「狂気の今と未来の狂気」地獄の黙示録 ファイナル・カット かずさんの映画レビュー(感想・評価)
狂気の今と未来の狂気
わたし今アラ還を迎えた。
この作品、過去に何度か観ては途中で眠ったりぼんやりと鑑賞。
この年になって、ようやく。
この作品が描く狂気が感じることができた。
サーフィンしたいからナパーム弾で村を焼き討ち。
一般人を無差別殺戮し、生き残りを殺害。
米国はアジア人をナメているのに勝てないジレンマ。
ベトナムより機械化が進んでいた日本に勝ったんだからという奢り
まあ、日本は機械化を自滅したが。
ヨーロッパの敗戦国ドイツのワグナーの音楽を流しながら爆撃する。
我らが世界一だという奢り。
それがまともな世界からあちら側の狂気へ向かっている。
後半、大佐の作り上げた世界。
そこまではわたしの心が追いつかなかった。
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