画です。
辛口でしたが作品を悪く言っているのではありません(映画にするのはどうかという所はありますが)。良い作品なら過剰な応援はなくとも広がるのにね。
映画制作はとてもギャンブルだと聞きますし、コケる訳には行かないから宣伝も過剰になるんでしょうが、今後はちゃんと調べてから見に行きたいと思います。
西野さん、こういうの見てるんでしょうか?見ていたら次があるなら映画一本勝負で、そして感動した!なんて単純な評価に浮かれず酷評をアンチだなんて片付けず次回に活かしてください。お願いします(^-^)
追記
このレビューを書いた後に過去の他の方たちのレビューを読ませていただきました。私と同じようにモヤモヤしている人が多く改めて、そうですよね。。。と納得しました。オンラインサロンでの反対意見を言えない、同意のみしか受け付けない体制があるという、それがこの消化しきれないものの正体だということにも驚きは感じません。あふれでています。
素直に作者に次は良いものを作って欲しいと書きましたが、西野さんの目的はそこではなくお金を集めるための手段に過ぎないのにトンチンカンなことをお願いしてしまいました。この映画で巻き込まなくて良い人、西野さんを嫌いではない一般人を巻き込み潜在的なファンを減らし、信用を失ったことも計算のうちなのでしょうか。同時により多くの人に知ってもらうことが目的で手段は選ばないというビジネスなのだから何も間違っていないということでしょうか。映画の主旨は挑戦するものが笑われない世の中にしたいのはずなのにそれ以外はどうでも良いのかとなんだか残念な気持ちです。
映像最高、本業の声優を起用してほしかった
西野さんのサロンに入っていて連日の投稿やたくさんの方がYouTubeで絶賛していたので、ワクワクして楽しみにしていきました!
残念ながら想像よりは面白くなかったです。
いや、普通にアニメ映画として映像のクオリティも高くてよかったんですが、
序盤でいきなりダンスのシーンやアクション?トロッコのシーンがあって、「ん?」ってなりました。
あとは、声のほとんどがタレントさんでアニメ映画をよくみるわたしてしては残念ながら声の演技が薄かったです。
いや、有名アニメ映画でもたまにゲストで棒読みのタレントが出たりはするんですけどね、やっぱり主要メンバーはちゃんと声優さんを抑えてほしかったなと…そこも残念ポイントです。
ただ、チケットをより多く売るという点で考えれば話題性で芸人さんやタレントさんを起用するのも仕方ないのかなと思ったり、、難しいですね。
アニメ映画好きとしては、星3つです。
次回に期待っ!
映像と声が良かった
テレビの番宣で面白そうだなと思ったので観に行きました。拍手をするほどの信者がいると噂を聞いて「余韻壊れるじゃないか。嫌だなぁ」と警戒していましたが、結果拍手はなかったです。
ストーリーは絵本の時点で好みじゃなかったんですが、映画は更にイマイチな気分になりました。友情の話よりも親子の話がメインです。これは好みの問題ですが、私はプペルが友達になって終わって欲しかったです。映画ではプペルが消えてしまうので更に悲しくなりました。
でも映像は良かったです。
そして、芦田愛菜ちゃんと窪田くんの声が良かったです。
ストーリーは好みじゃなかったけれど、映像と声は良かったので、見て損した気分にはなりませんでした。
泣きました‼️
盲ろうの父と母を連れていきましたが、号泣していました❕
映画館のシートを飛行機のビジネスクラスと勘違いして、旅行に行くものだと思っていたそうです。
ラストで原作者が溶鉱炉に沈みながら「I'll be back」と言うシーンは涙なしには見れませんでした!
どこにも見どころが無い
仕事柄観る機会があったため、感想を書きます。
【映像】
今の技術を考えると、非常に低レベルです。
ガクガク、ガタガタ。10年ぐらい前のクオリティだと感じました。
【音】
そこまで盛り上がりもなく、記憶に残らない。
声の出演はひどいの一言。ハリボテだらけの作品なので、声優ぐらいは本物を使った方が良かったのでは。
【ストーリー】
粗が非常に目立つ。
舞台は外界の危険から隠れるため、煙突の煙で防護された閉ざされた街。
支配者が住民を守るため(外に興味を持たないように)、外の世界の存在をひた隠しにしている街。
そこに住む奇天烈な少年ルビッチは、同じく奇天烈な父親が街のルールを破り、外の世界を知ってしまった為に書き残したモノを見たので、外の世界を信じている。
ある日、悪臭を放つゴミ人間がやってきて、何故かルビッチはそのゴミ人間プペルと仲良くなり、街のルールを破ったり、街の住民を危険に晒したり、自分勝手な事を言いながら、街の外を目指す。
口八丁手八丁で洗脳した住民を使った数の暴力で、街を守る為に必死な町長達大人をぶっとばし、排除。
最後は火薬で街の煙をぶっ飛ばして、「わあ外ってあったんだね!」となり、住民達にも、何故か町長達にも大絶賛されて終わり。
掻い摘むと、こういうストーリーです。
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全体的に、原因と結果が何一つ繋がらないため、終始煙に巻かれたような気持ち悪さが残りました。
・何故ルビッチとプペルは急激に仲良くなったのかが分からない。
プペルは悪臭を放つ胡散臭い汚いゴミの塊です。何故、出会った瞬間にルビッチが懐くのか。一切の背景が描写されない為、ルビッチは特殊な性癖でもあるのかと疑ってしまう程。
・客観的に見るとどう見ても、支配者サイドは街や住民を守ろうとしている「善玉」側。ルビッチはそのルールを壊し、我儘一つで街を崩壊させようとしている「悪玉」側になっている。それなのに、徹頭徹尾ルビッチを正当化し、讃え、神格化するようなストーリーの流れにとても気味の悪いものを感じる。
・この手の話には、必ずルールを破壊する事への葛藤だったり、苦悩だったり、苦境を乗り越えた成長なんかが描かれて然るべきなのに、この映画にはそれらが一切何一つない。
「神の子」ルビッチは成功が約束された存在であり、苦境など存在してはならないらしい。
そんな内容なので観終わった後も、心に何も響かない。
・支配者は、「異端審問官」などという現実に居たらとても物騒な武力を使ってまで住民を守らなければならなかった筈なのに、煙を晴らした途端「外の危険」が綺麗さっぱり忘れてルビッチを大絶賛し出す。設定の通りなら、煙が無くなったせいでその後すぐ外敵に滅ぼされる筈なのに……
「大人達がなんか隠してる街で」、「秘密を知りたい少年が」、「ゴミ人間と仲良くなって」、「ルールを破壊する」
これがしたかっただけなのだと思います。
監督の安っぽいアイデアを入れ、「大成功して大絶賛」という結果へ至る事だけを目的に作られているため、各要素が全く接続されておらず、お話としてのデキが非常に悪いと言えます。
もう少し、プロットを練る能力が必要なのかもしれません。
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全体的に、チープで胡散臭い素材を並べて、ご都合主義に沿って作った、監督の作りたいモノを具現化した怪映像
というのが印象です。
新興宗教の洗脳用ビデオにそっくり、と言えば伝わるでしょうか。
吉本配給とは思えない(笑)
アニメーションとしてのクオリティは高い作品でした
ただ、少し「異端」に対しての説明が不足しているかなぁ
例えば、プペルに対する国の対応がさもよく起こるかのような普段通りの行動に感じました
ということは、プペルのような存在はもっとたくさんいたということ
実際観ていただければ分かりますが、主人公同士が真に結び付いた事柄だって、完全な運でしかないんですよねf(^_^;
あの場所に落ちて、あの「物」を脳として取り込まなければ、、、
ということは、落ちてきたものは話とは特に関係ない命を吹き込むなにか、、、なに?(笑)
そもそもそういう存在を見て怯まないとは、一体外の世界ってどんな世界なんだ?と気になりますし(笑)
まぁ、アニメーションにマジレスしてもしょうがない(笑)
作画も素晴らしいですし感動もある、十分お薦めできる作品ですよ(^-^)
ちょっとハードルを上げすぎたかな
ホリエモンがYouTubeで4回泣いたと大絶賛してたけど,ちょっと盛ってるなぁと思いました。
社会の縮図としてのストーリーは分かりやすくて感情移入もしやすくできていると感じたけど,結局お父さんはどうやって殺されたの?とか,フワッとしたまま終わった感はあり。
もちろん悪くはなかったんだけど,ちょっと期待ほどではなかったかなぁ。
映画を観たつもりが、地獄を観ていた
まずはじめに。
役者の演技と、作画は良かったです。
観るまでは期待してなかったのですが、役者さんの演技が違和感がなく、さらに作画崩壊が起こらないばかりか、きれいな作画で最後まで描かれていたので、役者陣、クリエイター陣の熱意が感じられました。
ですが、それらすべての熱意を、ストーリーが吹っ飛びました。
劣化版ディズニーのような序盤の寒いノリ。
起承転結ならぬ、起承起承起承起承起承、転結。
「今ここで泣いてください」というような感動の押し付け。
それら3つを足してしまった、完成された地獄でした。
よくもまぁ、この映画で、というかこのストーリーで「ディズニーを超える」と言えたもんだな~と。
監督のいざこざを抜きにしても、酷い映画です。
それから映画外の話になってしまいますが、どうしても許せないことが一つだけあります。
それは、監督が拍手を求めていることです。
wikipedia調べですが、拍手とは「興行等において感動を表現するため両手で叩くこと」を意味します。
なぜ地獄のような映画を観た後に、拍手をしないといけないのでしょうか?
その映画館に制作陣がいるわけでもないのに。
その拍手は誰に伝えるのですか?
これはあなたの自己満足じゃないでしょうか?
それとも、「拍手をしない奴は異端者だ」と同調圧力をしたいのでしょうか?
自分は、この映画を観たことに後悔しています。
一部のファンの間では、プペルを複数回観ることを○プペと言うらしいですが(例えば3回観に行ったなら、3プペ。10回観に行ったなら10プペ)、マイナス1プペして、観たことを記憶から抹消したいレベルです。
それでも観たい人、この映画は何回見ても面白いでしょって思う人は、ぜひ観てください。
期待していたのですが
サロンメンバーです。
2年ほど前から毎日西野さんの記事を読み、公開を心待ちにしておりました。
私の率直な感想を書かせて頂くと、かなり期待はずれな内容でした…
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■良かった点
◇声優陣の演技力がすごい
特に芦田さん、藤森さんのセリフは惹き込まれるものがありました。
◇映像(CG)が細部まで美しい
■良くなかった点
◇世界観に統一性が無い
絵本などで元々あらすじは知っていましたが、「星を頑なに隠す社会」「腐るお金」「ハロウィンに突如降ってくる心臓」など、各要素がそれぞれ自然に結びついていない(バラバラに構想されている)ように感じました。そのため、映像はすごいのに、えんとつ町という世界に説得力が無く、世界観に奥行き(スクリーンの外を想像させる魅力)がありませんでした。
◇キャラクターの感情の解像度が低い
生まれたばかりのゴミ人間が冒頭からキレキレのダンスを踊っていたり、星を否定するキャラクター達が唐突に逆上したり、「自分の目で見たものを信じろ」と言っていた父親の行動のキッカケが「酒場でたまたま聞いた話」だったり、キャラクターに素直に感情移入出来ない要素が多く、物語を自分事化することが出来ませんでした。
◇余白や沈黙が無い
冒頭からエンドロールまで、音楽と説明に近いセリフで埋め尽くされており、行間や人物の気持ちを想像する余白がありませんでした。なので情報が体温を持たず、そのまま情報としてしか頭に入ってきませんでした。この先は想像ですが、西野さんの中では「王道 = 明るく動きの大きい展開」という考えがあるのかもしれません(キングコングさんの漫才もそういえばその傾向がありました)。
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西野さんの行動力や人を巻き込む力は凄まじいものがあり、そこに疑いの余地はありません。
ただ、サロン内や西野さんの周辺でネガティブなレビューを言えない空気は、皮肉にも作品のメッセージの真逆をいく様相になってしまっている点も大変残念です。
今後も引き続き、西野さんの活動を心より応援しております。
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