「パク・ソジュンがすべて」ディヴァイン・フューリー 使者 りらさんの映画レビュー(感想・評価)
パク・ソジュンがすべて
エクソシスト系映画としての目新しさは、悪魔祓いに身を投じるはめになる主人公がプロのMMAトップファイターという設定。かくいう自分もそこに釣られて観たわけですが。
釣られた甲斐あって、ファイター役のパク・ソジュンがめちゃイイ。終盤、闇の司祭との対決に向かう時、鍛え抜かれた肉体に(しかも素肌に!)黒い僧衣を纏い、バイクに跨るシーンは溜息もののカッコ良さ。
とはいえ、ストーリーも、悪魔祓いの描写にも特筆するようなところはなく、作品として面白いかと言われたら、ちょっとなぁ。つっこみどころもかなりあるし。闇の司祭やその軍団がどうして肉弾戦に付き合ってくれちゃうのか、とか(武器ほぼ不使用)、市井の人々に悪魔を憑かせるにしてもターゲット選定理由がまったく分からないしペース遅すぎだし、とか。
あまり怖くないホラーアクションを観たい、あるいはパク・ソジュン好き,という人向けの映画ですね。私の星も全てパク・ソジュンにつけた分ですw
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