「煮ても煮つかぬテフロン加工」ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男 梨剥く侍さんの映画レビュー(感想・評価)
煮ても煮つかぬテフロン加工
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おそらくこのような卑劣で姑息な隠蔽は、アメリカの一企業に限ったことではなく、日本でも、さらには世界中で鉄面皮(!)に行われていることなんだろうと。本件のように何かのきっかけで明るみに出ないと、住民は水面下(!)でじわじわと蝕まれて、取り返しのつかない状態になってから社会問題化するのだ。
マーク・ラファロは「スポットライト」とも共通する正義感あふれる役柄だが、あまりにも自らの家庭と健康を犠牲にし過ぎで、いたたまれない。よくわからないが、控訴というわけでもないのに、ひとつの訴訟にこんなに十何年もかかるものなのだろうか。
映画の帰りにデパートの台所用品売場に寄ってみたが、未だにフッ素樹脂コーティングのフライパンはたくさん並んでいたのだが…。
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