劇場公開日 2020年8月14日

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「宗教色は強め。選ばれた男の壮絶な死闘!!」ディヴァイン・フューリー 使者 門倉カド(映画コーディネーター)さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5宗教色は強め。選ばれた男の壮絶な死闘!!

2021年1月2日
PCから投稿

悲しい

怖い

興奮

【賛否両論チェック】
賛:神を信じることをやめた主人公と、ベテラン神父との悪魔祓いが、まるで一種のバディ・ムービーのようで、痛快かつハラハラの連続。主人公の成長も見どころ。
否:ホラー映画のような描写が多く、グロシーンも多いので、苦手な人には向かない。展開もかなりのご都合主義で、宗教色も強いため、好き嫌いは分かれそう。

 父を失った悲劇から信仰を捨て、憎しみを糧に生きてきた若き主人公が、ふとしたきっかけで“悪魔払い”の力を得て、ベテランの神父と共に闇の組織に立ち向かっていく様は、ある種のバディ・ムービーのようでもあり、観ていて痛快かつハラハラさせられます。
 ただ、どうしても内容的に宗教色が強いのと、ホラー映画のように驚かせるシーンや、グロテスクなシーンが多いので、その辺りでの好みは分かれそうなところです。
 展開も結構ご都合主義ではありますが、緊迫のアクションも満載ですので、気になった方は是非。

門倉カド(映画コーディネーター)