「Win-Win-Wiiin見てポケモン(ココ)を見よう。」映画 えんとつ町のプペル あみん。さんの映画レビュー(感想・評価)
Win-Win-Wiiin見てポケモン(ココ)を見よう。
星2をつけた理由は、
同時期に方向性の近いメッセージのある映画としてポケットモンスターココという映画があり、
これを星5とするとプペルは星2くらいになってしまうぐらいポケモンの映画が良かった為です。
(私はポケモンはゲームもアニメもほぼ見てきてない人です。所詮ポケモンで子供向けの映画という気持ちで見に行きましたので、特別ポケモンが好きだからという訳ではありません。)
プペルの良かった点と、悪かった点を書きます。
良かった点は、アニメーションのクオリティが高かったことと、西野さんのメッセージが忠実に描かれていることです。夢を追うことの大切さは伝わります。
悪かった点は、メッセージを伝えようとするあまり、無理やり登場人物にセリフを言わせてるような感覚がある事です。「この人物がこのタイミングでこんなセリフを言うか?」という違和感が強いです。まるで、セリフを中心に物語を捻じ曲げたかのようです。
(母のセリフの間に敵が何もせず待ちすぎ。ガキ大将キャラの動機づけの無理矢理感。等々。オマケに、オープニングとはいえ冒頭から取って付けたようなハロウィンのクソ長いダンス、俳優による声優に大きく劣る吹き替えといった要素もあります。芦田愛菜さんと藤森慎吾さんは気にならないぐらい上手でした。)
この映画のメッセージを受け取りたいだけなら、中田さんと宮迫さんのYouTube番組のWin-Win-Wiiinで西野さんの特集を見た方がストレートに伝わりますし、大人が見るなら映画よりこのYouTube番組の方が笑えて感動もすると思います。(このYouTube番組を見たあと映画みると、映画からメッセージを受け取る時に、「うん、うん、知ってる」って感じになります。改めて別の角度から感動させられるみたいな感覚は皆無でした。単純に西野さんのノンフィクションが凄すぎるんですよね。)
すると、この映画の存在意義は、一緒に見た子供にメッセージが届くかということになると思いますが、子供に「夢を追うことの大切さとそれを止める事の愚かさ」を伝えるなら、ポケットモンスターココでも伝わります。
ポケットモンスターココでは、他にも大人と子供の両方が考えさせられる道徳的要素が多く含まれており、大人がみてもセリフの違和感は一切ありません。また、ポケモンの映画の方が個人的には感動し、より多くのメッセージを受け取った気がします。
共通して片親のいない子供が主人公で、話の進行も似ていたのでどうしても比較してしまいます。同時期に役割の大きく被るプペルとポケモンが公開されてしまった以上、この時期に見に行く映画はポケモンでしょう。
※西野さんのサロン生ですが、贔屓目なしに書かせていただきました。あくまで個人の感想です。
まとめ「西野亮廣さんゲストの回のWin-Win-Wiiinを見て、ポケットモンスターココを見ればいいと思う。」