「内容が薄い。。。」WAVES ウェイブス ヘルスポーンさんの映画レビュー(感想・評価)
内容が薄い。。。
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登場人物の心境に合わせてスクリーンサイズが変わっていくという仕組みは面白いと思いました。
今のご時世に家族のありがたみ、他者の存在こそ自分を支えるし、自分も他者を支えることができる(妹は被害者として打ちのめされていたが、自分が他者を支えることが出来ると気付いた時に、同時に自分も救われていく)ようなテーマかなと思い、さすがA24スタジオ、良い映画つくるなぁと思いました。
ただ、それにしては家族のエピソードが少ないので家族が崩壊していくことに対する登場人物達の悲しみに私の気持ちがついて行かなかったのと、兄の腕はやばい状態だったのに結局どうなったの?とか、父親はモラハラ完璧主義者だけど兄妹の夜遊びは比較的緩いのなんで?とか(過保護な人なのかそうじゃないのかよくわからなかった。)、こういった細かいところが気になってしまった。
後半の妹のボーイフレンドの父親との確執も、そのエピソードが言葉だけでさらっと説明されるだけ。
こういった家族の繋がりの重要そうな部分が言葉で軽く流されるだけなので、内容がとても薄く感じた。
後は前半から後半に至るパトカー内での主人公のドアップ映像は、赤青の光がチカチカととても眩しく、例の「ポケットモンスター」の事件(詳しくはwiki等で)を思い出して、これは部屋を明るくして画面から離れてみるやつでは?!と心配になってしまった笑
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