劇場公開日 2020年12月25日

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「作品は悪くない。映像は綺麗。でも…」映画 えんとつ町のプペル nontaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0作品は悪くない。映像は綺麗。でも…

2021年1月24日
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鑑賞方法:映画館

小学生低学年の娘と夫と3人で見に行きました。
ここの口コミをちらっと見てから行きました。
見終わってからサロンのことを知りなんだか興醒めしてしまいました。

絵本も読んでいない、もちろんサロンとは無縁、ごく平凡な一般人としての私としての感想は、最初の1時間くらいは何が何やら。一体この話は何処へ向かいたいんだろう。と眠たくなりそうになりながら、わざとらしいいいとこ取りの演出も気になりながら見ていました。物語後半、やっといろいろ説明が入り、この街が出来た理由とか諸々の話が繋がりラストの展開は不覚にも泣けてしまいました。
映像はとても綺麗です。話も何にも考えずに見ればいいとは思います。
小さく狭い世界の中の大きな話と言うか。
もう少し序盤の物語の展開を工夫して欲しかったです。なかなか話に入り込むのに時間がかかりました。この街はなんなんだ。あれは誰なんだ。で?何が言いたいの?何がしたいの?みたいな気持ちが結構長く続いたので。
低学年娘は、集中力ないので途中から明らかに飽きている様子でした。(鬼◯は最後までじっと座って見てましたが、これは途中で眠くなったようです。汗)
一緒に行った夫はと言うと(もちろん私と同じ何も前置きのない一般人です。)DVD出たら欲しいな、◯滅より好きな話だった。と随分な高評価でした。
まあ見る人によって感想が違うのは当然ですよね。

だからこそ、サロンの人が本当にサクラのように高評価な口コミをあげているのだとしたら本当に恥ずかしくて残念なことです。
その行為がこの作品の価値を下げていることに気がついていただきたいです。
サロンのことを知り、純粋に1つの作品として見れなくなってしまいました。
すごく残念です。
西野さんのことは好きでも嫌いでもなく、興味がない、でした。単純に映像が綺麗そうだな、と思い観てみようと思ったのですが、作品観賞後の口コミでいろいろ考えさせられ、マイナスイメージになりそうです。

良くも悪くも作品について、語り合ったり、他の人の感想を見たりしたいのにわけのわからない宗教じみたサロンのおかげで台無しです。

そういえば、映画観賞後に会場内に結構な大きさの拍手が起こりました。その場はサロンのことなんて知らなかったので、子どもが多めだったのもあり、保育園や学校での読み聞かせの後のような習慣で拍手が起こったのかな?と思いましたが、今思えばあの拍手もサロンの方の拍手だったのでしょうか?
よかったと言っていた夫も拍手には違和感を覚えたようで「あの拍手は何?」と言っていました。
こんな穿った見方をしてしまうような状況が嫌です。

映画自体は
私個人的には前半戦は微妙だったけど後半戦で巻き返してくれたので、まあまあよかった。
夫からしたらとてもよかった。
低学年娘はつまらなかった。
と言ったところです。

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nonta