「自由人として・・・」パヴァロッティ 太陽のテノール ペペさんの映画レビュー(感想・評価)
自由人として・・・
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ピンと張り詰めたピアノ線のような硬質な声にもかかわらず、なぜか温もりがあるパヴァロッテイの歌声。三大テノールの一人として、頂点を極めたにもかかわらず、オペラの世界から、ロック歌手やポップ歌手達と共演する、枠に収まりきらない生き方は、多くの女性を魅了し、私生活においても自由人そのままであった。天才ゆえの孤独感を抱きながらも天真爛漫に生きる彼の人生は、男性にとって羨ましく映る。晩年、病魔に襲われても、自由人として人生を全うした一人の男がここにいる。
彼の歌い終わった後の表情が彼の人生のすべてを物語っている。
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