「ストーリーは単純明快でも....?」サイバー・ゴースト・セキュリティ NaakiⅡさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリーは単純明快でも....?
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本作の映画監督の方は、2017年に5分ほどの短編映画「DaemonRunner 」を制作していて、今回の映画の前身とも言えるもので、そのほかにもゾンビ映画を主に作っている人とバイオには書いてあった。
2014年のゾンビ映画「Wyrmwood 」(邦題:ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ)と比べると幾分スプラッター感が弱まり、夜のシーンや屋内でのシーンが多いためか迫力ある2014年の作品と比べるとマイルド化されて物足りなさを感じさせるかもしれない。
内容はシンプルなのに何故か?分からない設定で人が復活したり、謎の武器なども登場したり、場面が変わるといつの間にかヘルメットを被っていたりして???の連続となってしまっている。しかし、そんな小さなことを考えずに映像やシナリオの展開の速さなんかを見ているとこれもありかなと思えてくる。
ある人が、こんな映画のことを”グロス・アウト”ホラー映画と位置付けていたけれども、このグロス・アウトという芸術ムーブメントの一つとして挙げられ、嫌悪感を助長して視聴者にショックを与えることを目的にしているとされる。確かにスプラッター的要素があるのは否めないが、映像的にはそれほどのグロさのない映画と個人的には思っている。
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