「石森章太郎先生の『リュウの道』の世界観に似た世界が出てくる」映画 えんとつ町のプペル マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
石森章太郎先生の『リュウの道』の世界観に似た世界が出てくる
クリックして本文を読む
背景が素晴らしい。
帝国少年さんの『雨と少女と私の手紙』と
『JUNK HEAD』と
『メアリー・ポピンズ』と
『天空の城ラピュタ』と
『ブレードランナー』をリスペクトしている。しかし、オリジナルとしても独自な世界観は持っている。つまり、ディストピアなのだから。また、
ほぼ、CGだが、アニメーションの1つの流れとして見るべきだ。
2年前に図書館の尊敬する司書の方が選書していた。それでアニメーション封切ると言うので、封切りで新宿で見た。本日は二回目のはずだ。
原作とアニメーションは別の作品として見たほうが良いと僕は感じる。
この世界が焼け残れば『少女終末旅行』になると思う。
産業革命以後の社会批判ではあるが、プペルのゴミ人間としての存在が、もっと別のテーマを隠している様な気がする。果たしてその才が原作者にあるのかどうかは分からないが、この原作を選書した司書さんが好きな芸人さんのようである。
グローバル経済後のキャピタリズムの終焉前に起きる経済状況を言い表していて、日本はこの状況を既に迎えており、日本経済の現況を打破するためには、このアニメーションの続編があるべきだと。
僕は感じる。
コメントする