ラスト・サンライズのレビュー・感想・評価
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石油が尽きた未来ではエネルギーのほとんどを太陽光に依存していた。 しかしその太陽がある日突然輝きを失った。 空は暗くなり、気温は急激に低下していく。
動画配信で映画「ラスト・サンライズ」を見た。
劇場公開日:2020年2月14日
2019年製作/105分/中国
原題:最后的日出 Last Sunrise
配給:竹書房
張珏
張苒
王大虹
ユアン・マクレガー主演の「アイランド(2005)」は
近未来の米国を描いた。
「ラスト・サンライズ」は近未来の中国を描いている。
石油が尽きた未来ではエネルギーのほとんどを太陽光に依存していた。
しかしその太陽がある日突然輝きを失った。
空は暗くなり、気温は急激に低下していく。
人々は不安になり、略奪や殺人事件があちらこちらで起こっている。
天文学のフリーライター張珏は
アパートの隣家に住む女性・張苒の車で自宅を脱出する。
これは災害の映画だが、ラブストーリーでもある。
2人はいろいろな人に会い、
残酷な現実を目にする。
人類の最後の避難所である
第四地区を目指す2人だが無事にそこに到達できたのか?
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
電気が無かったら暮らせませんよ!
化石燃料が枯渇して3年、太陽光エネルギーの時代となった近未来の中国で、突如太陽が消滅し巻き起こる話。
太陽が消滅し人々がパニックになったり諦めたりする中で、数分前に予見していた民間の天文学者が隣人を巻き込みながら奔走していくストーリー。
テレビで中継しているのにヤケに脳天気な民衆達だったり、その代表格的隣人女性w
パニックに巻き込まれながらも、この隣人女性と二人で何が起きたのかを知る人物のもとを目指して行く。
なんだかんだと主人公も面倒臭い、けれど人間的なところに引っ張られて行動して行くけれど、あまりの脳天気姉ちゃんにみているこっちがちょっとモヤモヤw
色々なモノのバッテリーが切れるのが早過ぎだだったり、EVなのに排ガスが出たり、太陽光がないにしてもねぇ、と雑なところは目を瞑るとして…とか思っていたけど、えっ結局それ?というところまで雑で残念w
まあ、ありがちなディザスターパニックからのロードムービーで、二人のドラマをみる作品としては楽しめたかな。
We don't have 10 minutes.
この映画をSci-Fi映画とするならはっきりと言ってどうでもよくなるけれども、若い科学者と前向き思考の活発なお嬢さんの少し恋愛模様のいい関係の闇夜のロードムービーならお勧めできるかもしれない。手と汗を握るとまでは、行かないけれどもそれなりにハラハラさせるシーンもあります。
If today is the end of the world, what will you do?
製作費が日本円で約2,800万円....極低予算で作られているにもかかわらず、物語としては、別に違和感も何もなくすんなりと話に入っていけるものだけれどもSci-Fi映画として主張されるとどうしても違和感が生じるようになるので注意が必要...
既に数本の映画を撮っている30歳のレン・ウェン監督...監督が、若い二人のいい感じの微妙な関係を描いているところにこの映画のすばらしさがあると...何と言ってもラストの映像はピカイチに幻想的なものとなっています。
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