劇場公開日 2021年12月17日

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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男のレビュー・感想・評価

全129件中、41~60件目を表示

3.5日本でもPFOA垂れ流されてるよ

2022年1月18日
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沖縄で米軍基地から捨てられてる。

映画みて、アメリカは自国内でもこんな酷いことするんだから途上国ではいわんやと思ってたら、沖縄でも起こってた。いまも。

社会派弁護士だったわけではなく、企業弁護士が成り行きで関わって、相手も友達だしすぐ解決するだろうと思ったら深みにはまっていく。

事務所のオーナーも渋るかと思いきや啖呵切ってくれてかっこよかった。

ガソリンスタンドのシーンが忘れられない。

マークラファロがニューヨークタイムズの記事をみて興味を持ちプロデュース。

突き動かすのはやはり気持ちなのかな。

やや詰め込み過ぎ。宗教モチーフはよくわからず。
ウェストバージニアってそんな田舎なのか。都会のエリートは田舎の労働者を別の世界の人たちだと思ってるのかという描写があり、この積み重ねがトランプや彼らの信じる陰謀論なんだなぁと根深く感じた。

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hyvaayota26

4.5家のフライパンを変えようと思います

2022年1月15日
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巨大組織に対して、全てを投げ打ってでも戦う弁護士。
そして、隠蔽や反故を繰り返すデュポン。

焦げ付かないフライパンは
もう何十年も使用していて、
剥がれたものが体内に入るのは
身体に悪そうなのは知っていたが、、

まさか発がん性がここまで実証されているとは
知らなかった。

そして、まだ戦いは続いていると知って驚いた。。

新聞で訴訟を知った彼。もっと世に知らしめなければ、、その熱い想いを持ったプロデューサーが
主演を務めた!というのも頷ける。
だからドキュメンタリーのように自然で真に迫るんだろうな。。

フライパンは口に入るものを作る器具なので
看過してはならないと思う。。

上質な社会派映画として、
見応えありました!

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ZUNKO

5.0アバブザロー

2022年1月14日
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怖い

興奮

知的

政界、財界、軍事との強固な結びつきを持つコングロマリットとの消耗戦を通して試される信義
如何にして闘い抜いたかを真摯に克明に描く

硬派でジャーナリスティックな作品ながらエンタメ性にも優れている

目を惹く俳優達が演じる普通の人々の苦闘がとても見易い
それを作り出す腕前をけして目立たせない製作陣を称賛

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労働4号

4.0シリアスだからこそ魅せ方が大事

2022年1月10日
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チェザーレ

4.0凄い怖いお話・・・・

2022年1月10日
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いや~本作品、実話でしょ、それにいまだに本当の事って言うか解明されていないんでしょ・・・それを考えると凄い怖い作品・・・・

大企業と不平等の恐ろしさをじわじわ感じる作品だよね・・・実際のお話なんだろうから、ただただ怖い・・・決して楽しんでみる事が出来ない作品・・・後味もスカッととはいかず・・・・考えると言うより、ただただ現実に怖いと言う思いだけが残る・・・・

映画の方も淡々とお話が進む・・・強いて言うのなら、主役のマーク・ラファロって、適任だったのかな・・・・俺的には、マーク・ラファロだったからこそ、最初のうちは、全然緊張感も伝わらず、この人なんだろうと思っていたけど・・・実際の本当の人物はもっと大変な思いをしたんだろうけど、それをマーク・ラファロが上手く表現出来ていない気がするね。

ビル・キャンプが演じた役どころだけど、ひと昔で言えば、ジョージ・ケネディが演じていてもはまったかな・・・

とにかく、大企業や役人でも事なかれ主義者や、面子を守ろうとする厄介な人の怖さ、いまだに解決ししていない事実のお話の怖さ・・・・本当に怖いお話です。

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sally

4.0その水は飲んではいけない

2022年1月8日
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鑑賞方法:映画館

知的

仕事でテフロン製品に関わるので、
この映画の内容に興味があり鑑賞した。
世の中では便利な物でも、
裏ではいろんなトラブルが起きていて、
一大企業があの手この手で逃げることに
弁護士が対抗する内容だった。
「エリンブロコビッチ」の様なスカッと感はないが、
静かな闘争を描く感じである。

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nobu

4.5今もなお裁判が続いている問題という以前に、実名の大企業相手に映画を...

2022年1月8日
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怖い

知的

難しい

今もなお裁判が続いている問題という以前に、実名の大企業相手に映画を出す、というのがアメリカらしいと思った。

しかしながら、日本でもアメリカでも、隠蔽、腐敗、忖度、、同じようなことをしているのだなと感じた。

空炊きなどしない限り安全とのことだが、思わず自宅の古いフライパンを買い換えようと思った。

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すらにゃむ

3.5現在進行形の訴訟である重み

2022年1月8日
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鑑賞方法:映画館

誰もが知る巨大企業を相手に、一人の弁護士が闘い続ける姿勢を、シリアス且つ淡々と描いた作品。

マーク・ラファロ演じる主役のロブがデュポン社の隠蔽を知るところから始まり、長きにわたる訴訟の日々が映し出されていますが、スカッとする様な大逆転やドラマチックな展開はほとんどありません。ロブに関しても、決して「弱者を救うヒーロー」ではなく、怯え、もがき、狼狽えながら仕事をし続ける普通の(でも物凄く優秀な)弁護士として描かれています。
とても地味で重い作品ではありますが、やはりこれが実話であり、近代の事件であり、現在進行形であることが重要且つ最も衝撃的で、観て良かったと感じました。

普通の人なら、途中で投げ出したり妥協してしまうであろう長い長い闘いを、なかなか報われず、理解を得ることも難しく、ときには責められながらも、諦めず投げ出さないロブの姿勢が胸を打ちました。

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まだまだぼのぼの

2.0面白くなかったです。

2022年1月8日
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大変な出来事、被害者は気の毒、弁護陣もご苦労ですが、
映画としては新味なく真面目なだけで、面白くなかったです。
構成がぶつ切りで抑揚が無く、長く感じました。
物語り方が下手なのだと思います。

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きねまっきい

5.0誰も味方ではない世界

2022年1月5日
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外側からの視点で描かれた「ミナマタ」も良かったけれど、静かに重く苦悩の15年(継続中)を描いた今作にはやられました。法廷活劇というわけではなく地味な展開が延々と続くのだけれど、画面はしっかりと映画サイズで撮られているし、録音も気持ち良かった。ちゃんと映画として作られた社会派ドラマという所か。エンドロールのネタバレ映像もビックリと共に、この作品に皆が込めている思いが伝わってきて、何か大事な魂を頂いた気がしました。
ティム・ロビンス。相変わらず最高です。

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lynx09b

4.0MINAMATAと構造は同じです。企業って、組織って、「人間」より偉いのか。

2022年1月5日
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 デュポン社にしてみれば、リアルタイムなこともあり、とんでもなくスキャンダラスな作品だ。わが家のキッチンにもいくつもある、フッ素加工のフライパンは「断捨離か〜?」って、煽られた。新年早々(汗)
 友だちの少ない変人熱血弁護士と、村八分も厭わない捨て身の原告が偶々出会わなかったなら、今もみんな泣き寝入りし続けたのかな。アメリカって、もっと一人一人人権に敏感な国かと思っていたけど、甘かったなあ。
 わかりやすい化学兵器だけでなく、防水防火加工、自然の理に反するものの多くは戦争が産んだ。必要は発明の母。それは確かに人類の英知だけど、やっぱり安全性が担保されてこその金儲け、って人として当たり前のことをさっさと捨象できる異常さ。一概には言えないけどやっぱり当時のビジネス社会=「男社会」ゆえの暴走もあったと思うなあ。
 アン・ハサウェイが無駄に美しいように思えたけど、彼女の作品に対する意思が演技ににじみ出ていたと思う。
 主人公を支える上司役のティム・ロビンスがいい味出していた。
 冒頭で汚染された池で泳いでいた若者たちの体、どうなんちゃったんだか気になる。

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Kumiko21

3.0タイトルなし

2022年1月4日
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泣ける

悲しい

怖い

企業が利益優先で起こした公害は高度経済成長下の日本でたくさん起こったわけで、教科書で習った。そういう愚かなことは、二度としない、ましてや大企業は、という教訓をたくさん得た国だ、と思っている。

こちらの公害は70年代に起こって2000年代まで解決してないという。
テフロン加工のお鍋やフライパン、子供の時、家にあった、使ってた、CMしてた。

私も見てたCMやるような世界的に大企業が。しかも、日本の公害が明るみになったあとに。

今時、公害なんて起こさない、というのは過信かもしれない、と思ったのと。
大企業を叩くことはそこの雇用を失うことなんだ、根も闇も深いし被害者が足を引っ張るし、全然裁判進まないし、地獄だと思った。

最後、事件の当事者が主人公含め数名していることがわかって、少し救いだった。

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スシブリトー

4.0誰の幸せのために生きようか

2022年1月4日
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悲しい

怖い

知的

大企業の社会悪を赤裸々に描いたドキュメンタリー寄りの作品。未だ現在係争中のため、軽々しく「面白い」と口にするのは憚られるけど、2時間とにかく惹き込まれた。
結局ヒトが自分のことしか考えずに動くと傷付くのは地球。ヒトが他人のことを思いやって生きれば地球も喜ぶ。ただ、それだけの事なのに利便性やマネーゲームが絡むと複雑怪奇になってしまう。かといって今流行のなんちゃってSDGsではなんの意味もない💦
あぁ無情……。

アン・ハサウェイ演じる鬼嫁がとにかく嫌いでイライラさせられっぱなしだったけど、終盤やっと旦那さんのやろうとしてる事の偉大さや苦しみを理解し、本当の意味での夫婦になれたように見えた。うん、夫婦ってそうであって欲しい💕ロブの周りの人たちも時間をかけて理解して納得・協力姿勢を見せ始める。人間っていいもんだ✨

「ノマドランド」みたいに当事者たちがカメオ出演してるのもimpressive😊

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らまんば

4.5終わりは無い

2022年1月3日
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もんち

3.5思わず握り拳でティムロビンスに同化

2022年1月3日
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「MINAMATA」に続く公害訴訟映画を観たけど、アメリカでは俳優が先導してこういう映画を作っているのが素晴らしい。配役も豪華過ぎて「え」となったのには訳があるのだと思う。
デュポン、テフロン、そうか、こんな俺でもテフロン加工は知ってるもんな、そして巨大企業に揉み消されている悪行はもっともっとたくさんあるのだろう。やっと公開された本作で、とにかく体制側のやり口の卑怯さは万国共通なのだと思った。とにかく被害者側の精神的苦痛を強いるやり口に長けているのは時まさに年末の自民党安部政権下の卑怯極まりないケツのまくり方をみているから握り拳に力が入る。牛飼いのおっちゃんの「犯罪じゃないか!」やティムロビンスのやったれ!宣言に目頭が熱くなる。
そしてこれをトッドヘインズというのが意外だけど、きっと彼も黙ってられなかったのだろう。心意気の映画だと思う。どこで終わるかと思ったら、、ラストカットも鮮やかでした。

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ONI

4.5身近すぎて怖い…

2022年1月3日
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実名企業あげて実話ベース。しかもまだ継続中の企業裁判をわかりやすく簡潔に展開させて面白い。水俣訴訟を思いだすが大企業と地元住民の関係は切ってもきれないだけに一枚岩ではいかないし…。マークラファロの熱量もひしひし伝わるがアンハサウェイの奥様ぶりもすごい。メークの威力もあると思うが普通の主婦にしかみえん…。

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peanuts

4.5後世に残る大仕事。ノーベル弁護士賞!

2022年1月2日
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屠殺100%

4.5巨大企業の卑劣な隠蔽に戦慄!権力や金の不文律に圧殺される市民は悲惨極める

2022年1月2日
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骨太な社会派ドラマ。しかも40年前にこのウエストヴァージニア州・北部のこの問題の工場のあった近くに住んでいたことがあります。しかしこの州は米国の最貧州の一つで、我々がいた頃も石炭マイニングと森林伐採で段ボール製造がメインの産業でしたが、その後シェールガスでニュースに出る位です。このテフロン有害・発がん物質高濃度工場廃液垂れ流しのニュースは2019年にNHK「クロ現」でたまたま観た記憶がありましたので、まさかこの舞台がウエストヴァージニアだったのか!と頭を殴られるような気がしました。「クロ現」以後日本では全くこの手の報道がされてませんが、この映画は2019年に米国で公開されるも日本ではこのタイミングまで遅れたのは、環境条約のためだと思います。オハイオ州の境付近に確かにドイツ系移民が多い寒村がありました。(ワシントン工場はこの辺り)巨大な権力が温和しい住民を虫けらのように扱う、しかも健康被害のデータを密かに取りながら握りつぶす、これは東日本大震災、福島原発被害の我慢するしかない辛さに通じます。因みに私は福島県出身(元薬剤師)、成長した奇形の男性がガソリンスタンドで傷心の主人公と偶然出会うシーンでは涙が止まりませんでした。ウエストヴァージニアの風景の町並み、牧場などは我々の当時と何ら変わらない、まるで時間が止まったような何も変わらない映像でしたので、本当にこのエリアは置いてけぼりなんだ、何も産業がなくてヂュポンの工場が出来たことで一時は城下町化し住民も喜んだのかも。蔑称される無力な住民自身が”金”で右往左往させられるのも、米国の底辺をあぶり出した本質を見事に描いていたように思います。構図が明確で淡々と話が進められるので一気に鑑賞できましたが、持つ者と持たざる者の酷い仕打ちの恐怖、寂れるしかない打ち捨てられる田舎の惨状は、現在の我々への大きな警鐘を鳴らしていると思います。それにしても農場主の俳優さん、良かったです。

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がんぴずり

4.0まだ続いてる

2022年1月1日
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剥がれたテフロン加工のフライパンは危険と知っていたが、あれもこれもテフロンが入ってたなんて知らなかった。
水俣といい、いつの時代も同じやね。

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Oyster Boy

4.0大企業を相手に戦う弁護士の奮闘ぶりは途中から応援せずにはいられなか...

2022年1月1日
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悲しい

興奮

幸せ

大企業を相手に戦う弁護士の奮闘ぶりは途中から応援せずにはいられなかった。今も続く裁判。テフロンの恐ろしさも知った。

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Yoshi K
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