「初鑑賞、マーロンブランドはさすが。」地獄の黙示録 ファイナル・カット 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)
初鑑賞、マーロンブランドはさすが。
超有名作品だが、初鑑賞。何かに似てるなと感じてたら、以前読んだ「闇の奥」。
調べたらコッポラが参考にしたらしい。
どちらも、超エリートが、魔界の狂気に触れ、次第にそこで崇められる存在になっていた
ところは似てる。そして神秘的で刹那的なところも。
映画では結局ベトナム戦争の狂気を描きたかったんだろうが、小説の舞台は、
コンゴの奥地。そこの野蛮さ、魔界的な恐ろしさを描いていたように思う。
映画では、カーツ大佐の優秀さが強調されてたが、なぜ、現地人の長となったかを
もっとクローズアップした方がよかったように思う。
それにしても、歴史に残る大作であることは感じた。再鑑賞して見たいと思う。
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