「映像の美しさ、音響の素晴らしさで、全く古さを感じさせない。」地獄の黙示録 ファイナル・カット mac-inさんの映画レビュー(感想・評価)
映像の美しさ、音響の素晴らしさで、全く古さを感じさせない。
映像の美しさ、音響の素晴らしさで、全く古さを感じさせない。
やはりCGでない映像は迫力はあるし、何より何が起こるかわからないドキュメンタリー的な面白さがある。
公開時にオリジナルバージョン(ラストが、カーツ王国が火に包まれる)を鑑賞、7年前の「午前10時の映画祭」でも同じバージョンを鑑賞している。
「特別完全版」をレンタルで見た記憶があるが、今回見てみてあまり覚えていないことに気づいた。
「ファイナル・カット」は、「特別完全版」より20分短い182分のバージョン。
編集もちょっと違うところもあるのか、同じシーンでもオリジナルバージョンとニュアンスの違いがあるように思った。(もしかすると、私の記憶違い?)
「ファイナル・カット」は、この名作の全体図を見る意味でもとても価値があるが、映画的な面白さは(特にラストなど)、オリジナルバージョンだったと思う。
(今回より、午前10時の映画祭で見た時の方が興奮した)
映画はやはり省略の芸術なんだな、と納得。
(映画はある意味「見せ方」より「いかに見せないか」が勝負。「セブン」が好例)
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