映画 えんとつ町のプペルのレビュー・感想・評価
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原作知らず、キンコン嫌いが見た評価
嫁に連れて行かれてみた。
原作絵本は知らない。
キンコン西野は嫌い。
みんな見にいくやつは、原作好きなやつか?
原作知らない奴が折れるポイントがいくつもある。
なんだこりゃ?て思ったりあまりにキツすぎて耳塞ぎたくなるシーンが前半に多い。
ミュージカルシーン
ゴミ収集車追いかけるシーン
プペル救出から脱出のやりとり
意味ないトロッコシーン
穴掘り出会ってから独り言
紙芝居回想
クライマックスちかくから最後までのクッソ長いセリフ
…とくにこのセリフが『西野アンチに向けてのメッセージ』の体裁でマジ気持ち悪い。
それでも原作を知らない奴がみたら細かい疑問は置いておき、伏線回収それなりにしてるから、前半〜中盤を耐えれば、ラストまわりでカタルシスを得られる。
絵本がどうなってるかしらんが、回想なのか現代なのかごっちゃにしすぎて、わからんすぎた。
あと主人公の少年の名前がプペルじゃなくてキレた。
映画になって絵本の内容以上にドラマチックになっててすごく面白かった...
映画になって絵本の内容以上にドラマチックになっててすごく面白かった!
絵本は風船で飛んだり夢のある少年の小さな世界の物語だったけど、映画は人々全体の大きな世界の話だった
冒頭からカラフルなハロウィンパーティのダンス、からのプペルと出会ったゴミ焼却所でのハラハラ感、トロッコはアトラクションに乗ってるようなワクワク感
映画であることをふんだんに活かして画だけでも楽しめてしまう
ゴミ焼却炉シーンはトイストーリー3を彷彿としたり、アメリカ映画のようなキャラや語り口調、キャラギャップ(スコップやダン)、歌を一曲分使ったりするのもいろんな映画の良い部分が詰まっててすごい
そして、一番かなめの夢を持つことで叩かれる、だけど諦めなかった先に見える世界があるっていうメッセージ
映画内でくどいくらいに
「下を見るから揺れるんだ、上を見ろ」
「誰も見てないのに無いって決めつけるな」
「自分の未来を他人が決めるな」
繰り返される言葉が伝えたい想いを感じて胸に残る
シンプルに物語としてもとてもとても良くて、敵側に見える異端審問側にもアントニオにも、大切にしてたものや諦めたものや守りたいものや正義があったり
初めに出会ったスコップの無煙爆弾や、プペルが父親とわかる仕草のクセ、帽子を拾ってかぶせてくれるところなどの伏線がうまい…
最後もう一度帽子をかぶせてくれるとこ泣いちゃうよ…
だってあれは、上を見ることを諦めなかった、父親の汚名を晴らしたルビッチががんばった末に得られた出来事なんだもん…
プペルが父親なのも、最後きっと壊れてしまうこともわかってても泣いてしまう
最後空からやってきた星のような心臓が、空に飛んでって星になったんだよ
ルビッチが晴らした空に輝く星になった
だから父親は上を見ればいつだって会えるの
ちゃんと希望を描いてくれてるの
映画中たくさんボロボロ泣いてしまった
夢を必死に追ったことある人はきっとどうしたって刺さってしまう
誰もきっとわかりやすく悪いわけではなくて、母親が心配するのも周りに溶け込めって言うのも、守りたいものがあるからだ
だけどそうして否定されて、周りに迷惑をかけて守りたい自分の夢はいいことかわからなくなってしまう
だけどいつだってシンプルに自分を支えるのは、君と一緒にいたいとか夢の先が見たいって素直な気持ちなんだよ
あんなに力の無さそうな小さな少年が世界を変えられたの
それは彼に特別な力があったわけじゃなくて、信じる気持ちと彼の応援したくなる真っ直ぐさと周りの協力してくれた仲間のおかげで
それはまだ無力な自分でも、もしかしたら本気で向き合って頭をしぼれば見れない世界が見えるんじゃないか?って思わせてくれる
前が見えない毎日の中で、信じ続けてがんばり続けて上を向き続けたら、もしかしたら無理じゃないのかもって思わせてくれる
新しい世界が始まる気がしてしまう
だってそれを貫きまくった西野さんのこの作品が、映画になって、めちゃめちゃ観てる心を動かして…って今の現状がそれを証明してるんだもの
自分もがんばろうってものすごく勇気をもらってしまった
諦めないで上を見つづけたい、そのためにがんばる原動力をもらえた気がした
あくまで映画初心者、期待しすぎたら駄目
絵本の映画化ということで
絵本は映画のための広告だったと。
やっぱりすごい宣伝戦略で、知らなくて嫌っている人は
一度は観ていただきたい映画です。
そんなメッセージもある映画です。笑
現実性がこの映画の魅力です。
私は予習しすぎたのと、期待しすぎたので、
泣くまであと一歩でした。
ノイズが多いのと、言葉でなく映像での丁寧な説明があったら、、
私の泣きかけたポイントは
#オープニング
#挿入歌 3つ目あたり
#エンディング
辺りです。
よかったです😃
映像は美しく、内容もキャラクター一人一人が
あのときの自分の写し鏡になっています。
【”汚れつちまつた悲しみに・・” ディストピア感、閉塞感溢れる世界の中、上を向こう‼夢を持とう!というメッセージが少し響いた作品。】
ー”汚れつちまつた悲しみに・・”ご存じ、中原中也の有名な山羊の歌の一節である。”(”つ”が大文字なのは原文が大文字なのである。)
この詩の解釈には諸説あり、私はこのアニメーション作品を鑑賞中、この詩が度々頭をよぎった。”ダブルミーニング”である・・。
心が汚れてしまっているのであろうか? 私には、今作は、ディストピア感溢れる映像は面白かったのであるが、何故か余り心に響かったのである。
無垢な心を持つ子供達(小学校低学年まで限定で。)は、どう思うのであろうか? -
◆印象的なところ
・表題に書いた王道のメッセージと共に、苛めや不寛容な思想も伺わせる内容である。
・が、今作には後半、大きな希望が待っている。
・それを、鼻で嗤うか、しみじみと現代社会に蔓延る諸問題を、考えるのも良いのではないだろうか?
<お正月、不要不急の外出を控えるムードになっているが、何とか映画館(特に、当方が住む”地方の”映画館。先月も一館閉鎖してしまった・・。)を救えないだろうか・・。
と、今作を観ながら、考えている所であります。
暗雲立ち込める中、多くの人が大変な思いをしている・・。
ルビッチ君、何とかしておくれ!>
心が洗われました
原作は読んでなくて、イラストが綺麗という印象だけをもって楽しみにして観に行きました。
わたしがかなり単純なのもあると思いますが、4回くらい泣きました。最近『ピュア』に弱い。
アニメはほとんど観ないのですが、最近の美しいアニメ映画の質感よりはあえて絵本ぽさ(?)を残してるのかなという画でした。最初のダンス部分はちょっとこのテンポなの?ついていけないかも…💦と思ったけど、そのあとは大丈夫で、しっかり入り込みました。
プペルとルビッチの声や話し方もしっくりきて良かったし、特にパパの声がよかったですー!ラストの音読のナレーションは心地よかったです。
原作の本も買って、あの細かい絵を見てみたくなりました。
エンドロールにカジサックを見つけて、つい笑ってしまいました。
絵本より数倍良かった!
絵本であまり感動できなかったので、映画はどうかなと思い評価が高かったので見てみました。結果絵本よりもとても良かった!
絵本があって映画ではなく、映画の構想が先で絵本ができたと言ってたから引き伸ばした感じもしなかった。ホントのストーリーはこっちなのか!という感じ。
感動も何度もした!けど、回想シーンが多くて回想に行くたびに盛り上がった感情が一旦収まるってゆー繰り返しがあって勿体無かった。
ディズニーも当たり外れあるし、アナ雪なんてツッコミどころ満載でストーリーめちゃくちゃなのに評価されてたし、プペル一つでは無理だけど今後ワンちゃんディズニー超えイケるのでは?と思ってしまった。
評価出来たのは藤森さんの話芸くらい
絵のタッチがあまり好みじゃなかったので行かないつもりでしたが、レビューが良かったので見てみました。
プペルが何だったのか、王道なオチではあるけどルビッチにとって、お父さんの化身?ならそこはシンプルに良かったな〜とは思いました。でも何故魂は地上に戻って来れるのか?これは謎だし、何故人の姿になるのにゴミばかりまとわなければならないのか、何の説明もなくてモヤモヤしました。
他の死者も必要があれば戻って来れる世界観なのか?大事なことなのに何も説明が無いのは脚本として不十分です。
あとこの2か月何度も鬼滅を見て本職の声優さん達の表現力を味わってきたから、藤森さん以外は声の演技力が物足りなく感じました。
藤森さんは、まくしたてるような早口でもちゃんと聴きとれるし、落語か何かでも聞いてるような、「この話芸はもっと聞きたいな〜」と思わせてくれたので、藤森さんには満足しました。だから★1.5だったんですが、絵のタッチがやっぱりあまり可愛くなくて、マイナス0.5としました。
異端諮問会?のトップの人、自分たちの所業に疑問を持ってるようだったけど、そんなにあっさり煙を無くしたら身内から反抗されるのでは??そこはどういう設定なの??って、
脚本の詰めの甘さを感じました。
ストーリーに感動はしませんでした。
ロマンは最高だぜ☆
今作を見て改めて西野さんは凄いなと思いました。Studio4℃のアニメーションは「海獣の子供」以来2作目ですが、日本アニメらしくないタッチが見ている自分の心を沸き立たせます。
まずOPのダンスから心掴まれました。そこからの序盤のゲーム的な動き方をするルビッチから既にワクワクでき、プペルと共にゴミ捨て場からの脱出も良く跳ね、よく飛び、良くかわしで見応え抜群でした。
プペルとルビッチの友情を紡ぐ物語としてかなり素晴らしいものだったと思います。凸凹な2人が協力したり、互いを頼ったりと、見ていてホッとするシーンが多く、マスクの下でニヤニヤしていました。星を見にいくために、自らの恐怖をも乗り越えて目的を達成するルビッチに心奪われました。プペルが崩れていく姿はとても寂しかったです。
少し引っかかるのはアントニオのキャラクターがかなりブレていたのが気になりました。さっきまであんなにルビッチやプペルをボコボコにしていたのに、急に協力し始めるので何だかなぁって思いました。
声優陣も本当に凄くて(1人除く)特に窪田正孝さんは本当に上手でした。プペルの感情にどんどん芯が通っていく過程がお見事でした。芦田愛菜さんも心からはき出す声もお見事でした。
ロマンはいつどんな時代でも大切にしていきたいです。
ディズニーは西野さんでも越えられないということを教えてくれた
私は西野さんのファンです。サロンにも入ってここ2年ほど西野さんの活動を応援してきました。
だからこそこの映画に対しては異常なまでハードルが高くなっていました。
とてもすごい作品であることは間違いないです。
品質がめちゃくちゃ高い、他の追随を許さないこだわり、声優が抜群に良くて、圧倒的です。
ただ、エンターテイメントとして、、どうなのか。
前半は非常に最高でした。
しかし、後半は西野さんの自己満足の主張がこれでもかとくどくど続き(そのこと自体が悪いとは思いません。主張したいことあっての映画でしょうから)、途中から「星を見ようとしないおまえらはアホで、おれたちが正しい」とでも言わんばかりの展開、少し冷めました。
一部のコアなファンに届けるのではなく、ディズニーを超えるというならもっとセリフの選び方や展開のさせ方があったはず。
西野さんがディズニーを超えるといったその伝説の始まりを本当に楽しみにしていただけに、ちょっとがっかりでした。
やりたいことを思いっきりやって見た人全員を感動させる、そんな映画を期待したのですが、紙一重、悔しいですが涙からも拍手からも私はほど遠い位置でエンドロールを迎えました。
それでも私はプペルの歌を聞きながら挑戦し続けます。西野さんにもらった勇気を胸に。
子どもと観てほしい
美しいビジュアルとサウンド効果でシアターでの見応えは十分。あるようでない世界観、今の社会の中でのメッセージの位置付けの仕方・この一年で上方修正?はさすが西野さん。映画だけでなく歌や本もあるので、総合的なエクスペリエンスとして、子どもとの楽しみ方は数倍になる。大人としても、西野さんが本や音楽、映画を通して創り上げた世界、社会への影響は大きいと思いますし、これをやり遂げた事自体が感動モノで勉強になる。これからの社会で自分の夢を探す・追う、価値を世の中に残す、やり遂げる、といった勇気をもらえます。西野ドキュメンタリーとして鑑賞しても大変面白かった。
星を見せるだけでいいらしい
話題作と言うこともあって
予告もよく見たので鑑賞
フラットなタッチのビジュアルで
個性を見せてくる
スタジオ4℃制作とあれば
期待も出来ます
「原作者」西野亮廣に関しては
詳しくは知りませんが
ネットでの炎上ぶりなどは
度々耳に入っていましたので
まあ話題性になるなら
どうとでもやるタイプという
認識はありました
感想としては
・4℃によるビジュアルは美麗
・それに対しシナリオがあまりに退屈
・キャラの行動が不穏すぎて移入できず
・行き当たりばったりの人物描写
・貨幣経済を理解なさっているか
・露骨なメタファーに辟易
・これハッピーエンドか?
といった感じで実際に見てみると
ハッタリ気味の密度の薄い作品に
思えました
煙突の煙で空が見えない街に
暮らすルビッチ
空には星があると言い続け世間に
馬鹿にされていた父は
事故でもうなく病弱の母と二人暮らし
そんなルビッチが偶然知り合あった
ゴミ人間(この呼び方もどうよ)
にプペルと名づけ友達になり
父からもらった腕輪を落としたとか
父が言っていた星を見てみたいと
プペルに後の伏線ぽいことを
色々打ち明けますが
いじめられるから
絶対言わないでとも言います
押すなよ!絶対に押すなよ!
そもそもルビッチが何故
煙突掃除の仕事をしているのか
というと父がいないので稼ぎが
一番いいやつとか色々
言われますがハッキリしません
とにかくこの映画細かな設定に
まるで説明がなく
かといってそんなに感じ取れる
描写もない部分が多いです
全体的に煙突掃除の同僚とか
お姉さんとか色々出てくるんですが
特に説明もないので
モブと変わらない感じです
前半の展開はダラダラしてて
とにかくプペルが異端者として
追われる立場で煙突掃除の親分が
プペルをかくまいつつ仕事を
与えてくれますが
その親分も支配層の異端者を
排除するために送り込んでいた
工作員に命を狙われますが
一命をとりとめます
まあその後登場してこないので
あまり意味がなかったというか…
ただ父もそうやって殺されたのでは
ないかという疑惑を
ルビッチと母は抱えていきます
ところがこのルビッチの性格も
よくわかりません
そもそもプペルが異端者として
狙われているのを
知りながら仕事場に連れてきたり
煙突に上らせたり
プペルはゴミから出来た人間で
ゴミ捨て場から助け出したわけですから
臭くても仕方がないのですが
なんでお前は毎回洗ってるのに
臭いんだと糾弾し始めます
まあそれには理由があったのですが
ルビッチもなんか行動や言動がズレてて
キャラがつかみづらいです
人物描写が下手くそな印象です
オリラジの藤森がやってる
炭鉱堀のスコップもウザすぎて
誰だかあんまり知りたくない
感じになっちゃってます
けっこう重要キャラなんですけど
結局この煙突の町は通貨経済で
殺し合いになった世界と
隔絶するために「耐久性の低い通貨」
ですぐ消費されて回る経済を
目指したものの中央銀行ともめて
廃止させられてしまったのを
その発案者の息子が
復活させて
ゲーテッドコミュニティに
仕立て上げたと言うことでした
ここもいろいろ突っ込みどころが
あるのですがそもそも耐久性の高い
堅実な素材を使うから通貨として
成立している経済を理解してる人が
考えたとは思えません
だったら物々交換したほうが
ましでしょう
それに外界からの侵入を防ぐことが
目的なのに中の住人に
外の世界を見せない事に
すり替わっているのがよくわかりません
そしてなんか壁で隔てたみたいなこと
話してたのに海があって浜辺があって
船があるとかなんかもう
どんなレイアウトの世界なのか
最後の最後でわかりません
ルビッチはその煙をスコップが
持っている火薬で吹っ飛ばして
星を見せるという目的をもち
爆弾テロでもやるのかと思ったら
気球を作って空に上がるという
説明も一切なしに実行します
でうまくいってプペルが父の形見が
乗り移らせた父親だったのか
なんだったのかよくわからん感じで
父が悲願成就の折成仏(?)して
物語は終わります
でもこれって外からこの町の存在が
バレてしまうわけですから殺し合いする
経済社会に飲み込まれて
いくのだとしたら
ハッピーエンドなんでしょうか?
西野亮廣という人は前述のとおり
よく知らないのですが
なんか全体的に抑圧され
自分のしていることを馬鹿にされても
上を見続けて頑張っていれば
叶うといった表現の
メタファーを非常に感じる作品でした
下手すると自己啓発的な印象も
受けるのは気のせいかもしれませんが
キャラ説明の乱暴さも手伝って
目立っちゃうんですよね
ビジュアルは4℃のクオリティで
画面は見られるが中身は初めて作った
人の作品て感じのアンバランスさは
否めない作品でした
動く絵本の中で。
キレイな画です。絵本の世界そのままに引き込まれます。
志の輔、あの体格の父ちゃんなのに声の張り弱。声量少な。
藤森、ドはまりパーフェクト。
アントニオ、プペルを殴り過ぎだろ。
煙突掃除仲間の裏切り者の説明描写皆無。
等あるが、父ちゃんの心残りであるゴミ人間が息子を支え、一回り成長させるハートフルな映画でした。
自己啓発系?
独創的な世界観、スチームパンク系のファンタジー空間に圧倒される。
プペルのキャラもいい、見た目もしゃべり方も独特でとても気に入った。
ひねりのないわかりやすい寓話なので子供には良いと思う。
大人でもピュアな人やポジティブな人なら素直に感動できると思う。
ただ、私のような薄汚れたひねくれた大人はハナからお呼びでなかったのかもしれないが…、作者が作品を通じて伝えたいテーマがあって熱がこもっているのはよくわかるのだが、それを直球でくどくどと朗読するのは興ざめ。自己啓発セミナーや宗教を彷彿とさせて、せっかくのクライマックスが盛り下がる。
あとプペルの結末が…、絵的には美しいけど、ただそれだけのために消された感がある。あれではストーリーをまわすために作られたただの道具、捨て駒ではないか。彼はとても純粋なので納得して成仏したのだろうが、私は納得できない。彼にも尊重されるべき人格があり自我があったのに。
それから、あの妙にリアルな暴力描写は控えめにして欲しかった。彼は血を流さないからぱっと見は残酷ではないけど、あの身体欠損レベルの暴力はえぐすぎ。暴力ふるったヤツが彼に謝ることもなかったし、寓話ならそのあたりも気を使って欲しかったな。
映像と声はめちゃくちゃ良い!
※原作の絵本は未読です。
子どもにも理解しやすいストーリーでしたが、大人でも十分飽きずに楽しめる作品だと思います。
序盤にハロウィンの話題が出てきますが、公開日の今日はクリスマスというズレに、ちょっと惜しいような気がしましたが、ストーリーが進むにつれてそこまで気にならなくなりました。
そしてえんとつ町の細やかな描写は、studio4℃が手掛けているだけあって、好みはあれどとても魅力的でした!
クライマックスの星空がとても鮮やかに描かれていて、個人的にはずいぶんカラフルだなあ、、と思ってしまったのですが、子ども向けとしては正解だと思います。
冒頭のナレーションは芦田愛菜さんだ!となるぐらい聞き馴染みのある声でしたが、ルビッチの声になるとガラッと変わりとてもビックリしました。ルビッチにぴったりハマっていたと思います。また、プペルは顔の表情の変化がほとんどないのですが、窪田正孝さんの声の演技だけで表情が想像できそうなぐらい素晴らしかったです、、、!そして言われなければ窪田さんとは分からないかも、、、。
他の声優さんも役にピッタリで違和感なく世界観に飛び込んでいけました^ ^
ストーリーにある異端者を排除しようとする動きは、少しだけ日本の社会に似ているように感じます。そして異端者が存在しなければ、社会の発展はないということも現実社会と同じですね。
ちょこちょこですが、親から子への愛情、子から親への尊敬?誇り?のようなものも感じることができ、ウルっとさせられました。
クライマックスシーンではプペルがゴミのガラクタに戻ってしまうのですが、何故、、、原作を読んだら分かるのでしょうか、、とても気になってしまいました。
エンドロールにカジサックさんのお名前があって、コンビ愛?なのかなと最後にクスッとさせていただきました。(笑)
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