「愛のかたちと独身を貫くということ。」ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語 エクさんの映画レビュー(感想・評価)
愛のかたちと独身を貫くということ。
なぜ自分はいまだに独身なのか。
なぜ独身女性に迫られると逃げるのか。
すこしでもいいなと思った人を誘わないのか。
ずっと、自分には勇気がないだけと思っていた。
最近は怖いんだな、と思っている。
自分の自由がなくなること、相手を幸せにできないんじゃないかということ、ずっと大切にできる自信がないこと…。
そして今日、この映画を観てちょっぴり気づいてしまった。
自分の女性の愛し方はちょっぴり変わっているのかもしれない…。
この作品ではいろんな愛の形が描かれている。
四姉妹の愛の形、父母の、登場人物たちのその違いはやっぱり大変に面白い。
長く読み継がれる理由もわかる気がした。
そして、ちょっぴり落ち込み、ちょっぴり元気が出た。
ジョーが独身でいることを模索する場面も大変面白いのだが、この物語にあっては独身でいることを模索する人間は昔からいたということ、そのこと自体は新しくもなく、人間たちの人生との格闘として昔からみなが苦しんできたこととして描かれていて、それもきっと一つの真実であると思った。
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