劇場公開日 2020年7月10日

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「"Sound & Color"」WAVES ウェイブス 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5"Sound & Color"

2020年7月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

興奮

プレイリスト・ムービーと大々的に宣伝する程、個人的には音楽にインパクトを感じられなかった、最近の含めて聴かないジャンルばかりが流れた要因か?

ラストに"Alabama Shakes"の「Sound & Color」が流れて、好きなバンドの曲がエンディングで、エイミー・ワインハウスは気付かずにスルー!?

凝った映像と場面に合わせた音楽、心を揺さぶられる感動や衝撃を求める感覚で観ていた反面の肩透かし。

将来の夢に一直線で全てが順調な日々から一転、全てが砕け落ちる様が定番とも言うべき分かりやすさで描かれていて、共感出来る若者は国は違えど日本にも沢山いるのでワ。

娘との絆を取り戻そうとする父親が、逆に自分が相談する立場に、複雑な家庭環境の中、二人だけの関係性に涙するが、娘が自分を責めて後悔する場面、あんなムキムキの父親が息子に対し一回吹き飛ばされて断念してしまう情け無さ。

斬新さとは違うが、全てが新しい2020年代の正しく今!を象徴した映画って印象を受ける、日本の中高生は観るべき作品としてお薦め。

大理石の床は危険すぎる、、、!?

万年 東一