「戦争ばかり、後は、終末旅行だね。」バトルフィールド クルーティの戦い マサシさんの映画レビュー(感想・評価)

戦争ばかり、後は、終末旅行だね。

2022年3月8日
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血を流さすして、自由は勝ち取れない。

今の状況を考えると、ウクライナ人の心情は分かるが、この映画で、ここまで予言してしまうと、今の争いに裏があるのではと勘ぐってしまう。だいたい、大佐が今の大統領にそっくりって言うのが、どう解釈したら良いだろう。ある意味、予測された事なのかなぁ。しかし、
日本に置き換えてみれば、ここでの学生達は特攻兵って事。だから、
映画はウクライナ人のナショナリズムを煽る話でしかない。

しかも、100年も前の話。未だに同じ事をやっている。人類は平和な高度文明は持てないんだね。共産主義は終焉し、資本主義ももうすぐに終焉する。後は、闇だけ。終末旅行だね。ジョン・レノンのイマジンなんて夢のまた夢。

だいたい、自由って何なんだ。そこから、考えないと駄目じゃないかなぁ。僕が今のウクライナの男性だったら、やっばり、逃げる。なんと言われようと、逃げる。そう、自由に向かって。それが、自由への戦いじゃないかなぁ。

ウクライナ人をコザックの子孫と単純にとらえるのは誤りだと思う。確かにこの映画の通りに、ウクライナのコザックとロシアのボルシェビキは対立しているが、それは政治的な対立であって、住民全てがコザックの子孫と言う訳でない。
今のウクライナに住む人々は、ユダヤ人や白ロシア人やポーランド人やロシア人、そして、ウクライナ人の混血と考えた方が間違いない。もし、単純にウクライナ人全てが、コザックの子孫と仮定した場合、彼等は第二次世界大戦中にナチスドイツに加担している。ユダヤ系も多いのだから、全てのウクライナ人が、コザックを許す訳がない。(日本人が全員サムライでないのと同じ)だから、ここでコザックを出すのは、アナクロであり、なにかの意図を感じるのである。
たが

しかし、

兎も角、
ロシアは間違いなく、侵略をしている。

追伸 レナード・バーンスタインもスティーブン・スピルバーグもユダヤ系ウクライナ人の移民。プロコフィエフもユダヤ系ウクライナ人となると、僕はウクライナの人達が大好きと言う事になる。また、ウクライナに良い影響を与えたユダヤの血は、コザックのそれよりも大きいと考える。勿論、ウクライナとロシア、コザックとユダヤの区別なんて付かないが、どちらも、高い芸術を持った民族だと思う。冷静に対処してもらいたい。ジョージ・ガーシュウィンはユダヤ系ロシア人だった。

おまけ
今回の侵略を簡単に解決する方法。
ロシアがNATOに加盟すれば良いのだ。

マサシ