「元気をもらう後味の良い映画」映画 えんとつ町のプペル mマーブルさんの映画レビュー(感想・評価)
元気をもらう後味の良い映画
序盤から最終まで、一貫性のある内容で、作者の思いが凝縮されているのが伝わる。キャラクターの性格や声が容姿と実にマッチングしており、違和感やわざとらしさを感じさせず自然に溶け込んでおり、分かりやすかった。映像も美しく、煙り空なのに、ルビッチやルビッチの父、その思いに寄り添うプペルの信じる心の強さが感じられるため、陰湿さがなく良かった。ルビッチとプペルが友達になる瞬間、臭い匂いをさせてまで、ルビッチの大切な物をさがすプペルの優しさ、プペルと亡き父がダブルシーン(高い所に昇るのを、見守り応援するシーン)は泣けた。煙の向こうをみたあとのお別れのシーンも泣けた。しかし、明るい未来が感じられ、 爽やかな気持ちになった。
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